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【え?僕が破壊神?】  作者: 雷獅
第一章 破壊神 召還
6/11

第4話 勇者の決意

今回は次回の前振り的なものです。

また性的描写が若干ですが含まれて居ます


作者が未熟なため、主にツンしかない魔王の娘が書けませんでしたので

キャラ設定を変えさせていただきました。

ツンに期待されていた皆様、本当にすみません。

「おかえりなさい、ラウス。

魔王は無事に倒せたようね」


イリスは何の疑いも無く言い切った。

なぜなら今まで魔王に立ち向かってダンジョンに行った人は皆帰ってこなかったからだ。

つまりダンジョンから帰ってきたということは普通魔王を倒したこととなる。

・・・ラウスの様に例外もあるが。


「ただいま、イリス」

ラウスはそう言って出迎えてくれたイリスに抱き付いた。


「早速だが大切な話がある、飲み物を持って俺の部屋に来てくれ」


「? 分かったわ」

イリスは一瞬戸惑った顔をしたがすぐにキッチンに向かい

ラウスは自分の部屋へと向かって行った。


『コンコン』

「入るわよ?」


部屋の中には普段滅多に見せない真剣な顔をしたラウスが椅子に座っている。

「そこの椅子に座ってくれ」


「ラウス、話って何?

相当大切な話みたいだけど・・・」

イリスは椅子に座りながらラウスに聞いた。


「あぁ・・・結果から話すが・・・

俺は後3日以内に死ぬ。」


「・・・え?い、一体どういうこと!?」


「実は・・・俺は魔王に勝ってなんていないんだ。

魔王と戦うどころかダンジョンに居るスライムにやられた。

自分でも情けないと思う。


普通だったら俺はそこで死んでいただろうし、こうして帰ってこれなかった。

だが魔王は何を思ったか、俺に3日間与えた。お前に挨拶をしてこいって言ってな。

癪に障るが俺はその提案にのることにした。

3日間を過ぎれば俺は魔王の『呪い』よって殺されることを条件に。

確かに『普通に』3日過ごせば俺は死ぬ。だが俺は『普通に』は過ごさない。

だから俺は・・・もう1回魔王に挑む。

でもスライム相手じゃ俺1人だと返り討ちに合うだろう・・・

だから・・・頼む!イリス、力を貸してくれ!」


「ふふっ、そんな事ですか」

イリスはにっこり笑ってそう言った。


「おま、そんな事って・・・」


「だって私はあなたの恋人ですよ?

最愛の人が窮地に陥ってるのに助けないわけが無いじゃないですか。

それに魔王を倒したら呪いがとけるかもしれないですし・・・

もちろん一緒にお供させていただきますよ」


ラウスはそのままイリスに抱きつき

「イリス・・・本当にありがとう・・・」

耳元でそう呟いた。


「さて・・・こんなしんみりとした空気ではあれですし、お食事でもいかかでしょうか?

魔王との戦いの準備はまた明日にしましょう。

あ、後今夜は一緒に過ごせる最後の夜になるかもしれませんし・・・その・・・」


「あぁ、もちろんそのつもりだ」

ラウスは頬を赤らめるイリスの頭を撫でながらそう言った。


夜、ラウスとイリスはベットの上で互いの愛を深め合った。


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~



僕は体に走る刺激によって目が覚め

ゆっくりと目を開けた。


すると、そこには顔に白い何かの液体がかかってしまっている美女がいた。

いや、ここは美少女といった方が正しいかもしれない。

それも世界中の美少女TOP5には入るぐらいの。


「やっと目が覚めたの?あ、これは『起こすために』やっただけだからね?」

美少女はそう言いながら僕の股間のあたりを指差してきた。


僕はその言葉と指先の物に気づき、何のことか把握してしまい

同時に僕は背徳感と顔から血の気が引いていくのを感じた。

「あぁぁ・・・僕は・・・僕は一体何を・・・」


凹んでいる僕にその美少女は話しかけてきた。

「だから、これは『起すために』こっちが一方的にやっただけだから気にしないで。」

「き、気にしないでって言われても・・・」


「あぁもう!うるさいわね!

私が気にしなくていいって言ったんだから気にしないの!

それより早く起きてお父様おために働きなさいよ!」

「お父様・・・?」

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

「あぁ、そういえば、まだ言ってなかったかったわね。

私はあなたを召還した魔王様の娘のエルアよ」


「・・・え?」


「じゃぁ、私はあっちの部屋で待ってる片付け終わったら

『ダンジョンについて』用事があるから来てちょうだいね」

しばらく呆気に取られたがその現場を見ているのが恥ずかしかったため僕は片付けを始めた。



片付けがやっとのことで終わり、着替えたりもして僕は隣の部屋に向かった。


「か、片付け終わりました~・・・」

「ん、ご苦労様~」


「で用事って何用で?」

「ん~・・・一言で纏めると・・・

今日から貴方のサポートをする事になったわ。

しばらくの間は私が面倒みてあげるわ」


「(纏めすぎな気が・・・

あれ?、確かアルがサポートしてくれるんじゃなかったっけ・・・)」

「ねぇ、アル「お父様を呼び捨てにしないで!」・・・魔王は「様付けて!」・・・様はどうしたの?」


「お父様は『あなた』と違ってとても忙しいの。

魔王としての仕事で勇者が攻めた時に

その勇者を倒したか、逃したかとか色々と報告しなきゃいけないのよ。

で今回は貴方を召還したことも含めて報告に行ってるから少し時間がかかるの。

その間私がサポートする事になったのよ。分かった?」


「なんとなくだけど大体分かったよ。ありがとね」

「別に構わないわ、お父様からのお願いだもの」


「そ、それと・・・さっきのあの行為は何の為に・・・?」

「そういえばまだ説明がまだだったわね。」

私は淫魔という魔族だから『生きていくために』精を摂取しないといけないの。

だから今後も私が『生きていくために』よろしくね?」


「(うん・・・何かあれだよね・・・

童貞の僕には嬉しい様な悲しい様な・・・

でもやっぱ最初は好きな人とがよかったけど・・・

それに所々強調してる部分が

心に刺さってる様な気がする・・・のは気のせいだということにしておこう・・・

じゃないとエルア相手に心が持たない・・・)」


「じゃぁ、早速だけどダンジョンを作りましょ。

今のダンジョンじゃ、簡単に攻略されちゃうわ」


僕は引っ張られるような形で、ダンジョンコアまで連れて行かれた

他の作者様の作品を読ませていただいた後に自分の物を見ると悲しくなります・・・


これからももっと精進していたいです。


図鑑更新しました。

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