異世界転生へ!そして長めの前置き!
プロローグ
俺の名前は『葉山学』普通の高校生だった、少なくともさっきまでは…
自転車で優雅に通学中のハズだったが
気がついたら見た事もない植物が生える鬱蒼とした森
「あーそっか、コレは夢か!通学中かと思ったら2度寝だったって奴?」
俺は自分の頬を引っ張る、などというベタな行動をする「夢…じゃない…」
今度は突然景色が真っ白に変わり誰かの声が聞こえる
「聞こえますか葉山学殿、突然『西の森』に投げ出して申し訳ございません、何せ急だったもので…」
「ここ何処?貴方なにもの?急って何が?」
あまりの事態に謎の声を質問攻めにしてしまう
「そう慌てなさらず、ここは『ハルバラ』貴方の世界から見ればいわゆる異世界と言った所です。
そして私は『ハルバラ』とあなた方の世界を繋ぐ者でございます。」
「ん?まぁ、なるほど、で何で俺はここに呼ばれたの?」
「近い未来にこの世界の救世主となる御方が貴方だという記述が予言書に記されたのです。」
「へー…ってイヤイヤイヤちょっと待ってよ、いくら何でも急すぎない?、大体俺普通の高校生だし向こうの生活もあるし!」
「そこは問題ありません、予言の記述によると救世主の条件の一つに魔の者が現われた12時間後に亡くなる10代の男性とされているのです。」
え?俺死ぬの?
「え?俺死ぬの?」
「今日の通学中に事故で亡くなる予定でしたがせめて痛みの無いままにと事故の直前でお呼びした次第でございます。」
「なんだその気が利いてるのかきいてないのかわからん奴」
「とにかく救世主様、装備一式と良い感じに高いステータス、それからこの世界での通貨をお渡ししておきますので。後はこのまま真っ直ぐ行けば街がございますのでそこで仲間を調達されてはいかがでしょう」
「何もかも急!」
「では私は次の仕事がありますのでコレで…」
「あ、ちょっ待て!」
謎の声は消え俺はまた森の中に居た…
装備やこの世界の通貨は置かれて居たので半ば仕方なく街を目指すのだった…
週1ペースで更新できたらいい方だと思いますがぼちぼちやっていきます。
BLありとは書いてますがほぼギャグなのでお許しください!