それぞれの視点
白銀悠斗視点
友人キャラごとく白銀悠斗は自分の部屋でスキップをしながら心を躍らせる。
「あ〜ようやく物語が動き始めた。これで俺は友人キャラを全う出来る。」
顔を紅潮させ、彼はなにかに拝むように言う。
白銀悠斗は決して友人キャラなどに収まる器ではない。
彼は小さい頃からスポーツ万能勉学も一通りできる。
何より
イケメンである。
そんな彼は自分が中心になることに飽きたのは小学生の頃。
彼はRPGに出てくるようなモブやストーリーで場面説明するモブや髪で顔を隠した友人キャラなどに憧れを抱いた。
そして
ちょうどその頃から彼は鈴木隼人に出会い、興味を持ち始めた。
あの日
鈴木隼人は渚のために心音に怒る現場を白銀悠斗は影で見ていた。
そして
白銀は確信する。彼こそが自分を友人キャラに仕上げる最高の主人公であることを。
そこから、白金はずっと鈴木隼人のことを付きまととい、最終的には友人(仮)になれた。
白金は今までの苦労を思い出すが、今日のことに心酔する。
これで、鈴木隼人というストーリーが始まるんだな。
白銀は感慨深く思う。
今日のカラオケもそうだ。
あれを仕組んだのは間違いではなかった。
まさか、あいつが俺に鈴木隼人と一緒にいたいと頼んで来るとは思わなかった。
でも、結果はオーライ。鈴木隼人は彼女と付き合えた。これでもっと楽しくなるだろ。
変な笑みをもらす自称友人キャラ白銀悠斗出会った
しかし
彼は鈴木隼人の事を思い出し、少し顔を顰める。俺の主人公はほんとに鈍感だな、彼女があんなに近づいてきたのに気づかないとは……
まぁ、いづれ気づくだろう……
そんな事を思いながら白銀は唯一持っている鈴木隼人の写真を見る。
天野希視点
恥ずい、恥ずい、恥ずい、恥ずい
天野希は両手で顔を抑えながら、ベットでコロコロする。さっきの鈴木隼人との会話を必死に忘れようとしているのだ。
なんで私いつも彼の前では素直になれないだろ
天野は後悔する。
やっぱり私ってダメなのかな、
でもここで頑張らなくちゃ。
そこでも、天野はにへへとだらしない表情を浮かべる。
でも、今日から私が隼人くんの彼氏か〜
そんな事を思い、今日隼人から貰ったヘンテコペンギンのぬいぐるみをぎゅうと抱き、また、ベットでコロコロし出す、
だけど、彼女は喜びの笑みを浮かべているが、目には涙を流す、
「もう〜はやとのバカ、鈍感キャラでもやっているのかしら、なんで気づかないのよ。、」
そう言うと彼女はタンスの上の写真を見る。
そこには幼い頃の隼人と可愛いらしい女の子が写っている。
まぁ、いずれわかるだろうから今言わないとこ〜
そんな事を思いながら彼女はこれからの日々に思いを馳せる。
渚四葉視点
許さないわよ、今更出てくるなんであの女、何考えてんのよ、
渚は見た
鈴木と天野が一緒ににカラオケに行くところを、
そこからずっと鈴木に付けていくと、彼女は信じられない光景を見た。
鈴木隼人が告白されるところを……
彼女は指を噛み締めて、地団駄を踏む、
許さない、許さない、許さない、許さないわよ、天野希、いや、
「心音……許さないわよ」
彼女は唯一心を休める場所、鈴木の写真が多く貼り付けられた薄暗いところで彼女は決意する。
あの女を隼人くんから引き離れさせるわ。幼じみである私が許さないわよ。
そして、彼女は策を企てる。
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