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指風鈴連続殺人事件 ~恋するカナリアと血獄の日記帳~  作者: 須崎正太郎
袴田みなも《はかまだみなも》の日記
105/131

2001年8月21日(火)

 昨日とおとといに続いて、今宿で事件についてまとめる。

 今度は駅前のファミレスで話し合った。人が多くて、ちょっと失敗したかと思う。




第3の事件


1994年(7年前)発生


被害者……三段坂夏美(17歳・M高校2年生)


 M高校地下室にて絞殺死体として発見。やはり指風鈴。

 過去2回の事件を受けて、地下室埋め立て工事計画が進み、東側の雑木林の抜け穴は塞がれた。


 しかしその後は、工事関係者が次々と病死するので業者が尻込み。しかし最終的に袴田工務店が埋め立て工事を引き受けた。工事のために地下室を2日ほど開けたときがあり、その間に何者かが被害者を絞殺、指風鈴状態にしたと思われる(なお業者の連続死はただの偶然だというのが、私の父の意見)。


 被害者は素行に問題があり、売春行為を行っていたという情報が当時の週刊誌に掲載(図書館にあった記事より)。買春行為を行った男性が犯人ではないかと推測されたが、証拠不十分で逮捕されず。


 このときの事件がきっかけで、地下室はいよいよ呪いの場所といううわさが広まり、袴田工務店も工事から手を引く。


 1994年時点での岡部義太郎、工藤桃花の動向は不明。

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