プロローグ
処女作品です。
中々案が出てこなかったので少しゲームを元にしています。
また作者は初心者なので稚拙な文等が多かったり
作文が苦手なのでキャラの話し方が変わったりする事もあります。
指摘等は(作者が凹まない程度に)バンバンしてくださいw
プロローグ?
一人の学生が家へ帰るを道歩いていた。
彼の名前は山本敦。
ほんとどこにでもいる平凡な高校2年生だ。
悪く言えば、特徴がないため影が薄い、というところだろうか。
(早く帰ってゲームやりたい・・・)
僕はそんなことを思いながら道を少し早めに歩いていた。
僕が最近はまっているゲームは「破壊神による魔王のためのダンジョン」だ。
自分は魔王に召還された破壊神となり
土をツルハシで掘って魔物を作り、勇者を倒すというシンプルな内容だ。
ただ土を掘るだけ、という簡単な作業だが奥がとても深い。
(ん~、今日はもう1回最初からやり直そうかなぁ・・・どうせやる事ないし・・・)
といった感じで今日は何をするか考えてるうちに家に着き
鍵をさっさと開けて家に入る。
「ただいまー」
「おかえりー」
と答えるのは今年で46歳になる母親だ。
さすがに40台後半となってるだけあって顔のしわが目立つ。
「今日のご飯も少し遅くなるわよー」
「分かったー」
僕の父親が帰ってくる時間がいつもバラバラなため
夕飯の時間がよくずれる。
僕は母親といつも通りの話をし
階段を上り、自分の部屋に入る。そして布団の上にダイブ。
「今日も疲れたぁ~・・・」
と言いながら手には引き出しから取り出した
ゲーム機を既に持っている。
(さてと頑張るかな。
どうせだったら新しいデータで始めよっと)
新しいデータで始め、最初の破壊神召還の場面を見ていると
途中で前回とは違う画面が出てきた事に気づいた。
その画面には本物の人と間違う程リアルな魔王が魔方陣をかいて
呪文を唱えているところだった。
(あれ・・・、こんな場面あったっけ・・・)
と僕は思いながらその召還する場面をみていた。
そして魔王が呪文を唱え終わり
「破壊神様!おいでください!」
と最後に叫ぶとゲーム機から閃光が放たれた。
「え!?」
僕はその眩し過ぎる閃光から逃れるため目を両手で覆った。
その瞬間体が浮くような感覚に囚われ
意識が飛んでしまった。
「うぅ・・・ん?」
まだ重いまぶたを開けると
そこには一人の男と土で囲われた部屋であった。
「えっ?えっ!?何これ!?」
僕は状況を掴もうとまだ冴えていない頭をひっしに動かしたが
まったく掴めなかった。
側に立っている黒を強調した服を着、THE魔王な男が驚いている僕に突然話かけてきた。
「破壊神様、大丈夫でございますか?」
混乱している僕はやっとこの言葉を絞り出した
「僕が破壊神・・・ですか?」
プロローグということで短めです
次話と次話の次話は説明回になります。