5.家庭教師来日
家庭教師の人が来る前にレベルアップしたときに貰った、ステータスポイント100を振り分けますか。今のステータスがこれと、
HP:40-MP:130-STR:80-VIT:30-AGI:120-INT:110
私の今の主力は、魔法だから、MPとINTに少し多めに割り振りつつ、STRとAGI残り割り振る感じでいいかな、ゲームの世界でパワー負けするのはプレイしてて余り気持ちの良いものじゃないからね。振り分けたステータスはこんな感じかな、
HP:40-MP:160(130)-STR:100(80)-VIT:30-AGI:140(120)-INT:140(110)
お母さんの話によると、明日の朝、家庭教師が家に来るらしいので、まだ数時間位あるので、家の書斎で魔法知識でも蓄えておこうかな。
~家庭教師視点~
私はBランク冒険者のレイ、魔法使いをしています。え?冒険者を知らないの?冒険者は各町にある冒険者教会に所属して依頼今回受けた依頼が『魔法、体術、勉強を教える家庭教師1名探しています。条件はBランク冒険者以上※住み込み1か月、報酬は要相談』とのことだった、私は少し内気でいつもソロでの依頼が多く、いつも一人の私に、この依頼を受付嬢が斡旋してくたの。受付嬢さんにはいつも優しくして貰っているので、断ることも出来ず、受けてしまったの。場所と教え子となる子供の名前と年齢を受付嬢さんに教えて貰ったけど、目的地は森の中で、教え子となる子供は3歳って…なにを教えればいいの…
後にイブの才能腰を抜かす事になる事を知らない先生であった。
~数時間後~
書斎で時間を潰していると、お母さんに呼ばれた、どうやら家庭教師の人が家についたらしい。
レイ先生「は、初めまして、冒険者教会から来ました、魔法使いのレイと申します…。」
「え、この人って人間!?」
このゲームで、人間と会うのは初めてのことでビックリした。お母さんから聞いていた昔の吸血鬼殺しの話しを聞き少し人間に対しての警戒心が高まっていてビックリして叫んでしまった。私の叫び声にレイ先生が恐縮してしまった。不味い…お母さんが、私がこの家から出たことがなく、人と話すの機会が無いというフォローをしてくれたおかげで、不信感が緩和されたと思う。ナイスお母さん!
レイ先生はどうやら内気な人のようで、余りレイ先生自身の事を話してくれない、いつか私に話してくれれば良いな! ん?どんなふうに質問したかって?まず、初めましての挨拶がすんだら、すぐ勉強が始まったんだよ、しかも足し算、引き算…確かに3歳には普通足し算、引き算は出来ないかもだけど、私現実世界では、大人ぞ、余り大人なめんな!てことですぐ答えて質問攻め、好きなこともの、得意な魔法、冒険者って何、何をしているの、鑑定の取り方は…………こんな感じかな?んん?私が悪いの?仕方ないじゃん今の私は知識欲に植えているんです~!
レイ先生の授業は基本的に午前中だけしかない、私がお母さんにお願いしたからなのだ、午後からは私は一旦寝て、夜に備えるからである、と言うことでお休みなさい~。お昼からベットに潜り込む私を見てお母さんと、レイ先生は「まだ子供だな~」と言う目で見てきた、夜に備えるためだからー!
ぱちっ、外の様子チェック…OKよし、
おはようお月様、さよなら太陽!太陽は沈み私のステータスは沈まない時間やってきた。
現在21:00 お母さんはいつ寝ているのか、わらないので、お母さんの部屋の横を通らないルートで玄関まで忍び足、玄関のドアに手をかけた瞬間、誰かに抱っこされた、3歳は抱っこされたら身動きがとれない…む、無念。誰に持ち上げられているのか見上げ確認したところ、お母さんではなくレイ先生だった、どうやらレイ先生お部屋は玄関から一番近い寝室を借りていて、さっき私が忍び足で横を通りすぎた場所だった。レイ先生が、「夜にひとりで外に出るのは危ないよ。」と行ってきたが、今回はお母さんではなくレイ先生だ。つまり…駄々をこねば行ける!多分!お母さんに気づかれては本末転倒なので音を出来るだけたてず両手足をぶんぶん降ってもう講義…駄々をこねた。
その甲斐あってレイ先生は私を下ろしてくれたが一緒についてくるらしい、お母さんから私のことを見ていてとお願いされているらしい。外に出てレベル上げを出来るのなら、レイ先生がついて来る、来ないはさほど関係が無いだろう。少し出発が遅れたが、再度冒険へ出発!
ちょうどレイ先生が横で歩いているので、人の町の方向を聞いてみると、家から真っ直ぐのこの道と呼べなさそうな所を行くと着くらしいこのペースなら2日はかかるかもと教えてくれた。日中まともに動けない今の私には無理だと思った。しかし、目標が出来たというものだ、レイ先生と話していたら人間にもそれぞれいるだろうけど少なくとも人間全てが悪と考えなくてもいいと思った。だから、人間の町に自力で行く。今日は、魔物を探しつつ、鑑定スキル取得のため色々観察しながら歩きまわったが、魔物とは出会えず、鑑定スキルもまだとれないまま、日が昇る時間になった。今日は、レイ先生がいたおかげで抱っこして貰いながら帰った。今日の授業で、魔法のことと、鑑定スキルについて聞いてみよう。太陽は嫌なので一旦朝ご飯の7:00まで完全遮光私の部屋でストレッチでもして時間を潰そうと思う。今日はレイ先生に鑑定スキルの効率のいい取り方を教えて貰うぞ!