6人の男と一つの決断
登場人物紹介
・大富 翼 52才
階級 ライジングサン 陸上統括指揮長陸将
埼玉県の大宮出身。家の近くに大宮駐屯地があったのもあり、陸上自衛隊に入隊。
その後、抜群の戦略センスを買われ、ライジングサンに入り、陸上統括指揮長まで登りつめた。 趣味は競馬。
ガチャ
「トップ五人を集めてくれ」
と、ドア開けたとたん秘書に頼んだ。
秘書の名前は中島 光。関西大学文学部を首席で卒業し、自宅からライジングサンの本社が近かったこともあり入社。現在は社長第一秘書になっている。
「わかりました。」
彼女はほかの秘書とともに電話をかけた。
社長室
「先ほど、日本国首相から電話があった。内容はアメリカに変わり防衛をしてほしいそうだ。」
社長室の空気が凍った。
「何の冗談ですか、社長」
この空気に耐えられなくなった、この中で一番若い戦略戦術会議長 浜島 浩二
が言った。
「私が冗談を言うかね、浜島君。これは大真面目な話だ。まぁ本当のことを言うとここにいる君以外は話を聞いているのだがね。とりあえず、年1050億円の契約だ。また、この契約でたぶん日本以外から売却された兵器はなくなるだろうから注意してくれ。とりあえず解散だ。あと浜島君は残ってくれ。」
浜島はひとり孤独感を味わっていた。
登場兵器紹介
・DDH はるな ひえい
兵装
5インチ54口径単装速射砲 2基
高性能20mm機関砲(CIWS) 2基
シースパロー短SAM8連装発射機 1基
74式アスロックSUM8連装発射機 1基
68式3連装短魚雷発射管 2基
艦載機 SH-10哨戒ヘリコプター 3機
日本から売却された船。修理改装し現役。国産哨戒ヘリSH-10を運用できる