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グラマド村を出発した。

 グラマド村でも村長宅に泊めてもらい、次の日に店を開いた。

 ここでは硬貨で買われていた。街が近いからだという。


 私とアルディクはいつも通りに囲まれて、質問攻めにあっていた。

 主に、私は少年たちに、アルディクは少女たちに囲まれていた。


(なんでいつも、恋人がいるか訊くんだろう…)

 初めて会った人には、当たり前にする質問なのだろうか?恋人なんて、旅に出るまで考えたこともなかったのに。


 父たちが店を片付け始めると、私たちも、子供たちの相手をやめて手伝った。それでもまとわり付いてくる少年がいて、ハッキリ言って邪魔だった。


 出発の時も、少年たちに囲まれた。…うっとおしかった。


 村を出ると、来た時とは別の意味でホッとした。


 次はようやく、マゼンタの街に着く。



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