表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
21/35

21.生まれてくる子供に…罪は無いだろう。

「ア、アリアお姉ちゃん!! これだけ持っていって!」


アリア「? これは? 丸い宝石?凄い力を感じるわ…これは何?」


「ん〜と…お守り! しっかり持っててきっと役に立つと思うから。 頑張ってね!」


アリア「えっと…効果を知りたいんだけど… まあいいわ! レジェロの奴からも第4試合の聞き出して、フォニに謝罪させるまで私は絶対に負けない!会場で私が勝つところ見逃さないでよね!」


 行ってしまった…アリアお姉ちゃん大丈夫かな…自身はありそうだったけど、第4試合の時のレジェロ?はフォニお姉ちゃんの魔法を上手にいなしていたのは紛れもない事実…アリアお姉ちゃんの実力もレジェロの実力も近くで見続けていたわけではないからどちらが勝つかは、予想がつけられないけれど実力が拮抗していた場合私が渡したお守りが活躍するかもしれないし目は離せない試合になりそう。 ちゃんと最後まで見届けないとね。


お母さん「イブちゃん?さっき何を渡したの? 丸い何かを渡していたのは見えていたけれど…あの感じ凄い魔力を帯びていたわよね?安全なんでしょうね?」


お母さんは見ただけで、その装備品の魔力量とかもわかるのね…流石だね。

「ただのお守り!私のMPをクマさんの骨に注ぎ込んだ塊を持ち運んでも邪魔にならないサイズまで削ったものを渡しただけだよ。

あのお守りは勝手に魔力を放出し、注ぎ込んだMPの量に見合った時間だけしか恩恵を受けられないけれど、持っている人の周りには質の高い魔力が留まり、魔法の補助をしてくれる優れもの!言ってみたら使い捨ての装備品かな?」

 私はね何時も昼に寝る習慣送っているでしょ? 寝る前に余ったMPの使い道を考えていたときに思いついたのよ。私のMP量は現在500…夜クマさん刈りをして、朝レイ先生の授業を受ける、授業が終わった後ご飯を食べて寝ることを日課にしていたけど…寝るとき毎日のようにMPが余っていた。

いや〜もったいないよね。余った状態で寝てしまうのは…余ったMPをどうにか保存する方法がないか、考え試して出来た物があのお守りであり将来的には使いたいときに使いたいだけ魔力を放出する物をつくりたいと思ってはいるんだけどね~ほら、スマホとかに使うモバイルバッテリーみたいに持ち運べる便利なものをね!

 レイ先生はこの歳にしては高い魔力量だと言っていたけれど、レイ先生の見せてくれる魔法を使おうとする時、構築は出来ても発動させることが出来なかったときがよくある。レイ先生は私より単純にINTが高いのもあるのかもしれないがもっと他にもあると思う。例えばスキルや称号の効果とか…でないと、私が使えないのに私の魔力量とさほど変わらないと言っていたレイ先生が使えているのはおかしいからね。そんなレイ先生が見せてくれた魔法を使う為の方法の一つがあのお守り!

 いや~暇なときに作る練習をしていたかいがあったよ〜あの塊を作るの意外と大変なのに、魔力を込めるのは自分のMPを使うから現状のお守りは自分用として使うのはコスパが悪すぎる。作る練習は一日に余ったMPで数回するだけだったけれど今日アリアお姉ちゃんに成功したものを渡すことが出来て運がよかったよ。


司会「え…っと~ もう始めてもよろしいのですか…?」


レジェロ「いいと言っている。 二試合連続がいいハンデだ。決して負けた言い訳を二試合連続であったからとなどとは言わないと誓おう。 それでいいだろうアリア嬢?」


アリア「…問題ないわ。早く始めましょ 貴方には聞きたいことが山ほどあるのだから。 この時間がもったいないわ」


司会「そ、それでは2人の了承がありましたのでこれより最終試合 第7試合を始めます。 第1王妃長男「レジェロ・ヘルエスタ様」、第4王妃長女「アリア・ヘルエスタ様」、会場の皆様用意はいいですか! 今日最後の試合です最後まで盛り上がっていきましょう!」


アリア「約束通り決勝まで進んできたわよ。 答えてもらうわよ私の質問に!

フォニは貴方が提案したゲームで私のお母様のことを出したと言っていたわ。 どう言うつもりかしら? 今回のイベントにお母様は関係ないでしょ?何故この会場に来ていないお母様の話を持ち出したの!」


レジェロ「いや〜何…最近、君たちのお母さんの体調が良くないと聞いたものでその費用を私の家が負担してあげようと、思っただけだよ。

それだけの理由だたのだけれど、フォニ嬢は怒ってしまわれた…私の善意を素直に受け取らなかった彼女が悪くないかな? アリア嬢はそうは思わないのか?」


アリア「それなら、フォニはどうして呪いのローブなんかつけていたのよ! あれは貴方が用意した装備だったのでしょう! それはどう説明する気なのよ!」


レジェロ「何…私にも、あのローブの呪いの効果までは解らなかっただけだよ。私は鑑定スキルを持っていない、そして鑑定石は高い性能だけを示し、呪いの効果までは解らなかった。 そうだろう? 私が間違えて用意しまうのもしょうがないことだろ?

君の質問には十分答えた…そろそろ、試合を始めないかい? 観客にはこの話は聞こえていない、ただ私達二人が向き合ってしゃべっているだけの絵を長い間見ていても面白みに欠けるというものだよ。

まだ聞きたいことがあるというなら、この試合で私に勝つことが出来たときにでも話してあげよう。それで文句はないだろ~アリア嬢?」


アリア「…私が勝ったら嘘偽りなく話すのよ! 今みたいな返答だったから貴方のこと許さないんだからね!」


レジェロ「そうですね〜 私に勝つことができれば嘘偽りなく話すと誓いましょう。 私に勝つことができたらですがね」


アリア「…さっきからなんなの?! 貴方のその余裕を感じさせる態度が一番腹が立つのよ! 

消えなさい! フレイムランス!」


………アリアお姉ちゃんは何を話しているんだろう。

試合が始まって時間が少し経つのに2人とも一向に動かないで話している。

 今にも手を出しそうなアリアお姉ちゃんをみていると痺れを切らしたのか、怒りを抑えられなかったのか、それとも…2人の話し合いが終わったのか、分からないが最初に動いたのはアリアお姉ちゃんで、得意な手数を押し付ける様に立ち回り試合はアリアお姉ちゃんが押しているように見える。

頑張れ、アリアお姉ちゃん!!



〜アリア・ヘルエスタの視点〜

 私のことを煽っておいて口ほどにもない奴ね。守ってばかりで、全く責めて来ないじゃない!

 フォニとの試合も観ていたけれど、相手の技を避けてばかりで自分で攻めていない…自分で攻めてこないで、何が試合を盛り上げたいよ!

「守ってばかりでじゃない! 自分から攻めて来なさいよ!」

 レジェロは第4試合、最後までカウンター…いわゆる、相手の攻撃のあと隙を狙って攻撃する戦い方をしていた…フォニ本人の自我がない状態だったとは言え、普段より強い魔法を放っていたフォニ相手に当たれば致命傷の攻撃だけを躱すのではなく、大範の魔法を躱しながら戦っていた。今の私には到底真似できる芸当ではない。

 レジェロが戦闘の才能があることは認めている…けれど今日は…今回は負けられない! フォニに謝罪させるまでわ! 

だから…だから…

「お前には負けられないんだよ~!!」



〜レジェロ・ヘルエスタの視点〜


~数分後~


「どうした? 私には負けられないのではなかったのか?」

 勢いはよかった、よかったのだがただそれだけ…盛り上がりには欠ける。 第4試合は最後にハプニングがあったものの、派手な魔法で試合が盛り上がった。

 しかし、第5試合はイブ嬢の棄権…惨状を見た私には無理やり第5試合に参加しろと言えない出血量…ただ、惨状を知らない会場の皆は期待していた試合が棄権によりなくなったとなると会場の雰囲気は盛り上がりが下がってしまうのはい方がないことだろう。 私の弟を第一試合で負かした英雄様の娘…イブ嬢の2回目の試合。第1試合を見ていたものならば、規格外の試合を期待してしまうのは仕方がない。

 落としてしまった期待は取り戻すよう努力するべきだろう?生憎私はフォニ嬢やイブ嬢のような派手な魔法は使えない…私なりに頑張りはしたが…第6試合は剣と剣のぶつかり合い、盛り上がりに欠けるものがあった。 最終試合である第7試合はもっと盛り上げたいと思っていたのだが…まだ足りない…少し会場を盛り上げる余興でもするか。

「アリア嬢、君は9歳とは思えない実力を持っているのは否定しない…しかし、今のアリア嬢の実力では私には届かない…今はそこで大人しく寝ていておくれ」


司会「けっ、決着です。 第7試合勝者は…」


「司会、少し待て… コホンッ。会場の皆は我々前王の血を受け継いだ者の母親…王妃の経歴を知っているかな? 試合の途中で急にこんな話をするのには少しわけがある。 皆も知っていると思うが、今回参加した8人は父親は同じだが、母親が違う。第1王妃から第5王妃がいるわけだが、それぞれ前王が実力を認め選んだ王妃だということも知っていただろうか? まず、第1王妃…私の母は知っての通り、元副騎士団長を務めていた実力者だ。私の母は世間では剣の実力を認められ騎士団に入団したわけだが、魔法の才も持ち合わせている天才だ、そんな母に稽古をつけてもらっている私と弟。今回は結果だ振るわなかったが去年のこのイベントでは準優勝の弟、皆もその実力は知っていると思う。そんな弟と去年優勝、今回も決勝進出と結果を残している私…前王と母の血はちゃんと受け継がれていると言えるだろう。                                            

次に第2王妃…あの人は戦鬼と呼ばれ、闘技場で負けなしの対人戦最強と呼ばれていた。

そして、第3王妃…の説明は不要ですね。皆も知っている英雄様ですね。

第4王妃は後に回し、第5王妃の説明をしましょう。第5王妃は4人しかいない前王の元近衛兵、前王の近衛兵は優秀だったことは皆知っているだろ。その1人が第5王妃ですね。元近衛兵の皆さんの情報は伏せられていることが多く私も知らないことが沢山です。

最後に第4王妃…第4王妃は元魔法団長、歴代の魔法団長達と比べても最も優秀だったそうだ。しかし、私は第4王妃の実力を見たことがない。皆も最近第4王妃の活躍を耳にしましたか?いや、耳にするはずがない……


今の第4王妃は魔法が使えないのだから!!


第4王妃はアリア嬢、シンフォニ嬢を産んだ後から、体調を崩し魔法が使えなくなったとか…第4王妃の魔法は戦争の時、認識できない距離からの超遠距離魔法、第4王妃が出陣した戦場は一法的な虐殺だったとか…今後、私達吸血鬼の国を、権力を取り戻すためには第4王妃の魔法の才を失ったのは痛手だと言えるだろう。そんな天才から生まれた娘2人の実力はどうだ?! この第7試合を見てどう思った?! 私と彼女の戦力差はかけ離れていただろう!!

第4試合を戦ったシンフォニ嬢も第7試合を戦っているアリア嬢も第4王妃の後釜には、なり得ない!! 人間たちとの戦争で、エルフたちとの戦争で圧倒的な功績をあげた第4王妃の後釜にはね。

私達は、全王の血を引く者は生まれてきて、強くなって吸血鬼種に利をもたらす存在だ。だから私達は子供の時から英才教育を受け、皆から褒められて育てられた。この試合に参加した者達は場所は違うが似たような環境に育ったことは言わなくてもわかっていると思う。それは、先に述べたように私たちが吸血鬼種にとって利を与える存在だからだ。しかし、あの姉妹はどうかな?第4王妃の戦力を失い、現状私に手も足も出せない者2人が残った。

もう一度皆に尋ねたい…今、第4王妃の戦力があれば、こそこそと暮らさなくても良かったのではないか? そうは思わないか?


会場「…確かに」


会場「…今、第4王妃がいたら…」


会場「…前の生活に戻りたい…」


会場「…今、第4王妃がいたら…」会場「…今、第4王妃がいたら…」

会場「…今、第4王妃がいたら…」会場「…今、第4王妃がいたら…」

会場「…今、第4王妃がいたら…」会場「…今、第4王妃がいたら…」


会場「…あの姉妹が生まれなかったら………………」




??「…今、なんて言った?……」

?ブ「おい! 誰が言った!その言葉!!」

イブ「ア、アリアお姉ちゃんもフォニお姉ちゃんも今回の試合のために人一倍努力し臨んでいる。そのことは第2試合や第4試合を見ていたお前たちなら少しはわかるはずだ!! たらればの話をするな! 経緯がどうあれ、今の第4王妃は昔のような力は無くなり、2人の娘を産んだ。 第4王妃の力が戻るのを望むより、生まれてきた2人の成長を望む方が理にかなっているだろ!!

現に2人は試合内容で去年との差を見せている!

…それなのに…それなのに!「今、第4王妃がいたら」だと?! 生まれてきた2人に何の罪があると言うんだ!

自分の現状を2人のお姉ちゃんのせいにするな!

今は…今は戦っているアリアお姉ちゃんを見ろ!!」


リリスお母さん「そうね…今は、他の誰でもない試合をしている2人を見るべきだと私も思うわ。

アリアちゃ~ん 頑張って〜!

…… ……… ……………………………

『………産まれて来た子供に罪は無い…か…貴方もそう考えるのね。私も、もっと早くその考えに行き着くことができていたら…私はもっとイブちゃんのことを見てあげれたのかしら』」


アリア「……イブ…ちゃんに……あそこまで言って貰ったのに…… こんな所で…寝っ転がっている訳には……ハアハア

行かないでしょ!!」


会場を上手くコントロール出来たと思ったのですが…この展開は予想できませんでしたね。まぁこれはこれで盛り上がったと言えるので良しとしましょう。

さて、オチをどうつけようか悩みものですね~


「勝敗と言うものは、気持ちで簡単にひっくり返るもので無いのですよアリア嬢。そんなフラフラな足取りでここからどうやって私に勝つつもりで?」

強気な言葉を使っているものの、体力は限界に近いはずです。ここから何かできるわけでも無いのに…会場を無駄に期待させる行為はやめていただきたいですね。

時間をかけるのも無駄なので、すぐに終わらせますか…


アリア「レジェロ…アンタなら聞いたことぐらいはあるわよね…血を飲むことに耐性が無い吸血鬼がいること…」


「それが、何か? 多くは私達とは違う半端者の吸血鬼。吸血鬼〈亜〉の混血の者に時々あると聞いたことがありますよ〜落ちこぼれの証拠ですよね。」


アリア「半端者、落ちこぼれか… 辛辣ね。同じ吸血鬼でしょ… 逆に血を飲むことで大きな恩恵を得られる吸血鬼がいることは聞いたことあるかしら? そんなことができる者は立派な吸血鬼ってことになるのかしら? お母さんに聞いた話では前例が無いと聞いたけど…アンタは知ってる? まだまだ制御を上手に出来る自身は無いんだけど…生憎、今私に出来ることはこれくらいしかないのよね…


死んでも恨まないでね?」


「私が今の貴方に負ける? ドドメを刺さずに足掻けているのは私の裁量だと言うことを気がついていないのですか? 強い言葉を言うのは簡単ですよね。血を飲み私を殺せるだけの力を得られるならば…やってみろ…今!ここで!」


アリア「言われなくてもやってやるわよ! 『ゴクッ』」


ふむ…雰囲気が変わりましたね。私が付けた傷も治っていっているような?

血を飲むことで、恩恵を受けられるというのはハッタリではなかったのですね。お手並み拝見といきますか…


 〜一瞬…一瞬の間〜


目で追えない…はやすぎる!

魔法の威力や速度が上がるのは距離を取れば対処することができるが、さっきまでとは比べ物に速さで近づかれ、近接戦に持ち込まれたとき、彼女の鋭い剣さばきを受けきれていない。

強化系のものは、大凡何かしらのデメリットが付きまとうはずなのだが、あまりにも情報がなさすぎる。

アリア嬢の状態がわからない今、時間をかけて様子を見るのも得策とは言えませんね。

しかし、秘策を隠しているのは彼女だけではない。そろそろ、私も本気で彼女の相手をしますか… 


『ドロ…ポトポト…』


何?!この魔法は… フフッ…こんな魔法まで使えるようになるとは… いいでしょう…この勝負の勝利は彼女に譲りましょう。

まさか…恩恵を受けると、魔法(血)を使えるようになるとは…彼女の将来が楽しみですね。


司会「けっ、決着です。 第7試合勝者は…アリア・ヘルエスタ様~あの状況から勝利!!最後に使った魔法はなんだったのでしょうか?私には解りませんでしたが、第4王妃の才能を引き継いでいると言わないばかりの素晴らしい魔法を見せてくれました。レジェロ様も対戦の主催をしながら、素晴らしいパフォーマンスを見せてくれました。皆様今一度度全力で戦い抜いた2人に大きな歓声を〜」


会場「…アリア様の将来に期待しています。」「レジェロ様もかっこよかったです。」


イブ「会場の人たち、都合良すぎでしょう…さっきまでアリアお姉ちゃんに散々なこと言ってたのに。」


アリア「かっ、勝った〜!! 『ドサッ』」


~1時間後~


…ここは、医務室のベッドですか。1時間も眠ってしまいましたね。受けた魔法にしては、怪我はなくなっていますね。


リリス「私が癒したのよ。貴方でも手足は勝手に生えてこないでしょ。」


「…どういう風の吹きわましですか?私はリリス様に嫌われていると思っていましたが?」


リリス「貴方、最後の魔法わざと受けたでしょ?何を考えたのかわからないけど、構築していた魔法を使わず、アリアちゃんの魔法で死なないように薄い結界を使って試合を譲った。さっきまでの態度と行動があってないのじゃなくて?」


「さぁ…何のことを言っているのか解りませんね。 一言言うならば、私は吸血鬼の王になりたいわけではない…王になるにふさわしい人物を見つけ、その人を王にしたい。その為のイベントであって私の実力を見せつけるためのイベントではない…という事です。 アリア嬢が最後に使った魔法は魔法(血)でしたね、私にも使うことが出来ない魔法を使うことが出来る。これは凄い才能だと思いましたね。イブ嬢も使うことが出来るのですか?リリス様?

今回は、イブ嬢も素晴らしい才能を持っていることを確認出来たので今回のイベントを行ったかいがあったというものですね。第1回戦で私の弟が負けるとは思っていませんでしたがw。」


リリス「さあ? イブちゃんに直接聞いてみたら? あ!でも、イブちゃん貴方にかなりお怒りだったわよ? 第7試合のアリアちゃんへの行いは私も腹がたったわ。 けれど、今回のイベントを開催してくれて、私も心の靄が晴れ、イブちゃんも2人の吸血鬼の友人…いぇ、2人の姉が出来て結果的に貴方に感謝する結果に終わったわ。」


「心の霧?と申しますと?」


リリス「貴方には関係ないわ。怪我は治した、私はもう行くわ。しばらく安静にしなさいよ。」



~イブの視点~


司会「けっ、決着です。 第7試合勝者は…アリア・ヘルエスタ様~あの状況から勝利!!……………」


「会場の人たち、都合良すぎでしょう…さっきまでアリアお姉ちゃんに散々なこと言ってたのに。

アリアお姉ちゃん~ 優勝おめでと~ え?アリアお姉ちゃん?!」


お母さん「大丈夫目立った外傷は見えないわ。 疲れただけよ。医務室に連れて行ってあげましょ」


~数分後~


アリア「……………私、どれくらい眠ってた?」


「数分くらいかな? まだ寝てなくて大丈夫?」


アリア「もう、平気よ! イブちゃんの応援に応えたかったから、ちょっと本気出してみた! どうだった?私強かったでしょ〜」


「アリアお姉ちゃん凄かったよ! もう、アリアお姉ちゃんが本気出してから、あいつ何も出来てもなかったよ!これでもう、あいつがアリアお姉ちゃんに強く当たることはできないでしょ!!」


お母さん「イブちゃんが自慢げに語ることでもない気がするけれど…アリアちゃん頑張ったわね。優勝おめでとう!」


フォニ「アリア おめでとう…」


「アリアお姉ちゃん!優勝おめでとう!」


アリア「皆…ありがとう!!」


お母さん「もっと祝ってあげたいのだけれど…そろそろ夜が明けるわ。 貴方達もそろそろ帰る時間でしょ? 日光は侮っては行けないわよ。帰る支度をしてきた方が良いわよ。」


アリア、フォニ「もう明け方?! 支度してきます。」


お母さん「イブちゃん。私たちももう少ししたら帰るわよ。 そんな寂しい顔しないで、また会うことができるわよ。  きっとそお遠くないうちにね。」


「…そうだね。…ん? お母さんは逆に、嬉しそうだね?何かあったの?」


「そうね〜 イブちゃん。貴方が第7試合の時、アリアちゃんに言った言葉覚えてる?「生まれてきた2人に何の罪があると言うんだ」って言ってたのよ。勢いから口に出た言葉かもしれないけど、私はその言葉に共感できたわ。 誰と誰の間に生まれたからと言って、その子供を嫌う理由にはならない。

貴方の考えを聞けて良かったわ。 長い間、私の中にかかっいた霧が晴れた気がするわ。 イブちゃんありがとうね!」


? 良くわからないが…感謝された。 お母さんが嬉しそうにしている姿は好きなので、細かいことは気にしなくてもいいだろう。

お母さんには今日だけで沢山迷惑をかけた…けど、帰る時に笑っていてくれる、そんな優しい人が私のお母さんだ。私がこの人生で目標と、している人それがお母さんだ。長らく忘れたお母さんの温もり…

「家族って…良いね」


お母さん「そうね。 イブちゃんが生まれてきてくれて私も嬉しいわ」



お疲れ様ですよ〜杯の魔女さんですよ〜

投稿は少し遅くなりましたが、いつもより長いから我慢してね。

今回のお話は第7試合…決勝を書いた21話となりましたね。アリアちゃん負けるな!!アリアちゃん頑張れ!!と応援していたそこの一読者さん! ここだけの話!最初に書いていたストーリーは結果的にレジェロが勝って終わるストーリーでしたが、書いている途中でレジェロの態度が嫌になり、負けさせる方向にシフトされたんですよ。 やっぱり、流れ的にアリアちゃんに勝って欲しいよね!ね! 

私は、アリアちゃん好きだから勝って欲しかった!!

アリアちゃん優勝おめでとう〜!!!


あ、Twitterやってます。「杯の魔女」です。フォローお願いします。告知でした。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ