カマボーコ帝国の謎に迫る! ~謎の女性チクワンヌはどこから来たのか~
さて、今回そのおいしさに迫るのは、現在日本で初めて特別展が開催されている『カマボーコ帝国』の謎です。
突然古代メソポタミアに姿を現し、いつの間にか消えたカマボーコ帝国。
それを興したとされるカマボーコ2世。
彼の妻チクワンヌ。
実はこのチクワンヌ、どこから来た女性なのか未だ分かっていません。
なぜ突然カマボーコ帝国が興ったのか。
チクワンヌはどこから来たのか。
今回は新たに発掘された品々の中から、そのカギを握るある一つの出土品――円筒印章の謎に迫ります。
ナビゲーターは、おいしい食卓と共に。
私、ちくわ伝道師タケ・チューブです。
今回私が訪れたのは、発掘現場からほど近いネリモノ博物館です。
彼は今回案内してくださる現地の案内人ワブ氏です。
ワブ氏はカマボーコ帝国研究グループの一人であり、今回案内してくださることになりました。
これから今回新たに発掘された品々が置かれた部屋に向かいます。
なんだか緊張してきました。ワクワクします。
部屋の中には多数の粘土板が置かれています。
今回発掘されたものだそうです。
カマボーコ帝国の遺跡からはこれまでも様々な出土品がありました。
これらの粘土板もよく出土する品の一つです。
ですが、今回はなんとカマボーコ帝国で使われていたとされる円筒印章が出土したとのことです。
円筒印章は、紀元前3300年ごろから使われていた円筒状の印章のことですね。
これまで、円筒印章が押されたと思われる粘土板は多数見つかっていましたが、円筒印章そのものは今まで見つかっていませんでした。
その円筒印章がついに出土したのです。
これは歴史的大発見かもしれません。
この円筒印章は非常にデリケートだそうで、博物館内の特別室に厳重に保管されているそうです。
が、私がちくわ伝道師ということで今回特別に撮影許可を得ることができました。
「奥の部屋にありますのが、今回出土した円筒印章になります」
ワブ氏の案内に従い、奥の部屋へ向かいます。
円筒印章、一体どういったものなのでしょうか。
非常にワクワクしてきました。
厳重に管理されているようですね。
見えますでしょうか?
ケースの前にはライフルを持った大男が立っています。
さて、ケースの中を見る前にここでおいしいクエスチョンです。
Q.これまで発見されなかったカマボーコ帝国の円筒印章、なぜ発見されなかったのでしょうか。それは円筒印章の素材に秘密がありました。さてそれは何でしょう?
ここでCMに入ります。
◇
~♪
「おかあさーん、今日のごはんはなぁに?」
「そうねえ、何がいいかしら」
「ぼく、チクワがいい!」
「あら、またチクワ? 昨日も食べたじゃない」
「ええー!? チクワ! チクワ! チクワ!」
「もう、仕方がないわね」
「やったー!」
毎日食べたい、そんなあなたと共に。
竹輪のちくわ――。
キャンペーン実施中です。
◇
(CM明け)
はい、みなさん答えは分かりましたでしょうか?
正解は――魚のすり身です。
みなさん、当てることができましたでしょうか。
魚のすり身でできた円筒印章、実際見てみたいですよね。
ではいよいよ日本のテレビ初公開となります、
こちらが今回出土した円筒印章です。
見えますかね?
多少干からびているようですが、その形状はまさにチクワのようです。
おいしそうですね。
「カマボーコ帝国の円筒印章は魚のすり身に様々なものを混ぜ込み、焼き固めて作られていたようです。
これでは見つかるはずありません。数年のうちに朽ち果ててしまうでしょう」
――今回はなぜ見つかったのでしょうか。
「はい、今回この円筒印章が見つかったのはカマボーコ2世の正妃とされるチクワンヌの墓からです。
最新のX線技術により、墓の深部に石櫃のようなものがあると分かりました。
そこから出土したのがこの円筒印章ということです。保存状態がとても良かったため今日まで残っていたと思われます」
――なるほど、ありがとうございます。
最新の技術によりついに見つかったということですね。
そしてこの円筒印章の発見により、チクワンヌがなぜ正妃に選ばれたのが分かりました。
古代、この地域を広く支配したカマボーコ帝国――。
実はある大国が元々治めていたことがこの円筒印章の発見により分かったのです。
「今回発見された円筒印章と、すでに発見されている粘土板により、カマボーコ帝国が興る前に、ある巨大な大国があったことが分かったのです」
――それはどんな大国だったのでしょうか。
「はい、私たちはそれをチクノワ王国と名付けました。
その実態は未だ分かっていませんが、カマボーコ帝国が突然台頭してきたことにもこれで説明がつきます」
――それはどういうことでしょうか。
「答えはこの粘土板に全て書かれていました」
――それは今まで解読されなかったのですか?
「はい。この粘土板だけは解読できなかったのです。
その理由はこの円筒印章にありました。
この円筒印章と合わせることにより、カマボーコ帝国で使われていた一般的な楔形文字になるということが分かったのです」
――つまり、円筒印章が発見されなければ解読不可能だったというわけですね。
ではその粘土板には一体何が書かれていたのでしょうか。
ワブ氏に解説していただきましょう。
「はい。元々この地を治めていたのは神から選ばれし民と呼ばれる者たちだったようです。
そこにカマボーコ2世が国を譲るよう交渉してきた。
選ばれし民たちは国を譲る代わりに、一人の娘を差し出した。
その娘には心に穴があり、そこを埋めてくれと――。
それが国譲りの条件だったようです」
――ということはチクワンヌというのはそのチクノワの姫、または身分の高い女性だったということでしょうか。
「はい、その可能性が高いです。
この一つの円筒印章により、チクワンヌがどこから来たのか、彼女の背後にあった幻の大国の存在が今回明らかとなったのです」
――それはものすごい大発見ですね。
さてこの謎の女性チクワンヌ。
彼女のミイラはすでに発掘されており、現在日本で開催されているカマボーコ帝国特別展の会場で見ることができます。
チクワンヌの心の穴は埋まったのか――。
それはミイラの状態と、共に発掘された出土品の数々をご覧いただければ分かるのではないのでしょうか。
時代は変われど愛は変わらない――。
ナビゲーターは私、ちくわ伝道師のタケ・チューブが務めさせていただきました。
~♪
◇おしまい◇
この番組はゴランノスポンサーの提供でお送りいたしました。
--竹輪のちくわ--




