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~New Life Different World~吸血姫として異世界を謳歌します  作者: 杯の魔女
第一章「新たな人生…吸血鬼生?」
7/32

7.再来&新たな出会い

2026/1/22 内容調整


〜レイ先生の視点〜


 イブちゃんの授業が終わり、私とイブちゃん、イブちゃんのお母さんの三人で昼ご飯を食べた。

 イブちゃんは、念願だった鑑定スキルをゲットしたため、上機嫌。 お母さんはそんなイブちゃんを見て微笑んでいる様子。 

 昼ご飯中、特に不審な動きはしていないので、私のことを余り見ていなかったような気がする…見ていないであって欲しい…

 午後、街に帰るときイブちゃんは寝ているので心配無いとして、お母さんは油断ならない人だ…


 あの時も… そう、屋敷に来た初日の夜、私は一度街に帰ろうとしたことがある。

 しかし、荷物をまとめようと動き始めたときには、私の後ろに立っていた…その時は荷物を整理しているだけと言い、はぐらかせたものの、その時のお母さんの目はとても怖かった。 今までの冒険者人生一と言っても過言ではないレベルに…

 今回は前回とは違いお昼、そう吸血鬼が活動しづらい時間なので外まで出られれば大丈夫なはず…なので、家の中での動きが大切ということ。家から出るまで悟られないようにしなくてはいけない。

 幸い、昼ご飯中は上手く言葉を返せたと思う!決して声が震えてなんていなかったはず…多分…


 …………うん? 部屋に戻るとお母さんが私の部屋で待ってた…あっれれ? 

 何故お母さんが私の部屋にいるの…?


 …? おかしい…私のほうが先にご飯を食べ終わって部屋から出てきたのに…自分の部屋につくのはお母さんの方が速い…?


 お母さんには、私の行動がバレていて、そこから日が暮れるまで説得という名の脅迫を受けていた気がする。

 簡潔にいるとしたら…「イブちゃんのステータス見たの…?なら私達の種族も知ってしまったのかしら?吸血鬼は日々人間から隠れて過ごしている種族なのよ〜。

 そんな私達の情報を知ってしまった貴方をただで街に返すと思う?そんな事有りえないわよね?

 コソコソと準備しようとしていたみたいだけど~ 私はこの屋敷での行動はすべて把握しているのよ?  そうね~具体的に言うとしたら…貴方が午後から屋敷を抜け出そうと考え荷物をまとめていたこととかね?この屋敷から抜け出すと命の保証は出来ないわよ〜?

 急に後ろから私に襲われるかもしれないわよ?

 あ、因みに私は日中でも人以上に活動できるのよね。」

などと言いながら急に伸びた爪で私の首をなでるように触っていたのだ。

 うん…怖すぎ!動こうとしても、左手を肩に置かれ押さえられていて動けなかった。昼なのに私より力が強く感じたんだけど…。

 私は観念して、街に帰ることを諦めた。屋敷から無断で逃げ出そうとした罰なのか、説得(脅迫)の中に家庭教師を続けつつ、家事をしてほしいと言われた。もちろんあの状況で断ることも出来ず了承してしまった。これで私はこの屋敷の永久的な家政婦になった。…なってしまった。

 イブちゃんがお母さんを警戒する理由が改めて分かった。 イブちゃんお母さん…怖い。



〜イブの視点〜


 昼寝を終えて、家周辺の探索をするため出かけようとしたとき、私は見てはいけないものを見てしまった。普段は健康そうな肌色が青白くなり、普段真っ直ぐな背骨は綺麗な放物線を絵書き丸くなってるレイ先生の姿が玄関にあった。

 私の寝ているときに何があった?…

 今日はそっとしておく方がいいと思い声をかけず外に出ようとしたところ、腕をレイ先生に捕まれた。 ボソボソと「イブちゃんから目を離すとお母さんから…」みたいな声が聞こえた気がするが、聞き取ろうと努力してもよく分からなかったので…聞き流すことにした。

 家から出て探索中、レイ先生はお昼に合ったことをポツポツと話してくれた。


 フムフム…レイ先生…私のこと人間だと思ってたのね。レイ先生の前では翼は出したことがないけど、昼に寝て夜に活発になるところとか、真っ赤な瞳孔とかは吸血鬼の特徴としては王道じゃなかったっけ?

 まぁ、こうして何だかんだ屋敷に残ってくれたり、事情を話してくれる程度には信用されている用なので嬉しい。


 レイ先生の心が落ち着いてきた22:00頃、屋敷付近で魔物の咆哮や、金属音が微かに聞こえてきた。

 今日はまだ、魔物との遭遇ができていないこともあって私は、レイ先生に一言入れ、私はスキルをフルに使い全力で音が聞こえた方向に走り出した。

 後ろからレイ先生が何か言っていた気がしたが、最近魔物と戦えていなかったこともあり、魔物を横取りしてでも経験値が欲しい。嫌…戦いたい!試したい!!という気持ちが強かったかな。 それと、ゲットした鑑定も使いたいしね!


 少し走ると、騎士みたいな人10ぐらいと、私が前に倒したクマさんと同じ魔物と正面から戦っていた。 以前倒したクマさんより小さいかな?

 横入りするタイミングを窺っていた時、クマさんに、少しずつ騎士みたいな人がやられていき、最後のリーダーみたいな人…リーダーさんと呼ぶことにしよう。

 心苦しかったが、クマさんの前に立つ騎士さんは残すところリーダーさんだけになっるまでその場から動かず見学していた。今は吸血鬼であり、ゲームの世界だとしても、現実は人ということもあって、目の前で人が殺されるのは余り気持ちの良いものではないね。 殺される一歩手前…そう!リーダーさんが気絶したら、クマさんを倒そうかな。以前よりも小柄なクマさんなんて、前よりも強くなった私の敵じゃないね。

 そんなことを考えていると、ちょうど最後の一人、リーダーさんが吹っ飛ばされて行った。


 チャンス!!


 前の倒し方は血の流れを止める方法だったが、今回は血の量を増幅される方法を使う。体内の血が今の10倍、20倍と増えると流石のクマさんと言えど血が血管を突き破りドバドバと流れだし、僅かな時間で倒すことができた。

 今回は起きていたけど、連戦ということもあってか今回も、何もされなかった。魔法様々ですわ〜。

 周りに倒れている騎士さんたちが起きてくる前に急いで回収している時…吹っ飛ばされたはずのリーダーさんが戻ってきていた。戻ってきた? 気絶していたのでは…? 不味い…いつから見られていた?一般人なら私の正体に気づくことはないにしても、騎士のリーダーともある人ならば、私の正体に気づいたのでは? 不安は排除するに越したことはないよね。

…………………………………

…………………

………よし!殺◯か!


 周りの騎士は、怪我をしているだけで息があるものが何人もいる。その中の一人…リーダーさんぐらい居なくなっていても、クマさんがやったことになるでしょ。

 そう思いあたり、まほうを使ってクマさんのように血だらけの肉だるまにしようとした時、ようやく追いついたレイ先生が、魔法の予兆を感じ私を止めに入った。


「! レイ先生!危な~い」

私とリーダーさんの間に入ってきたレイ先生ごと魔法の標的になる寸前で発動を止めることができた。

 あ~危な~い、危ない、危うく、レイ先生も合わせて肉だるまになるところだったよ。

 レイ先生が無事なのはよかったけれど、解決には至ってないんだよね…このままタダでリーダーさんを帰すと私の将来が危ないよね? 困ったな…リーダーさんを睨みつつ考えるのだった。



〜リーダーさんの視点〜


 私は最北端の国、ノーザンモスト王国の騎士団長をしている「ワンダ」だ。

最近、我が王国の北に広がる、森。世間では、危ない森という認識になっているが、実際はただの未開拓の森だ。

 我が王国はその広大な土地に目をつけ、王命により今回の探索に我が騎士団、私を含め10名と少数精鋭の編成で探索という名の遠征に出た。

 一日目は、魔物と出会うことなく探索を終了したことで、団員たちは仕舞に気が緩み始め、喋り出すものまで現れた。 気を張り詰めすぎることは決していいことではないのだが、少し気が緩みすぎると思いつつ、私も団員と同じように気が緩んでしまっていた。 二日目の夜、野営の準備をし始めるまで…

 二日目の終わり、日が沈み始め少し開けた場所で野営の準備をし始めている時、そいつは急に現れた。


 S級魔物「アングリーベアー」


 身体能力が非常に優れていて、鬼の様な逞しいツノを持つため、この名前になったとか。

 S級魔物と呼ばれる魔物は国総出で討伐に当たる魔物であり、出没報告が出ると一度国が混乱する魔物たちの総称だ。

 我ら騎士団の精鋭と言えど時間を稼ぐ程度しかできないと思われ、交戦に臨んだが、実際は若い騎士を逃がす隙も与えてもらえなかった。

 最後に残った私も全力で戦ったが、呆気なく吹き飛ばされ気を失った。


 みっともない…


 騎士団長だというのに部下を救えず気絶しているなんてと、悔やみながら、目を覚ました私はアングリーベアーと戦った場所に急いで戻ると、私は自信の目を疑ってしまうような、あり得ない光景が広がっていた。

 その場では、3〜5歳児程度の女の子が血まみれになったアングリーベアーの解体をしていたのだ。驚きの余りその女の子を凝視してしまった。


 アングリーベアーの周りにはその小さな女の子しかいないため、必然的に小さな女の子が倒したと考えられるが、女の子の十倍程度の大きさの魔物をどうやって倒したのか? そんなことを考えている時、その女の子から悪寒を感じた。 間違いないこの悪寒の正体は「殺気」だ。 女の子の殺気に当てられ、硬直していると、懐かしい声とともに、元教え子である騎士にならず冒険者になった「レイ」が女の子と私の間に入って来た。

 レイを見るなり、女の子はすぐ殺気を抑えレイに対して何か言っていいるように感じた。それを見るにレイと女の子は面識があるみたいだ。

 私は騎士団長になる前まで、騎士魔術師養成学校の教師を努めていた為、そこに通っていたレイと関わりがある、レイが私を覚えているのなら…そこの女の子のことも少しは解るかもしれない。

「レ… 違うな。 そこのお嬢さんたち、悪いが少しお話出来ないだろうか?」

できるだけ、早く投稿するようにします。

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