『日本の正義』と『中国の正義』
日本と中国は、実は昔からあまり仲が良く有りませんでした!
それこそ『魏志倭人伝』の時代から、卑弥呼[姫巫女の当て字と言われている]、つまり卑【いやしい】弥【やつ】呼【とよぶ】と言う当て字をする程、バカにして居たのです
元寇の時代は言うに及ばず、日本と中国は常に反目[互いに嫌う]し合っていたのですよ?
さて、そんな日本と中国ですが、日本から見れば悪に見える行為でも、中国からすれば正義に成る行為は沢山有ります
例えば、尖閣諸島の領海侵犯にしても、中国からすれば第二列島線と言う、アメリカとの戦略的位置取りから、必要だからやっているのですし、沖縄や台湾を侵略しようとするのも、アメリカとの軍事的優位を得たいが為です
北朝鮮が、核ミサイルを作ったり、軍の増強を優先するのも、外交を有利にしたり、軍事的に不利に成らない為と言えます
特に北朝鮮は、北朝鮮から見て敵に囲まれていると考えていますからね?
モチロン、日本から見れば明らかな侵略行為や敵対行為ですし、国際法から見ても、中国や北朝鮮の行為は間違ってはいます!
しかし、中国や北朝鮮からすれば、自国を守る為には当然の行為ですし、中国や北朝鮮からすれば、国際法の方が間違っている事に成ります
この様に、『正義』や『悪』などと言う考え方は、それぞれの立場によって、コロコロ内容が変わってしまう物なのです
日本から見れば悪い行為でも、中国からすれば『当たり前』な行為になってしまうと言う事です!
だから中国は平然と、尖閣諸島にも領海侵犯しますし、北朝鮮は核ミサイル開発を止めません
ですから、『絶対の正義』や『絶妙の悪』などと言う物は、この世には存在しません!!
『正義』や『悪』と言う物は、それぞれの立場で変わってしまう物なのです
ですから、本当の意味において『友好関係が作れる国家』は有りません!!
世界中どんな国家でも『ゼロ(0)』です!!
外交とは、他国と永遠にモメ続ける物なのですよ?