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一枚の紙と一本の電話
まだ民間軍事会社は出ません。
2012年9月16日 日本 首相官邸
「とうとう来たか…」
時の首相 袴田淳也は一枚の紙を見て立ちつくした。その紙には
『貴国との同盟を破棄させていただく。 アメリカ合衆国大統領ハリス・クリントン』
2009年以降、アメリカとの関係はギクシャクしていた。民主党がアメリカに対して強く当たった為である。小沢幹事長に至っては「なぜ、アメリカとつき合うのか。私にはわからない。」と言ったほどである。
「では前々からの計画でいいですね。首相?」
と言ったのは防衛大臣大戸正樹である。
「そうするか…いやするしかないか。」
そう言って、電話のダイヤルを押した。
いかがでしたか。次に民間軍事会社が出ます