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指風鈴連続殺人事件 ~恋するカナリアと血獄の日記帳~  作者: 須崎正太郎
袴田みなも《はかまだみなも》の日記
104/131

2001年8月20日(月)

 昨日に続いて、今宿のフライドチキン屋で事件についてまとめる。




第2の事件


1987年(14年前)発生


被害者……北条凛(23歳・M高校国語教師)


 遺体発見の2日前より行方不明。

 心配した家族が警察に捜索願を出し、地元警察がもしやと思って、M高校地下室に入ったところ、撲殺死体となって発見された。

 岡部愛子と同様に、再び指風鈴状態であった(当時の新聞記事より)。


 M高校地下室は第1の事件を受けて、厳重に施錠され閉鎖されていたが、学園東側の雑木林に抜け穴があり、学生たちは時おり肝試しのように侵入していたという(当時の新聞記事より)。


 当時の新聞部の新聞によると、第1の事件は恋人たちの心中という話になっており、学生たちの間では、地下室は愛の聖地ということになっていた模様。


 また1987年当時、のちにM高校の教師となる工藤桃花が1年生として在籍している。工藤桃花教諭は、前述の『恋の聖地』伝説を知っており、かつ信じ込んでいるような口ぶりであった(ということは、工藤桃花もまた、M高校地下室に当時入っていた……?)。


 なお北条凛は、1983年にM高校を卒業したとき、異様な作文を残している。


 1987年時点での岡部義太郎は海外で暮らしており、帰国した形跡はない。

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