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夢銃  作者: 早月迅哉
2/3

ー第1章ーハジマリ

続きです。

「はぁ……。疲れた」


迅は鞄をドサッと置き、貰ったクマのぬいぐるみを鞄につけた。


「迅、ケーキ作るぞ」


雫石が迅にそう言うと、迅は重い腰を上げて立ち上がった。


放課後は、何故か先生に雑用を言いつけられる迅だが、本人は役に立っていることが嬉しいらしい。


自分が存在していることに意味がある。だから、毎日頑張れるのだ。


小・中は休みがちだった迅が少しでも成長していることに、両親も安堵している。


そんな迅も、今日で18歳


また新たな人生を踏み出そうとした


今日は"ある意味"、忘れられない日になる事を4人はまだ知らない。







続きます

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