中二病講座『地球政府』は永遠に有り得ません!!(2)
前回の続きです!
この様に古来より地域間格差は有ったのですが、 これは、現在の経済学でも同じで、インフラ(高速道路や鉄道や空港や港)が豊富で更にインフラ整備し易い地域と、インフラが貧弱で更に山が多くて地理的にインフラ整備し難い地域では、地域間格差が出来ますよね?
そこへ、グローバリズムにより、地域間のどうしようも無い地形的な問題などを無視して、「統一国家に成ったのだから、後は勝手にどうぞ(笑)」何てやられたら、当然地形的に不利な国は、ドンドン荒廃して行きますよね?
ましてや地形的に不利な地域から、人がドンドン豊かな国に移動してしまいます
すると今度は、豊かだった国が、物資の不足や雇用の限界(仕事が無くなる)などから荒廃し、その地域の住民から不満が出始めますよね?
すると、その豊かな地域の治安が悪化し始め、世界全体が貧困化して行きます!
これが【グローバリズム】の最大の問題点で有り、最初は儲かっていた一部のお金持ちも、必ず限界を迎えて貧困化し始めます
ようするに、グローバリズムを喜んでやっているお金持ちや企業は、【自分の手足を食うタコ(いずれ自分も貧乏になるのを知らずに金儲けに走る)】と同じなのです(笑)
つまり、『地球統一政府』が、世界的な人や物や金の移動を管理し、地域間格差を公共投資によって無くさなければ、絶対に『地球統一政府』は実現出来ません!!
しかし、現実の世界は、ニュースでも分かる様に戦争が絶えませんし、アフリカの貧乏な国と日本では、生活水準に雲泥の差が有りますよね?
したがって『地球統一政府』は、実現不可能だからこそ、人類が夢見るのではないのでしょうか?