113/131
2001年8月31日(金)
安愚楽くんと前原のファミレスで会う。
天ヶ瀬くんを失った悲しみは彼も同じ。私たちは、ふたりで絶望を共有し合った。
天ヶ瀬くんの日記を読んで、私は多少驚いていた。まさか■■■■■■■■■■■■■■■■。
だけどだからこそ、私たちはより深く理解し合うことができたと思う。いまとなっては■■する気など毛頭ない。事件には関係のないことだものね。
同じ■■■■■■■■■、力を合わせ、そして必ず、事件のすべてを解明してみせる。
天ヶ瀬くんたちのために。
(筆者注・■部分はマジックで塗りつぶされており判読不可能)