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18.フォニに迫る影

〜シンフォニの視点〜

あ、貴方は…


???「お久しぶりですね、第四王妃次女シンフォニ嬢。これは…リリス様もこちらにいらしてたのですね。リリス様、初めまして私の名前は「レジェロ・ヘルエスタ」と申します。以後よろしくお願いします。

シンフォニ嬢、もうそろそろ第四試合が始まる時間ですね、訓練場まで少し距離があることですし…向かいなが話しませんか?」


リリス(お母さん)「私としては娘のイブに対しての行いの謝罪を受けてない今は貴方とよろしくしたくはありませんね。」


レジェロ「これはまた…知り合ってもいないのに嫌われてしまいましたね。あの子が真実を言っていると言う確証もないのに私は嫌われてしまうとは…基本的に私は悪いことはしていないのですけれど…まあいいです。我々は試合があるのでこれで失礼します。勿論、シンフォニ嬢はついてきてもらえますよね?」


アリア「…フォニ、気を付けてね。あいつ、何考えているのか分からないこと多いから。あいつに何を言われても気にしないこと!いいね?」


〜数分後〜


「2人とは離れた…話って何?」


レジェロ「そうですね。時間もありませんから単刀直入に言わせていただくと、シンフォニ嬢…貴方は普段本気で力を見せていないでしょう。今朝のアリア嬢との模擬戦少しだけ影から拝見させてもらいました。相手をたてる行動は時には必要でしょう。

しかし、今日のイベントは主催として盛り上げなければならない…イベントは盛り上がってこそのイベントですからね〜 貴方に普段通りの戦い方をされては盛り上がりに欠けると思いまして…事前にゲームを考えさせて貰いました。勿論、他の人には他言無用でお願いしますよ。貴方がお母さんを助けたいのなら…の話ですけれど。

知っていますよ、最近貴方のお母さんの体調が優れないこと、今日も住んでいる屋敷がそれ程遠くないのにパーティーには参加されていなかったですからね。相当重病なのでしょう。そんなお母さんを助けたいのなら…わかりますよね?


どうしました?さっきまでの貴方からは考えられないほどの殺気を今の貴方から感じられますね。「お母さん」と言うワードはそこまで貴方を怒らせる言葉だったのでしょうか。それとも…貴方の「お母さんを人質」として語ったからでしょうか?」


「ゲームの…説明をしろ…お母さんに手を出したら…ゆるさいからな」


レジェロ「殺る気に満ちた表情…いいですね。ルールは簡単次の試合で私に勝ってみなさい。 普通に戦っても貴方に勝機は無いでしょう。勝ち目のないゲームはゲームとは呼びません。そこでの特別に貴方の待合室に特別な装備品を用意させました。その中には法律に触れる禁忌とされた装備品も混ぜておきました。その装備を好きなだけ使い、私に試合で勝つ。それが今回提案させて貰ったゲームの詳細です。

もうすぐ試合が始まりますね〜急いで準備したほうがよろしいのでは?」


「貴方のこと…許さないから…」



〜アリアの視点〜

フォニ…大丈夫かな「あいつ」フォニ1人に用があるなんて怪しにも程があるでしょ。


リリスお母さん「あの子に限ってトラブルには発展しないでしょう 一番近くで見ている貴方が一番よく分かってるでしょ?」


「そうですけど…フォニは1人で抱え込んでしまう所があるから心配なのよね。 昔、困っている時も私やお母さんに相談せず1人で解決しようとしたことがあるから…そのことが頭にちらついて…」


リリスお母さん「フォニちゃん試合までまだ少しあるからそれまでその話聞かせてくれる?フォニちゃんの別の一面も知っておきたいわ。」


「き、聞きます?…うぅん~ そうですね…リリスお母さんは私達のお母さんと面識あります? 

私達のあ母さんは、私達を生む前まで凄い魔法使いだったそうです。けれど、私達を生んでから上手に魔法制御が上手くできなくなっただけでなく、寝込みがちになってしまいました... お母さんは私達の所為ではないと言い聞かせてくるんですけど…私達の前では今でも魔法を使っている所を見せてくれないことから…今でもまだ制御が上手くできない状態だと思うんです。

今も昔もそんなお母さんの看病をしていてフォニのことを余り気にかけてあげられない時期がありました。

フォニは私より魔法制御が昔から上手でした。 何時からか忘れてしまいましたけど、普段書斎で本を読んでいるフォニが屋根の上で読むようになりました。 変化には気が付いて聞いていたことはあるのですけれど…当時は気分転換だと言っていて、私はそれ以上踏み込んだ質問はしませんでした。

ある日、お母さんの看病を終え、フォニの様子を見に、外に出て屋根を確認してもそこにはフォニの姿がなく、積み上げられた本の山しかありませんでした。フォニに限って本を置いたままどこかに行くことはないと思ってから。私の頬に嫌な汗が流れると同時に屋敷の中だけでなく屋敷付近でフォニを探しまわりました。悪い予感は的中し、裏庭で自身に回復魔法をかけている傷だらけのフォニがいました。急いで駆け寄り事情を聴きつつフォニをベッドまで運びました。

その時…フォニは…私に聞こえるギリギリの声で「大丈夫だから」「時々あることだから」と言ったんです。

「時々あること」と私の知らない所であの子…フォニが無茶をしていることを知ったのはフォニが怪我をして帰ってきたの見かけたからで、普段の態度変化から気が付くことができず…フォニにずっと負担をかけていたんです。

私が何気なく生活している中でフォニは一人危険を顧みず私たちの家を守っていたんです。ベッドに横になってすぐに寝てしまったフォニから詳しく話してくれなかったのでその時はどこの誰に傷つけられたのか分からない状態でした。私は解らないことを解らないままにしておきたくないないので、お母さんの看病を除いて空いた時間を屋敷の周辺の警戒にあてました。結果、我が家の貴重品を狙った人間の犯罪者集団が頻繁に偵察のようなことをしていました。私がフォニと一緒に応戦したのは数回で、その数回とも誰一人逃がさず始末することができ、この数回で犯罪者集団は家から手を引いたのか来なくなり、解決した問題ではあったのですけれど…フォニは、私が気付かなかった期間、犯罪者集団を殺さず逃すことを繰り返し、毎日のように応戦していたことを、一人の犯人を脅し、ようやく分かったの。

フォニは…お母さんや私の心配はするのに、自分自身は、私達に心配をかけないよう、隠し事をする。この性格になったのは、このことがきっかけではなく、あの子の昔っからの良くないことろなんです。


リリスお母さん「なるほどね~。他の人に迷惑をかけたくないとか思っているのでしょうけど、誰も迷惑に感じていないでしょう。すぐに相談してもらえたほうが対処が早くできてトラブルにも対応できるのにね。フォニちゃんは「人を、大人を頼ることも覚えて行って欲しいわね。」


「すぐにとは言わないけど…私のことも頼ってほしいです。」


リリスお母さん「フォニちゃんの考え方に影響を一番与えられるのは間違いなくアリアちゃんよ。頑張ってね。私の家に来てくれたらいつでも相談に乗るわ。」


司会「会場の皆さん大変長らくお待たせしました。試合の用意が整いましたので第4回戦を行います! 第1王妃長男「レジェロ・ヘルエスタ様」、第4王妃長女「シンフォニ・ヘルエスタ様」、会場の皆様用意はいいですか?! それでは行ってみましょう〜」


会場「レジェロ様~頑張れ~」「シンフォニ様も頑張れ~」


リリスお母さん「そろそろ始まるみたいね。フォニちゃんの様子はどうかな?…」


「フォニ、あんな装備もってたっけ? なんか、きれいな羽衣!…けど、いつもと雰囲気が違う?」


リリスお母さん「あれは…いいえ。なんでもないわ。」



〜レジェロ・ヘルエスタの視点〜


おやおや…そのローブを選びましたか。なかなかお目が高いですね~ その装備は「誘惑のローブ」名前からは想像できない効果、装備するだけで全ステータスを伸ばしてくれるという代物…しかし、その性能うえ装備者を誘惑し、装備した者の自我を奪うと言われている呪いの装備…一般的に市場に回っている鑑定石ではその「自我を奪う」効果までは鑑定できないという。 確か…シンフォニ嬢の部屋に置いておいた鑑定石も市販品…呪いの効果までは解らなかったみたいですね~

おや…ローブだけでなく、ステータスを上げる装飾品も何点かつけていますね。


「シンフォニ嬢。綺麗なローブですね〜気分はどうです?」


フォニ「………」


反応が返ってこない…つまりシンフォニ嬢の自我はもうローブに掌握されているようですね。 魔法の威力や身体を動かす速さは装備品のおかげで上がっていますね。

しかし…動きが単調ですね、まだ完全に自我を失ってないと言うことでしょうか?それとも、これがローブの限界なのでしょか?これがローブの限界なら少し興ざめですね。魔法の感覚は単調、距離の詰め方は直線…間合い管理を間違えなければ彼女の魔法は当たらない。しかし、派手な魔法を使ってくれるおかげで、会場はかなり沸いている。おかげで、私としては単調でつまらない試合だけれど、結果往来ですね。

そろそろ終わらせて、勝利のコールを聞くとしますか。


〜5分後〜


...これは、少し誘惑のローブを侮っていましたね。

まさか、血だらけになりながらも最初の勢いを落とさず、動きわまりながら戦い続けれるとわ…ここまで、動き回られるといくら血があふれだしていても、司会は試合を止めるわけには行かない。

しかし、これ以上試合が長引いてしまうと、シンフォニ嬢の命に関わる…まぁ、彼女が死ぬと言うことは次期王候補が減ると言うことだから、悪いことでは無いのだけれど…私の主催したイベントで死人が出たというのは縁起が良くないのも事実。

これは…困りましたね…


「…………神聖魔法……エリアハイヒール…」


「うぅっ…」

な、なんだこの光は?!

この会場全体を包んでいる?


会場「何だか心地良い光〜」


会場「お…俺の古傷が治っていく!!」


私の傷も治っている…これは広範囲の光魔法…いや、神聖魔法でしょうか? ここまでの魔法を扱える人物は1人しか思い浮かばないのだが…その宛である英雄リリス様は会場にいるので、この魔法を使った人物ではないことになる…ん?リリス様の表情が険しい…これは何かある、私の直感がそう告げている。

「司会!途中で外部からの邪魔が入ったが…現状、私は立ち、シンフォニ嬢は倒れ気絶している。この試合は、私の勝ちで良いのでは無いだろか?」


司会「だ、第4試合勝者は今回のイベント主催!  レジェロ・ヘルエスタ様〜 シンフォニ様の勢いのある動きを見事捌き切りました。途中で、トラブルはありましたが、皆が認める素晴らしい勝利でした。シンフォニ様も、自分の流れを作る為、勢いのある姿勢でこの試合に臨んでいることがよく伝わってきました。皆様今一度全力で戦い抜いた2人に大きな歓声を〜」


会場「レジェロ様〜かっこよかった〜」


会場「シンフォニ様の勇姿忘れません!」


何処の誰の魔法か分からないですけれど、この回復魔法で「誘惑のローブ」の効果が打ち消されていますね…このまま放置して置くとまた暴れ出す可能性もあるので誘惑のローブは先に回収しておきましょう。


アリア「ちょっとあんた!フォニに何をしたの!いつもと全然違ったじゃない!あんたの仕業でしょう!」


「私の仕業? 私はシンフォニ嬢にあるゲームを持ちかけただけで強制はしていない、実際に手を付けたのは彼女自身が起こした結果なのだが…それでも私が悪いと言うのかね?

はぁ〜 私は、主催として試合以外にもやることがあるのだよ、こんな生産性の無い会話はこの辺で終わりにしよう。どうしても聞きたいことがあるのなら…アリア嬢、君が決勝に進んで来られた時に聞いてあげましょう。 今はこれで失礼するよ」


アリア「ちょっと、待ちなさぃょ…………」


彼女の声は本当に頭に響く、良く言えば全体に通るいい声だが、耳の近くで聞く音では無い。

主催として私は、私の試合中に発動された広範囲回復魔法の出所、発動者を探さなければ行けない。第一候補のリリス様では無いのなら…まず吸血鬼には発動することが出来ないだろう。太古から吸血鬼と、光魔法、神聖魔法は吸血鬼と相性が悪く習得することに長い年月を有するのに消費する魔力の量が尋常ではい量を要求される、結果自然治癒能力が高い吸血鬼は回復魔法を使える人物は少数になってしまう。

つまり、本来この会場にいるはずがない種族…「人間」?「エルフ」?はたまた…「天使」でしょうか?それ以外にも沢山の候補はあがりますが、部外者である可能性が高いですね、その者…その者達が、どこのものなのか、何を企んでいるのか聞き出さなくてはいけませんね。

どこから探したものか…そういえば、あの魔法を発動された時、リリス様は険しい表情をしていた様な?確か飛び出して行った方向には…我々試合出場者の待合室しか無いような…何かあるのでしょうか?とりあえず私も向かってみましょうか………

ここまで親戚会を長引かせる気はなかったのですが…文字にすると…長いの長いの、書いている途中で新しく入れたい内容だったり、変えたい内容がでてくるとそれ一つで、投稿が遅れてしまいますね〜。

【ここで毎回恒例 謝罪タ〜イム】

前回の投稿から役一ヶ月の空きが出来てしまった事に深く反省しています。ホントだよ? この一ヶ月間私はハンターとして多くのモンスターと戦うため弓を持ち、筆には手が出ませんでした。

最近では、ハンター業をお休みし、また頑張って描いているので応援よろしくお願いします。


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