出会い
科学と魔法により二つに分けられた人類
その2つの人種により始まった戦争の中戦う少年たちの話
体が軽く感じる…これが第三世代!
このスペックならば青仮面にも勝てるかもしれない
「ソラさん!敵接触予定地までおよそ60秒です!」
無線から連絡がある
「わかった!」
「御武運を!」
一気に加速する。もはやソラの走るスピードは風さえも追い越している。周りの景色は色だけの世界となる。ソラは地を砕き、宙を舞う。
「ん!?あれか!?」
そこにいたのはスカルターの軍団
そして軍団の空高くには……
「あれが、青仮面か!空中に浮きやがって上から目線もいいところだ!」
ソラは敵を確認するとすぐそちらへ向かった
「シャイン!これ俺が勝っちまえばいいんだよな?」
「お前が勝てるのならな」
「まぁ、頑張る!」
走りながら無線でシャインとの会話をすませる。10秒ほどたったろうか?すでにソラは敵の後方にまわっていた
(どうしようか?いきなり奇襲をかけるべきか?それとも…?いや、やっぱ俺に合ってるのは!
「やっほぉーーーーーーー!!!!!魔法族のみなさん!」
大声をあげてソラは言う。スカルターも青仮面もソラの方を見る。
(正面衝突だよな!)
「なんですか?あなたは」
青仮面が言う。
「俺の名前はソラ 今からテメーをぶっ殺すやつだ!」
「私をですか?フフっ…その前にこのスカルターたちをやれますか?あんまりなめないでくださいよ。全軍、コイツを叩き潰しなさい!!」
スカルターたちが一気に押し寄せる
「おーおー!すごいな~でも…それただの自殺だよね?」
ソラはいつのまにか起動していたプラズマ砲を軍勢に向かって放つ。それだけで、ただそれだけで…
「なっ!半分を!?…β値100といったところですか?」
「さぁ?どうだろな?」
ソラが言い終わった時にすでに残り半分のスカルターは消滅していた
「次はお前だな 高みの見物してたんだから少しは強いことを期待してるぜ!骸骨山の仮面さん!」
一気に地面を蹴る!轟音が鳴り響く!ソラは地面を蹴ると同時に刀を抜く、そして青仮面にも向かって思いっきり振りかざす!
[ガキィィイインッ]
鋭い音が鳴り響く。青仮面の刀がソラの刀を受け止める
「まぁ、お決まりのパターンよね、でも、まだまだだからね!」
ソラは刀で相手を狙う。首、頭、腕、脚、胴。およそ10回の斬撃。この間、わずか1秒
「ふーん全部受け止めるんだ期待以上だね」
「私はまだ全然余裕ですよ?」
「あんまあぐらかいてんな…ぞ!」
ソラは刀を捨てる。そして宙を蹴る!そう、ベクトルが最も評価された点ははやく走れるからでも、高く、遠く飛べるからでもない。空中を走れるという点だ!
ソラは空中を地面とし、自由自在に走り回る。そして、急反転し青仮面に殴りかかる。
しかし、それは青仮面の少し手前で阻止される。ソラの拳をガードしたのは
「ナイフ?」
無数のナイフが集まり壁を作り、ソラの攻撃を防いでいた。
「私はそんな攻撃では倒せませんよ?ここからは私のターンです!」
青仮面が右手の人差し指を動かしたかと思うと、密集していたナイフが拡散し、ソラに向かっていった。ソラはそれを見ると反転し、また宙を走る。青仮面が操るナイフは自我を持ってるモノのようにソラを追いかける。
「しつこいな、でも!」
ソラは走りながら背後に迫るナイフにプラズマ砲を撃つ。
「フフっそのようなものでは壊れたりしませんよ?超合金で作ってありますから」
「ま、まじでか!?お前さこんなことしてないでこのナイフ売ればいいのに!超合金なら高く売れるんじゃないの?」
と言いつつもプラズマ砲を撃ち続ける
「だいたいよー!その仮面!仮面がダメなんだよー?あなた初めて会う人には素顔くらいみせましょうよー?面と向かって話さないとダメですよ?習わなかったんですか??」
「そんなもの習いませんっ…よ!というかちゃんと面と向かって話してるじゃないですか!」
「仮面の面じゃありまへーん。頭おかしいの?バカなの?ん?雰囲気から察する努力ぐらいしましょうね!
その仮面ぶち壊してやる!!」
そういい先ほど刀を捨てた地点に戻り、刀を拾う。そして、青仮面から距離をとる。青仮面はナイフで追いかけるのをやめ自分の手元に戻す
「もう諦めたのですか??フフっβ値100程度では私にかないませんよ?」
そう言いながら青仮面はナイフに触れる。その瞬間!
[バチイイィィィ]
閃光が走る。
(なっ…!!!!い、意識が朦朧とする)
「プラズマ砲の帯電…お前がそれに触れたら高電圧の電流が一気に体内に流れ出すんさ。お前さ油断こいて、俺をなめてただろ?実際、別に他の地区が破壊されようが、人が殺されようが俺にとってはどうでもいい。だけどな?シャインやレイラを俺の側から離すような可能性のあるヤツは!」
(くっ…さっきの雰囲気と全然違うっ!体がうまく動かない)
「チェックメイトだよ?だけど、その前に顔を見してもらおうか?」
「や…やめ………ろ」
ソラはゆっくり手を伸ばし仮面をとる
「なっ…!!!お、女!?」
(ああ、意識が……)
「き、気絶しちゃったよ………」
ソラは顔を蒼白にする
「こ、こういう時はシャ、シャインに連絡しなくちゃ」
ソラは無線機を取りだし、本部とつなぐ
「シャイン!」
「ソ、ソラか!?無事だったのか!大丈夫か!?」
「ああ………大丈夫だけど、大丈夫じゃない」
「どういうことだ??」
「なぁ、いいお知らせと悪いお知らせとどっちから聞きたい?」
「はっ??(めちゃくちゃ嫌な予感しかしないんですけど?)よくわからんがどっちとも聞かないでいいから、ソラに全部任せる!」
「悪い知らせからだ!実は、青仮面の中身、女だった…」
「はい~なんでいうかな~?」
「俺だけじゃ対処しきれん!どうしよう?」
「うん、どうしようか?」
「俺、女の子は殺せない!しかも………」
ソラはゆっくり顔を下げながら、話題の女の子の顔を見る。
「めちゃくちゃかわいいんだよ!それはもう、めちゃくちゃ!俺今、気絶したこの子と二人きりなの。このソラくんの理性を試しましょう大会なんなの?」
「………落ち着け。とりあえずこれは俺とお前だけの秘密だ、彼女を連れて戻ってこい。お前の家にかくまう」
「は!?無理!なんでお前んちじゃないんだ!」
「俺はこの地区の長だからいろんな人が訪ねてくんだよ!あ!ちなみに意識が戻ったとき、暴れまわったりしないように拘束はするからな!」
「はい、俺の理性どおおおおおおおおおおおおーーーんっっ!!」
「大丈夫………俺はお前のことをよく知ってる。お前は襲ったりしないしいいヤツだって。」
「俺の評価をあげつつ、縛りをいれてくる…ドSの神様ですか?」
「はやく戻ってこい!目を覚ますかもしれないだろ?」
「わ…わかった…」
あれ?おれさっきまで戦ってたよね?しかも、最後の方シリアスめに!え!?なに?これどういう展開!?
さてさて、このあとラブコメへと進展していくのか?
次回、青仮面の名前が明らかに!