表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
REVENGE ~リベンジ~  作者: しもちゃん!
6/24

ハジマリの時

シャインとソラの過去を知る男登場!




近未来アクション小説!


と言ってみたいです。

「久しぶりだな。また会えてうれしいぞ」

嘲笑い見下したかのようにその男は笑った。


「て、てめぇ…!なにしてんだ!」


ソラの声は怒りに震えていた。


「ん?あぁ…そうだな、なんといいったら…俺らの言葉で言うと暇潰しってやつだな…」

けだるそうにその男は答える。


「っ…またそれか!!お前はそんなことの為に他人を巻き込むのか!このクズがぁ!」

ソラの目は氷のように冷たく光っていた。


「そんなこと?そんなことだって?俺はな毎日退屈で仕方ないんだよ。何をしても満たされることがないんだ。これでいいのか?満ち足りているか?俺の心を支配してる虚無感はなんなんだ?どうやったら取り除ける?そんなことばかり考えてた。でもやっと見つけたんだ!他人の日常、幸せ、命を奪うときのあの快感っっつ!死んでいく人間のあの絶望的な表情!ざまぁねえぜ!ブハハ!やめられない!アハハハハ!」


「忘れてた…てめぇが狂ってるってなぁ!殺してやる!ぶっ殺してやる!」


「ソラ、落ち着け。狩るべき人間がわざわざ目の前に来たんだ。二人で協力して…もう殺してしまおう!」

シャインは口を固く結び男を睨んだ。


「それはけっこうなことだ!俺も暇なんだよ!遊んでくれ!……だか、その前にお前たちは俺の罠にすでにかかっている。地上の兵はたしかにやられた。油と火薬なんてまったく気づかなかったよ!アハハ成長したなぁ!でも、地下にも兵がいるとは予測してなかっただろう?ん?今にも兵は地下を進み町の下から出てくるだろう!俺の相手なんかしてていいのか?あ?ガハハハハハハハハっっつ!ん?またみんな殺されるぞ!まぁ、今行ったところで何が出来るか。お前たちの他の兵は地上部隊に苦戦しているようだし、たった二人でなにができ……」


「18年前の11月26日。東部の町に魔法族の兵が出現。

ベクトルを用いる。苦戦するも相手兵の殲滅に成功。

しかし、相手の軍隊長は地下に兵を設置。地下からによる攻撃で東部の町は全壊。」

シャインが男の言葉を遮り言った。


「俺は開戦直後からの記録されている戦績をすべて記憶している。」


シャインは淡々と眈々と呟くように言った。そして、ソラがその続きを口にする。


「つまり、過去すべての戦術、戦略に対抗するための策をコイツはもっている。文字通り、言葉通りコイツには同じ策は二度と通じない。」


「町の地下には半径3キロメートル、厚さ500メートルの超合金の鉄板を設置した。誰も上がってはこれないさ。化学力をここで使わずどこで使うんだ?ジョーカー」

ジョーカー。そう呼ばれた男は唇をわなわなと震わせ、怒りを顔に出す。


「お、お前らぁぁぁあああ!!!!」


「こんなバカに…こんなクズに奪われたなんて…苦しすぎて悔しすぎて…っっ!」

ソラの言葉の後にジョーカーは何を思い出したのかニヤリと笑う。


「そういえばお前らここに攻めてきた、魔法族の人間を殺したそうじゃないか!最近では青仮面も!」


シャインはだからなんだという顔になる。


「そうですが、それがなにか?」


「お前らは人を殺すくせに、俺が人を殺すと復讐だなんだと言ってるな。あぁ?そんな権利があるのか?」

勝ち誇ったような、見下したような、そんな堂々とした言葉を放った。


「そんな権利なんてあるわけないだろう?」

シャインは無表情になる。


「ほらな!?お前らのやってることは矛盾してるんだよ!このバカどもめぇ!」


「はぁ?なにを勘違いしているんだ?そんな権利なんて存在するわけないだろう?そう言っているんだよ。

たしかに俺らはたくさんの人を殺した。生きて生きて生きて、そしていつの日かお前を殺すために…。

誰も傷つけず復讐を成す。そんな甘ったれたやつがいるとしたらそいつが言っているのは復讐でもなんでもない。覚悟のない世迷い言だ。俺たちは自分勝手な望みで他人の命を奪ってきた。だが、それでも…それだからこそ………

正義は悪に勝てない。白は黒に勝てない。結局、悪に染まらなければ悪を悪を潰せやしない。」


「ふん。哲学か…しかしそれだと悪は永遠に無くならんぞ?」


「俺たちは誰にも負けない。たとえ俺たちに復讐にきたやつがいたとしても俺が、俺たちが殺す。悪は循環させない。俺たちが悪という個体になればいい。

もう満足か?」


「あぁ、満足だ!俺には何一つ響いてこないわ!お前らで俺なんて倒せるわけないんだよ!かかってこいよ!」

ジョーカーは下品な笑い声を上げながら二人を眺める。


「俺たちは子供だった。力が無かった。抗う術が無かった。ただ叫び、泣き、神に祈るしか無かった。でも今は手に入れた!!お前が料理しようと狙っていた獲物は獅子だったんだよ!さぁ覚悟しろ、せめてもの情けなどかけない。苦しんで苦しんで後悔の念に苛まれながら死ね…シャイン俺はもう我慢できない。さぁ…狩りの時間を…」


「あぁ、俺たちの道はあの時に決めた。決まっていた。決められた。今からお前の生を全力で奪いにいく…復讐の時間だよ…」



そう言った二人の顔に浮かんだのは怒りの表情でも、哀しみの表情でも無かった。


とてつもなく邪悪で快楽に溺れているような…そんな笑みであった。

最近、シリアス展開で…というかあと数話シリアス展開なんですけど…笑


自分、ラブコメ不足で死にそうです。


早くいちゃラブを書きたい


高校生が手を繋いで帰ってるのを見て思う。

はやくラブコメを書きたい。


なんかTwitterとかで壁どんの写真貼ってるやつみて思う

すごく仲間に加わりt…否!はやくラブコメを書きたい


クリスマスだね♪なんてウキウキしてるウッキー猿どもを見て思う

僕もそちら側にいきt…否!はやくラブコメを書きたい


街を歩いてる多数のカップルを見て思う





俺も仲間に入れてくれよぉぉぉおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ