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【え?僕が破壊神?】  作者: 雷獅
第一章 破壊神 召還
3/11

第2話 人狩り行こうぜ!

テンションが上がっていたので3話も書いてみました。


今回は前回言った様に戦闘回になります。

初めての戦闘描写なのでうまくかけてないですが・・・(汗




~現在のダンジョンの状況~


階層 1階

ダンジョンLv1

(ダンジョンコア)Lv1


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


今このダンジョンには全部で3つの部屋があり

まず2つは入り口から入ってすぐに左右にある。

そして真ん中の通路を通ると

僕や魔王、壺が置いてある部屋がある。

部屋と通路を繋ぐ部分は扉があり

そう簡単には壊れない特殊な扉だ。


「と、とりあえずスライムを左右の部屋に3匹ずつ召還してと・・・」


僕が壺のパネルで操作すると

2つの部屋に魔方陣が浮かび上がり

スライムが徘徊し始めた。


アル曰く扉は対勇者用だから魔物達はすり抜けれるらしい。

またパネルで魔物がすり抜けれないようにする事も出来るみたいだ。


「後は勇者がくるのを待つだ・・・」


《勇者 ラウスがやって来ました!》


「この機械音声はつくづく台詞を遮るな・・・」



「ここが魔王がいるというダンジョンか・・・

でもダンジョンのわりに小さいしなんか簡単に攻略できそうだな」


ラウスは1人で喋りながら

ダンジョンの扉を開け中に入っていった。



~ダンジョンの中~


「なんだよ!いきなり別れ道かよ!」


そう叫ぶのは勇者ラウス。

普通ダンジョンの入り口付近は一本道だからである。


ラウスがどの道を行こうか考えていると

左右の部屋の扉をすり抜けてスライムが3匹ずつ出てきて

サトルに襲いかかろうとしていた。


「はっ!?スライムなんているのかよ!

使いたくなかったけど・・・そんな事いってる場合じゃねぇな!」


ラウスはそういうと静かに剣を構えた。

『トルネード!!』


ドガガガガガガガガ!!


ラウスの周りにいたスライム3匹を巻き込みながら

渦を巻くような動きで魔物を蹴散らしていく。


「えっ!?ラウスまだLv2なのにトルネード使えるの!?」


驚くのも無理がない、むしろ驚くな、という方が無理である

なんせ、ラウスLv2はゲームの中では《自己回復:超弱》というスキルしか

使ってこないはずだったからである。


「と、とりあえずスライムを5匹召還して・・・」


僕がスライムを召還しようとしていると

隣にいたアルが魔物の召還をキャンセルした。


「敦様、よくパネルを見てみてください」


僕はいまいち意味が分からなかったが

言われた通り、パネルをみてみた。

するとそこにはスライム達の攻撃により

だいぶ弱っているラウスがいた。



~敦がスライムを召還しようとアタフタしていた時~


「はぁ・・・はぁ・・・はぁ・・

トルネードで全部倒せなかったか・・・

こうなったら切り伏せるまでだ!」


ラウスはそう言って一番近くにいたスライムを半分に切断する。

すると半分になったスライムは2匹に増殖してしまった。


「まじかよ・・・」

ラウスは力なく呟いた。


「でも俺は・・・俺はあいつのために生き残らないといけないんだ!

うぉぉおおおおぉぉおおお!」


ラウスは鬼の形相でスライム達を切りつけていく。

スライムは切られた分だけ増えていく。

この勝負の行方はあきらかだった。


すると1匹のスライムがラウスの顔にくっつき

呼吸をするための器官を全て塞いでしまった。


「がっ、ぁっ、ぅっ・・・」


遠くなっていく意識の中ラウスは

街にいる最愛の恋人であるイリスのことが頭をよぎった

(ゴメ・・ン、イ・・リス)


『ドサッ』

周りに土煙を上げながら

ラウスは地面に倒れた。



僕はラウスが意識を手放したことを確認すると

スライム達を左右の部屋に戻らせた。



「おめでとうございます!敦様!

早速ですが、あの勇者をどういたしますか?

いつ意識を取り戻すかも分かりませんから」


「ん~、とりあえず牢屋的なところに入れとこうかな

って牢屋ないんだった・・・」


「あっ、そうでしたね

勇者が来るのが思ったより早かったですから

説明ができませんでしたね。

では今は簡単な説明だけですませますね。

まずは壺のパネルでパーツという所を選択してください。

そうすると今作れる部屋等がでてきますので、

牢屋を選択して、設置してください。

設置するとそこまで行く道は自動で作られるので

どこに設置しても大丈夫です。」


僕は説明を受けながら牢屋を選択し、

ダンジョンコアの間から少し離れた位置に設置した。

すると《ゴゴゴゴ》という音と共に

土だったところが徐々に扉の形に変わっていった。


「アル、出来ればラウスを牢屋に持っていって欲しいんだけど・・・」


「了解しました。」


アルは直ぐに気絶しているサトルを連れて来た。

サトルも装備品等で結構な重さがあるにも関わらず

10秒もかけずに帰ってきた。


「は、早いね・・・

重くないの?」


「はい、私はこれでも一応魔王なので

ある程度の事ならできます。

ですが敦様を召還した際にだいぶ力を失ってしまったので

昔よりは少し弱いですが・・・」


僕はアルが現魔王だということを改めて認識した。


「と、とりあえず!ラウスを牢屋に入れとこうか」


そういって

アルと僕はラウスを牢屋に連れて行った。

はい、初めての戦闘回でした。

やっぱ難しいですねw

というかラウスが弱すぎるような気も

しますけど・・・

そのうち強い勇者もきっと出てきますw


もっと精進していきたいなと

思います。


次はラウスを苛める回になると思います。

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