渚視点
私の両親は転勤をくり返し私も一緒に転校を繰り返した。
けれど――――
私は決して活発な性格でみんなとすぐに打ち解けて仲良く離れなかった。
その逆で――――
小学生の私は内気で気の弱いただの普通の女の子であった
「今日転校してきた渚四葉です〜みんな仲良くしてやってね〜」
と脳天気な声で話す先生。
「ほら〜渚も自己紹介お願いね〜」
「渚四葉です……よろしくお願いします。」
私は挨拶するが周りのみんなの反応はイマイチだった。
ぱちぱちと音の途切れそうな拍手出迎えられる。それもそうだ。
確かに
転校生という枠は珍しいが既に5年生になる彼らにとって既存のグループができており、既に新しいメンバーには興味が湧かないのだ。
「では〜渚ちゃんはあそこの席ねー」
こうして―――――――
私はこの学校の一員となった。
最初の時は何人かが話しかけてきたが、口下手の私はあまり上手く話せなくてどんどん疎外にされる。
孤立になった私に1人だけが私に辛気強く話してくれる。
そう―――――――
彼が私の大好きな隼人くんだった。
「ねぇこれ知ってる?最近はやった戦隊ものでめっちゃかっこいいんたよ」
「うん……」
私はあまり興味のないものだったけど彼と話すのはとても楽しかった。
こんな日々が続くと思っていた。
ある日、私は彼女に呼び出される。彼女は私よりもずっと前から隼人くんと仲良くしていたみたいだ。
「ねぇ、あんまり調子のんないでよね!」
甲高い声でツインテールの茶髪の女子が私を突き飛ばす。その観客として3人の女子が私を見る。
「あんた、転校生だからってあまりしゃしゃり出てこないで。」
4人しかいない公園で彼女の声は響き渡る。
「私はなにもやっていない。」
途切れそうな泣きそうな声で言うと、彼女はそれ対して怒るかのように話す。
「嘘をつかないでちょうだい!あんたのやっていたことがわかるのよ!」
そして少し間を置くと、
「あんた、隼人くんの持ち物を引き出しから漁るのを見てたわよ。後、隼人くんの体操服を持ってたよね!あれのことを説明してちょうだい!」
「そ、そんな事してない!」
彼女は手を額に押さえつけると言う。
「もういいわ、あんたには約束してもらうわ、隼人くんから離れなさい。いいわね。」
私はそれだけは嫌だった、だから思わず大声を出してしまう。
「嫌よ!隼人くんの隣にいるのは私!」
「いい加減にしなさい!あんたが隼人くんに何をするのか分からないから危ないのよ」
そして、彼女は私を組み倒し、首を十字固めで締め付ける。
周りの女子はそれを止めようともしない。むしろそれを楽しんでいたかのように見えた。
「いいわね、あんた!ちゃんと言うこと聞かないと気絶させるわよ。」
「絶対に嫌よ!」
「もう、しつこいわね。」
だんだんと酸素が肺に行き届かなくなり私は気を失いかける。
すると、意識が溺れながらも隼人くんが駆けつけくれるのを見る。
良かった、彼を呼びつけておいて――――
俺は倒れる渚を見る。そして、彼女たちを見る。何か起きたのかを理解する。心音を睨みつけながら声を押し殺して言う。
「なんだよ、これ…心音、お前がやったのか?」
「違うの、これは…」
「お前は前から渚の事が気に食わないのは知っている。だけどこれはあまりにも…」
それを遮るように彼女が言う。
「渚はあんたに何しているのか知っているの?彼女は酷いことしてんのよ!」
俺はただただ彼女が誤魔化すようにしか見えなかった。
「もういい…お前とはもう話すことは何も無いよ。」
「え?ちょっと待つのよ!」
そんな事を聞かずにおれは渚を抱え家へ送る。
その時、渚は思った。私を抱える隼人くんはまるで王子様だった。
そして、私はまるで姫様だった。
中学生になると、
私は彼に思いを伝えられた。
「好きだと……」
私はその時は今までの関係かなくなると思うと思わず断ってしまった。
だけど―――――
彼はそのショックで周りとの関係を持とうとしなくなり私としか関わろうとしなくなったのがなぜだか嬉しかった。
そう思った私は酷い女子なのかな?
いいえ……きっと違うわ。これは彼のことが大好きだからなのよ。
高校になると、彼が変わろうとするのを感じ始めた、なら彼が変わる先にも私が居なきゃと思って私は彼だけの絵師になることを決めた。
これからもずっと一緒だよ。と考えつつ私は彼の後ろ姿を見て微笑む
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ヤンデレにしてみました。どうでしょうか?
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