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学校1「カラオケに行く」

いつも通り学校につき、決まった席に座ると、俺はVTuberに関する本を開き読み込むと、

バシッ

後ろから思いっきり背中を叩かれる。

イッテェな!と思い、後ろを見ると、いかにもチャラそうなセンター分けしている元気の溢れる高校男子が居る。


「うっす!今日も元気にしてるか?」


顔に合わせて表情をコロコロ変えながら話す彼はおれが中学の時の同級生である。社交性が高く、全1のコミュ力を持つ。

そんな彼が――――――

何故か周りと関わりを持たない俺に関わろうとするヤベェやつである。


「なんだよ、朝からうるせぇな。」


俺は毎日この例文を彼にNPCの如くに言う。


「別にいつもの事じゃん、そろそろ慣れようぜ!相棒!」


爽やかにグッドのサインをする彼を見るとアホらしくなり、彼を無視する。

空中を見つめる俺に、彼は手を俺の目の前に出し、フリフリさせる。

そんなの気にせず。俺は本を読む。


「おーい聞いてんのかー?」


彼は不思議そうな顔をしながらおれを覗き込む、数ミリ程度のところまで行くと俺は耐えられずに言う


「邪魔だ、どけ」


彼は目を細め、ニヤニヤしながら言う、彼は


「なんだよー冷たいじゃんか〜」


「お前、かまちょか?」


実際、こいつは本当に俺にちょっかいをかけるのが好きだ。

だけど、理由は未だにわからん。

彼に俺にいつも構う理由を聞くとだいだい理解不能な返事しか帰ってこない


「もしかして今日もちょー美人の幼なじみと登校したの?主人公じゃん〜」


陽気に言う彼に俺はめんどくさそうに言う。


「それで、お前もしかしてあいつに気があんの??」


彼は目を細め、俺を見る。


「そうじゃないよ。俺はお前に興味があるぜ。」


俺は初めて全身に鳥肌が立つことを感じた。男から聞きたくも無い言葉を聞いて俺はゾッとする。俺は新人類に目を向けたように少し引きながら言う。


「わ、悪いが俺にはそういう趣味はないぞ……」


「違うよ、少し勘違いしてるな、お前。」


彼は片目をつぶり説明する。


「俺はお前は将来何かでっかい事をやると見込んでいるんだ。だから、お前の近くで友人キャラとして見届けたいんだ。」


「へ、へぇー」


だ、ダメだ理解出来ん!

俺は脳をフル回転されるが、結局こいつが何を言いたいのかよくわからなかった。頭を傾げる俺を見て彼は少し困ったように言う。


「俺はRPGのモブキャラとかに憧れてんだ。だから、現実でもやりたくて、お前みたい個性のあるやつの友人キャラなって楽しみたいんだ。」


「お前、大丈夫か?」


俺は心配そうに言う。

こいつは最初は結構良い奴だなって思ってたけど結構ヤバいやつかも……俺みたいな没個性のやつに興味があるとか言うし、ゲームの話し出すし、ほんとによく分からん。

そんな事を思っていると、彼が続けて言い出す。


「まぁわかって貰わくてもいいんだ。そういえば、お前カラオケ行かねぇか?ずっと毎日誘ってるからそろそろ来いよ。まぁ、それでも来ないのがお前だもんな。」


「いや、行くよ。」


「ええ?!来れる?」


彼はそれを聞き、瞠目する。


俺は彼に少し照れくさそうに言う。


「まぁ、いつも断っているから今日は特別に行ってみるよ。」


「やったぜ。他にも何人か来るけど構わないか。」


「え?それは構うよ。」


「いいや、大丈夫だってお前ならすぐに馴染むってじゃあ今日の6時に〇〇〇ねこでな。」


そう言って早々と去る彼。俺は彼の後ろ姿を見て焦る。


「ちょっとおい!」


声をかけるが、スタスタとどこか行く彼を見て俺は自分の天命を悟る。

行くしかないかーどうせー2時間くらいで終わるだろ、そこまで耐えるしかない。


そんなことを考えていると俺は後ろに視線を感じる。

金髪のロングヘアを持つ美少女がこちらを見つめて来る。

振り返って見ると彼女は分かりやすく視線をずらす。

俺は疑問に思う。

彼女の名天野希

いわゆるパリピのグループに属する人間である。

決して、俺とは相容れない存在である。

そんな彼女が見つめて来た。

まさか!



俺をいじめる気だな……

やはり

高校デビューしてからずっとラノベや漫画を読み続けている。

そろそろオタクポジションが固まってしまう高二で、俺をターゲットに定まってしまったのか?

よく漫画でパリピ達がオタクをいじめるシーンを思い出す。

い、嫌だ!俺の高校生活が真っ暗になる。

頭を抱えながら―――

俺は暗い気持ちになるが、それを今日のカラオケで発散することを決めた。



カラオケに着くと、俺は今いる状況に驚いた。俺を含め男子4人に女子4人で半々で対面している。

えっ?もしかしてこれって合コンみたいなやつ?


「ねぇねぇそこの男子名前教えてよ。」


1人のパリピが言う。

俺は上手く話せずに脳がフリーズする。


「あ、あ、あ、鈴木はやーーーっす」

最後は発音できていないけど一応自己紹介を済ます。

周りを見る。

そして、目の前を見ると、俺を睨見つける天野希、

俺はとうとう自分の死期を悟り、天を仰ぐ。

そこから地獄のカラオケが始まった。

良かったら☆☆☆☆☆を★★★★★にしてくれると作者のモチベーションと投稿頻度が上がります。

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