敵前
リンはシャインとレイナと出会う
魔法族と科学族の軋轢はなくなるのだろうか…
そして、始まる新たな戦いに…
「こいつは俺の親友のシャイン・ブラック。んで、こいつがレイナ・フラワー。仲良くな!」
あの口論のあと、市街地と言うほど大きくはなく、商店街と言うほど小さくない市場のようなところにリンは案内された。
「リン・ガラントと言います。よろしくお願いします。」
「そんな敬語使わないでもいいんじゃない?」
シャインと紹介された金髪の少年は微笑みながら言った。
「そーだよ!!それに私はあなたのこと知ってたしね!!」
えっ!?と驚きの表情をリンは浮かべた。その表情を読み取ったようでレイナはニヤニヤしてる。
「ふふーん!実はね、リンさんが怪我してる時ね………」
「ここ初めてだろ!?案内してやるよ!」
ソラはあわてたようにレイナの言葉を遮った。
ソラはレイナとリンの背中を押して無理矢理歩かせた。そんな会話を口切りにソラ、シャイン、レイナの3人による市場案内が始まった。リンは魔法族の世界には無い文化、風土、食材に驚きの表情を浮かべる。
ソラとシャインが先頭を歩き、レイナとリンがそのあとを追う形となる。
ちょうどいいタイミングだからね、とレイナが話しかけてきた。
「あのね、リンさんが襲われて怪我した時ね服がボロボロに汚れてたの。」
(あ、私、襲われたことになってるんだ……)
「それでね、ソラが必死な顔して私の家に来たの!なにしにきたと思う??」
その時の事を思い出しているのかレイナは吹き出しそうな顔をする。
「『お、女の子が怪我してて服とかがその!や、ヤバイんだけど!えっと流石に俺が服脱がせる訳にはいかないから手伝ってくれない!?』ってすごいテンパってておもしろかったわ~!そっ、だからさっき私たちは初めて会ったわけじゃないっていったの!」
「え!?じゃあ、あの人が私の服を着替えさせたんじゃなかったんですか?」
「ブハッ!ソラにそんな度胸ないない!!でも、怪我してるとこに包帯巻いたり、熱が出てたみたいだからおでこにあてる濡れタオルはひっきりなしに交換きてたわね~ん!?あれ?リンさん?顔真っ赤になってるけど熱がひいてないの???ソラ!シャイ!リンさんの熱がまだひいてないみたい!」
先頭を歩いていた二人は歩みを止めてリンのもとへ引き返してくる。ソラがひどく心配した顔でのぞきこんでくる。
「おい!大丈夫か??」
そういいながらリンのおでこに手を伸ばす。
「うわっ!あっつ!ほんとに大丈夫!?」
リンは恥ずかしがった顔をしているのだが、ソラは気づかない。
「ソラ、今日はもう帰った方がいいんじゃないか?」
「ん?んん、そうだね。今日はこのへんで帰るか!んじゃ、まぁまた今度なシャイン!レイナ!ほら帰ろ!ほんっとに大丈夫??おぶってやろか?」
「帰るってどこにですか??」
「え?いや、俺んち??以外いくとこあるの??」
リンは声になら無い声をあげる
「━━━っ!わかりました!大丈夫です!一人で歩けますから!」
「そっか!じゃあ行くぞ!」
そういって二人はシャインとレイナに背を向けて帰途についた。その様子を見てシャインは不思議そうな顔をする。
「あの二人ってまだ出会って二日目……だよな?」
「ん??シャイなんかいった??」
「いや、なんでもないよ。俺たちも帰ろうか」
(ソラってもしかしたら女を落とす才能があるんじゃ……しかも気づいてないし。すごいな…)
町案内がすんでから、約30分。
ソラとリンはソラの自宅にいた。
(うぅ…気まずいよ…二人っきりだよ…ううぅ)
そんなリンの心情にソラは気づかない。その場の雰囲気に耐えかねたリンは今日の感想と不思議に思ったことを混ぜて質問にした。
「ソラとシャインさんはすごい仲がよいみたいですけど昔からの付き合いなのですか?」
ソラは昔を思い出すように明後日の方向をみる。
「ん~そうだね~俺らが今17歳だからかれこれ7、8年の付き合いになるかな?よく覚えてないけど。つーか俺だけ呼び捨てなのなんで~」
リンはすこし驚いた様子だ。
「そんなに長かったのですか。てっきりここに徴兵されてから知り合ったのかと」
「あれ?俺の質問は無視なの!?いや~たまらんぜよ!つか、俺とシャインは徴兵はされてないけどね~」
「え!?そうなんですか!」
ソラは楽しそうに そそっ っと言った。
そんな話をしていたら無線機が音をたてた。
「ホイホーイ、ソラで~す」
「こちらシャイン。なんか口調うざいから死ね。死んでくれ。」
「なんかみんな俺に厳しいのね…んで、どうしたの?」
「そうだね、いい知らせと悪い知らせどちらから聞きたい?」
「俺は悪い知らせから聞こう!」
「よしっ!悪い知らせからだ!青仮面、つまりリンさんが帰ってこないのを不思議に思ったのか魔法族のやつらがきたぞ!」
「なんでこう…また…んでいい知らせは?」
ため息をつきながらソラはシャインに聞いた。
「いい知らせは……
あいての総数が2000ということだ!!こちらはベクトルが使えるやつが30人、まぁ70倍くらい?」
「2000!?そんな大軍で……勝てるわけありませんわ!」
リンが青ざめた表情になる
「ほう…お前もついに俺の味方になったのか!うむうむ」
ソラはこの事態にまったくビックリもせず楽しそうに話している。
「ひ、人が心配してるのに!なんですか!まったくもう!」
「おいおい夫婦喧嘩はやめてくれ。けっこう緊急事態なんだけどね…」
夫婦喧嘩じゃ…とリンは呟く
「それに加えて中身もすごいんだ!ランクCのスカルターはもちろんランクBのエンジェル、ランクAのバイスまでいるんだ!」
ソラはまた、大きなため息をつくとシャインに話しかけた。
「それ、片付けるのにどれくらいかかる?」
すこし間が空きシャインが答える。
「ん~下準備はみんなに頼んで済ませてあるから、1時間くらいで終わると思う。いや、30分くらいかも…」
「なっ…勝てる気でいるのですか!?ランクA、B、Cそろってるのですよ!」
『大丈夫じゃない?』
『大丈夫ですよ!』 ソラとシャインが同時に答える
「じゃあ、まぁ、俺はいってくるから留守番しててね」
「やはり足手まといですか?」
「いやいや、君がここにいることがバレたらまずいじゃんか!ね!待っててよ!そして俺が帰ってきたら眠らないまま夜をむかえようじゃあないか!共に!」
「バカいってないではやくいってきてください!そのポーズなんですか!気持ち悪い」
「ハハッだいじょぶそうだね!じゃ!」
扉からソラはでていく。
「人をあまりからかわないでくださいよ…」
誰もいない部屋にリンの呟きがむなしく残る。
(無線まだ繋がってるけど言わないほうがいいよね…ソラ、ほんとにおとしちゃったみたい…)
会話が全部シャインに聞かれていることを彼女は気づいていなかった…
(はぁ~俺はレイナに諦めてもらわないといけないのに…そんなときにソラまで俺たち生まれる時代がほんとに不幸だーまったく一昔前ならこんなイベント…)
「おい!シャイン!」
シャインの思考を遮るように無線が入る。
「どうしたの?」
「こちら、ソラ。今あなたの家の前…」
「よし!じゃあいくか!」
「おう!」
ランクA、ランクB、ランクC。
その数2000。
これをすべて滅却させ、無傷で町を守った。
後に伝説級の逸話となる戦いの始まりであった。
次回は戦い本番です!
本編とはまったく関係ないですが、僕の愚痴をぜひ聞いてほしいです。
いきなりですが、人生を豊かにするのは恋愛と思っています。なにせ隣の席の彼女持ちのやつほんとに幸せそうです。三日前に付き合ったいわゆる[ク、クリスマス前だ!やばい!付き合わないと!]カップルです。いや、まじうざいしほんとに僕さびしいです。セイント性夜にしかするきねーだろ!おい!こちとらクリスマス味噌汁を一人で食う予定入ってんだよ!バカにすんなよ!クリスマスに上がるのはラブホの売り上げとケーキ食ったあとの血中糖分濃度だけだろがぁぁああ!!さらに言わせてもらうとテメーらどうせすぐ別れるくせに、大人になったら「あぁ、俺にも若い時期…青春があったなぁ」なんて性欲だらけの思い出を美化すんだろがぁぁあああ!
ふざけんなよ!教室で堂々と「昨日、楽しかったね。まじ帰りたくなかったわ」
なんていってんじゃねーよ!なら帰ってくんじゃねーよ!せっかく週末でウキウキ気分台無しだろぉおお!
返せ!俺のテンションと夢と希望となにか失ったものを!つか、最後まで聞いたら遊んだのカラオケっていってたし。帰らなかったら延長料金どんだけなるか
わかってますか~?計算してますか~ってなります
ほんと止まらなくなりそうなのでここでやめておきます。アハハ…言っててほんとにさびしくなりました。
実際、告白というギャンブルを成し遂げてカップルになったものたちをバカに出来る資格なんてないんですよね。僕には。うらやましいだけなんです!!!!
決まりました。サンタさんにお願いします。
告白する勇気をくださいと
本当に本編に関係ない話をしてすいません。
不快に思ったみなさん本当に申し訳ありません。