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第二章:気迫

第二章です


前の世界設定の説明から一転、特戦機により戦闘です。


どうぞ第二章をお楽しみ下さい

横浜国連軍特殊養成訓練校



ここは次世代を担う新米特戦機パイロットを養成する為だけの訓練校




横浜国連軍特殊養成訓練校 L-5訓練区間


ここは校舎より五キロ離れた訓練区間。

このエリアLは市街地戦を想定した訓練区間でダミービル等が所狭しと建ち並びここはその第五区間。

そして、今まさに二機の高等練習特戦機が訓練の真っ最中でありその中の一機のパイロットの少年こそがこの物語の主人公である…名前は高路昇(たかみち・しょう)

年は15歳、身長176cm、容姿は中の上といった感じの少年、成績は座学、実技共に上位で常にナンバー1を維持しているが天性の才能を持ちながら努力を惜しまない努力家である。

そして忘れちゃいけないもう一機の機体が昇の戦友でありパートナーの高城賢吾(たかぎ・けんご)である成績は中の上位だが常に冷静を保ち戦況を瞬時に見極め戦術を立てる事が出来遠距離からの支援狙撃は天下一品。


この二人の少年がこの物語を作り上げて行く




「こちらトレーナーワンよりトレーナーツー…賢吾、そっちから教官機が見えるか?」ダミービル内に身を隠しレーダーに目を配らせながら後方に位置する賢吾に通信を入れ尋ねて。


『ネガティブだ……多分五世代機特有のアクティブステレスが効いてるのとお前みたいにビルに身を隠してるからメインカメラにもレーダーにも全く反応しない』


モニターの一部にウィンドウが開き賢吾の顔が映し出され…いや、正確には丸みを帯びた物では無く角張ったパイロット用フルフェイスヘルメットを被った賢吾が映し出され強化防弾プラスチック製の黒っぽいアイガードから微かに見える瞳と口調から相手も同じだと覚り


「了解した、お前は継続して警戒してくれ」


『了解……無茶しても無理すんなよ?』


「大丈夫だって……賢吾…背中は任せた」そう言うと賢吾は『任せろ』と一言言い通信を切りモニターからウィンドウが消え



「………さて…と……FCS(火器管制)を実戦モードに移行……ジェネレイター出力80%に固定……よし…」


何かを決意したようにダミービルから身を出し短い銃身の先に長めの銃剣が付いた突撃銃を二丁腰だめに構えバックパックのバーニアスラスターを吹かしビルとビルの間を高速で低空飛行しまるで相手を誘うように爆音を轟かせ時速1000kmを超える速度でダミービル群を飛行していき。



一方教官機


「真っ直ぐ来るか……望むところだ!」

レーダーで昇の機体がダミービル群を高速で飛び抜けて接近してくるのが映し出され教官の日本人に眠る侍の魂に火を点け笑みを溢し、こちらも即座に火器管制を実戦モードに切り替えダミービルから身を出し目の前の広く長い大通りに出て腰部に装備された日本刀型の剣を地面に突き刺し昇が来るのを待ち受け



「……ッ!」


昇は大通りを高速で低空飛行していると前方に立ちはだかる教官機に驚き直ぐ様制動し機体を豪快に土埃を上げスライディングさせ。



「……タイマンのつもりかよ…よし、乗ってやるよ!」


『来い!ヒヨッコ!お前に特別メニューを組んでやる!』


昇の機体は両手に装備された短銃身突撃銃を投棄し腰の日本刀型の剣を抜刀し構え教官機も剣を構え両機の構える剣がキィィィンと高鳴りし始め両機が構える剣は模擬刀等の類いではなく日本軍機のみが装備する高周波の振動で敵を切り裂く正真正銘の実戦刀で大通りに対峙する二機の光景はまるで戦国時代の武将の様で。


一方賢吾は…




「…発見っと……随分面白そうな事になってんなぁ…」

長距離狙撃用のライフルを構え教官機を何時でも狙撃出来る様にロックオンし






「…………」


『…………』


「『……行くぞぉぉ!』」


二機が同時に踏み込み高周波振動する剣が交わり火花を散らせながらつばぜり合いをし


「『うぉぉぉぉ!!』」

両機一歩も譲らず辺りには高周波振動する剣がつばぜり合いをし一言でうるさいとしか表せない音が響き渡り



「クソ!」


これでは埒があかないと判断し一旦距離を取りまた睨み合う形になり


『……予想以上だ…恐れや迷いが無い剣筋…見事!……しかし、まだまだ青い!…ここからは超高機動格闘戦だ…』


教官機が突如身を低くし構えバックパックのバーニアスラスターが開き。教官が駆る第五世代機のバーニアスラスターは前世代機のお椀の様な物では無くステレス性を考慮するため将棋の駒の様な形をしていてお椀型より高い機動性を確保している……そのバーニアスラスターが開いたと言うことは間違いなくブーストをするか飛行をするに違いなく。


(超高機動格闘戦……世界で唯一日本製特戦機のみが可能とする戦闘方法……装甲関係無しの一撃必殺戦闘……多分教官もマジだな………)

「……よし!ジェネレイター出力120%まで上昇…各関節超伝導フィールドモーターのリミット解除…全システムをスーパードックファイトモードに移行……」


タッチパネルを操作し機体の枷を外し本来の能力を引き出し機体を教官機同様の構えを取り、両機の睨み合い…いや、我慢比べが始まり先に痺れを切らした者が負ける…日本らしい一対一の戦いのルール。



「はぁ……はぁ……」


コックピット内には昇の息遣いがうるさく響いてる様な静けさがあり機体前方を映し出す前面モニターには微動だにしない教官機があり。


(…クソ!……あの装甲の内から沸き上がる気は何なんだよ!…スゲェ威圧感だ……)


教官機から伝わる気に相手が最前線で修羅場を乗り越えた強者なんだと改めて実感させられ次第に嫌な汗が出てきて。


(…一か八か……)


機体の姿勢を更に低くさせた刹那バックパックのメインバーニアスラスターと脚部のサブバーニアスラスターをフルドライブさせ教官機に突っ込んだかと思われた次の瞬間丁度教官機が立って居た場所がT字路になっていて教官機に接触寸前で一瞬制動を掛けて体勢ははそのまま直角でT字を曲がり。


「ッ!アイツ!」


教官はまさか曲がるとは思って居らず完全にはめられた状態で即座に追撃しようとしたが既に見失って居て更にコックピットにはロックオンを警告する警報が鳴り響き。






「俺を忘れてたな……」


昇が曲がったT字路は丁度賢吾が待機してる場所に一直線で繋がっていて更に賢吾の場所から教官の場所まで遮蔽物が無く教官は格好の的で。


「……グッバイ…」


操縦桿のトリガーを引き狙撃銃からペイント弾が発射され教官機の胸部ブロック…要はコックピットハッチに当たりそして模擬戦の審判役であるCP(コマンドポリス)から…


『戦闘状況クリア…敵機コックピット及びジェネレイター大破を確認、友軍機の損害ゼロ、各機帰還せよ』





第二章はどうでしたか?


まさかの結末に驚いた方も居るでしょう…正直書いた本人が一番驚き……(苦笑)

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