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神殺し  作者: alIsa


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女神を捨てた狼の詩


 今夜も一人、お好みの女を部屋に放りこむ

 今日は簡単に決まったな、と喜び安堵した(あと)

 俺は女を組み伏し、さんざん(なぶ)って喰らい尽くす

 捕食の快楽こそ生の証、この快楽こそ!


 ウオォンウオォン、俺は声もなく嗤う、闇の底


 女神さまを恨むのはお門違いだって分かっている

 だが俺はアンタに純然たる愛を捧げようと

 他の女は捕食の、肉欲情欲の対象

 そうするうちに、愛とは何か分からなくなっちまったよ


 ウオォンウオォン、俺は声もなく嗤う、闇の底


 今日(こんにち)では普通の捕食に満たされなくなっている

 背徳の味にも、征服の味にも、何を喰っても。

 それでもやめられない、この快楽に依存している

 全て終わった後で、堕落を嘆き、そして自己嫌悪


 ウオォンウオォン、俺は声もなく嗤う、闇の底


 慣れちまえば気楽なもんさ。喰ったら()を置かず眠る

 そして朝はスッキリ起きる、昨日のことは他人事

 喰っちまえば一緒なのに、愛に悩むなんて愚の骨頂。

 もう忘れよう、最初からいなかった。愛しい人など


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