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まっしろな私と黒い絵の具


幼い頃、初めて絵の具の色を混ぜ合わせた時、私は後ろめたくなりました。


色はそれ自体で美しいのに、私なんかが勝手な真似をして台無しにしてしまうのではないか。


できあがる色が決して美しくならないと予感していたのでしょう。


なので、今、ナノがしていることも賛同できません。


ナノは私になりたいそうですが、私ってそんなに価値があるのでしょうか。


JKだから? 可愛いから? 誰も愛したことがないから?


私は既に死んでしまっています。しかし、過去は積み重なって、強大な力を持ちます。


ナノはとても純粋で強い子です。それにもまして寂しい子です。それを知っているからできる限り協力してあげたい。


西野陽菜に生まれ変わるために、私の記憶が必要ならば、お手伝いするのも悪くないのかもしれません。


あれ、最初と言ってることが矛盾してますね。

 

賛同しなくとも協力はできるものです。未来ちゃんが好きでもない人と一緒にいて平気な顔をしているように。


よく言うじゃないですか。結婚するなら、愛する人より無難な人。


余計な色を混ぜるからいけないんです。どうせ最後は真っ黒になるんだから。


何者もよせつけない黒になるために。 

 

全部、言っちゃうね。


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