背番号1
僕はこの背中よりもかっこいいものを知らない。
期待を背負い、その期待に応えてきた背中。
いろいろな仲間が去る中、あなたは僕らのことを好きと言ってくれる。
やればできる。
できるよやれば。
その言葉が示すように、期待をする僕らに応えてくれる。
悲しみに暮れる中、それを振り払うようにあなたは応えてくれる。
男が惚れる男。
僕はあなたを見て、かっこいいとは、貫くことなんだと知る。
派手さはないかもしれない。
でも、僕が世界で6人しかいない、かっこいいと思える人。
ありがとうはまだ言わない。
その言葉の出番はまだ先のことだと知っているから。
あなたが輝き続ける限り、僕はその背中に惚れる。