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こまかい詩集2

詩 冷たい景色の中で

作者: 仲仁へび



 あたたかみのない景色だと思った

 触れても温度が感じられない


 誰もかれもが 背を向けて

「関係ないよ」と呟いている


 人に聞こえる声でもなくて

 傷つけるほどの大きさでもなくて


 それでも気持ちが届いてしまうから

 温度がすっと消えていく


 心が冷めて

 冷たくなる


 あたたかみのない世界だから

 ここにいたくない そう思うほど

 逃げよう 離れよう そう思うほど


 心は一層 冷えていく


 言葉にならない声を聞いた

 言葉にしない心を知った


 そこから温度が消えていく

 無言の心が奪っていく




「ストーリー」


 にこにこ笑顔で接しながら、「嫌い」だと思っている。

 言葉では伝わっていない。

 態度も伝わってない。

 でも心が伝わってしまうから。

 分かった途端に、冷えていく。



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