登校2「幼じみの思い」
俺は2年前のことを思い出す。
俺は彼女に告白したが、彼女はそれを断り、今までの関係が壊れることを怖がった。
だから、
俺は彼女の要件を飲み込み、幼馴染のままでいることにした。
そんなことを思い込んでいると、左耳の近くて彼女は顔を近づけふぅーと息を吹き込きこむ
俺は唐突のいだずらに驚き
「うわっ」
と変な声を出してしまう。
隣を見ると彼女は俺を見つめ、寂しがっているような透き通った声で、
「何考えているの?もう〜四葉に構ってくれないと四葉怒っちゃうぞ!」
どこかジブリらしきセリフを吐くと、彼女は左右に揺れながら、ブレザー付きで膝までかかったご自慢のスカートを揺らし、俺に指をさして元気よく言う。
「さて、今からクイズです〜今日の私はどこが違いますか?間違えると罰としてジュース10本奢ってくださいね〜」
いや、ペナルティ重すぎる!後、急にクイズが始めるな!
そんな事を思いつつ、彼女を上下隅々見る。
改めてよく見ると彼女は本当可愛い、黒く艶のある髪、長いまつ毛、そして整った顔立ちに筋の通った鼻。
実際、こいつは学校でも人気がある。何度も猛者達が告り、敗れ去っている。自分もそうだか…
そんなくだらないことを考えていると。彼女は俺に唆すように言う。
「ほ〜ら〜またぼうとしている。残り10秒ね、それまでに答えれないとジュース10本ね。」
いたずらっ子の声で俺は現実に引きと戻される。
やべぇ全く考えねぇ!俺は焦りながも答える。
「え、えーと。ヘアピンかな?」
そう言うと、俺は恐る恐る彼女の表情を伺う。
すると、
彼女は笑顔だが少し残念そうだけど明るい声で
「残念でした〜答えはリップを変えたのでした。では、鈴木隼人くんには罰としてジュース10本お願いします!」
「いや、罰としては重すぎる!だいだいリップっていうのは本当にわかんねぇって!」
「むぅーそんなこと言うと〜シュース20本になるよ?」
「わかったわかった。もう言わない、だけど、今日昼に購買でパン買うから許してくれ。」
「しょうがないなー許してあげるっ」
ご機嫌そうに天然な彼女が言うと。俺は安心する。
しかし、その安心も束の間である。 彼女は俺に興味津々で聞いてくる。
「ねぇ、隼人ってVTuberなれたの??」
「へ?」
唐突な質問に俺は返事できずいた。
☆☆☆☆☆を★★★★★にお願いしますm(_ _)m
作者のモチベーションと投稿頻度が上がります。
後、6話を2つに分けて投稿することにしました。
本当にに申し訳ありません。
ご了承ください。