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指風鈴連続殺人事件 ~恋するカナリアと血獄の日記帳~  作者: 須崎正太郎
袴田みなも《はかまだみなも》の日記
106/131

2001年8月22日(水)

 今宿、フライドチキン屋で会議。

 とはいえさすがにチキンは飽きた。ビスケットとアイスティーを注文する。




第4の事件


 2001年(今年)発生

 被害者……御堂若菜(15歳・M高校1年生)


 M高校地下室にて撲殺死体として友人グループ(私たち)が発見。指風鈴。

 安愚楽士弦が仕入れた地下室の情報により、冒険心で東側の穴へと入ろうとした友人グループからなぜか単独で離脱。その後、ひとりで撲殺死体となって発見された。凶器はなにか硬いもので、指を切断したのは電気ノコギリ。凶器も電気ノコギリも見つかっておらず。

 グループから離脱した原因は、本人の意思か、友人の誰かかからそそのかされたのか、不明。

 犯人も不明。なお殺害されたと思われる時間帯に、工藤桃花教諭は理事長室にいたという証言あり。10分ほど手洗いのために部屋を出たことは確かだが、10分で若菜殺害&指風鈴は不可能。また事件当日、地下室への鍵はずっと理事長室にあった。

 殺害される動機も不明。把握できている人間関係のトラブルもなし。


 被害者……長谷川幸平(15歳・M高校1年生)


 M高校東の雑木林にて他殺体として指風鈴状態で発見。

 学校職員のひとりに発見される。

 事件より少し前に、工藤桃花教諭と自宅付近でキスをしていた状態を私(袴田みなも)に発見される。

 しかし後日問いただしたところ、ふたりは関係を完全に否定(いまでも納得できない)。


 さらにその後、岡部義太郎が私(袴田みなも)に暴行未遂を働いたのち、警察の目の前で自殺するという事件も起きた。


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