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AIスマホは禁忌でした ~なのにチート扱いで受付嬢がやたら優しい~  作者: 本郷カケル
2章

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【断章:フィオ】希望

 初めて討伐の日は、なんだか不思議な一日だった。


 ウサギ魔獣があんなに寄ってくるなんて、普通じゃない。

 ノアスさんの“声”が何か力を放ってるのか……それとも、ただの偶然?


 魔石の脈も、やっぱり気になる。

 あの流れの整い方は、どう考えても自然じゃない。頑固にこびりつく澱みまで、あんなにきれいに流すなんて。

 でも、ノアスさんのせいじゃない。あの人は、そんなことをしない。


 ……たぶん。


 ノアスさん、今日もよく喋っていた。

 “声”が勝手に喋っているだけなんだけど……あれはあれで面白い。

 つい笑ってしまう。


 それに――あの“声”、最初の日より少しだけ滑らかになっていた気がする。

 気のせい、かな。気のせいだといいけど。


 明日は、一緒に討伐。三日ぶり、かな?

 ノアスさん、まだ慣れてないし……。渡り人って、あんなにおっかなびっくりなんだ。

 危険は少ないけど、気をつけないと。守ってあげないと。


 ……なんでだろう。

 あの人のことを考えると、胸が少しだけ落ち着かない。


 気のせい、かな。


 もう、寝よう。明日は早めにギルドへ行って、もういちどあの魔石をじっくり見てみよう。何か気づくかもしれない。ノアスさんに、あの“声”の力について、何か新しい話ができるかもしれない。

 明日も忙しくなりそうだ。


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