転生12日目 同盟
どうも久しぶりです。テストのせいで投稿が遅れましたすいません。
皇城にて
ここでは先日の会議の結果をルシア王国側との話し合いが行われていた。
「えーでは、先日の会議の結果...」
「(ゴクリ...)」
「我が帝国はルシア王国との同盟を締結し、ザメギア帝国戦争のための援軍を派遣することにいたしました。」
「あ...ありがとうございます!なんとお礼を申し上げたらよいことか...」
「いえいえ、おきになさらず。すべて陛下のご意向です。」
「ちなみに同盟の条件等は...」
「後日そちらの国王との会談で詳細を決めよう、とのことです。」
「で、では早速このことを国王様に伝えなければ...ご存知かもしれませんが、我が国はかなり危ない状況でして、いつザメギア帝国に王都を陥落させられるかわからないのです...失礼とは存じておりますが、一刻も早く国王様に...」
「わかりました。しかし貴殿方の船はほぼ大破しています。そこで我が国の客船と護衛の巡洋艦3隻をつけましょう。航海の安全を祈ります。」
「私どもにそこまで...本当になんとお礼を申し上げたらよいことか...では失礼いたします。」
ドタドタと自分達の船に帰っていく。
···3日後帝国の重巡洋艦高雄、摩耶、愛宕がルシア王国に向け、使者と共に出航した。
「やりましたなあ。使節団団長。まさかこれほどの国家と同盟を結べるとは。」
「まだ同盟締結とは決まってないがな。ただ期待はしてもいいと思う。あの国家は私達のようなほぼ亡国同然の国家に援軍を送ってくれるのだ。」
「そうですなあ。にしても一体あの国はどうなってるんでしょう。」
「なにがだ?」
「ほら、あの船です。我が国の軍船とは比べ物にならない位大きいし、船体も木製ではなく金属です。私達には金属の船が浮かぶとは思えない。なのに目の前には存在するんです。それも尋常ではない大きさの、です。」
「確かにな。だがあの国については全くわからん。何故あのような船が作れるのか、何故あんなに発展しているのか、いくら考えてもわからん。考えても無駄だろう。」
「そうですなあ。まあ敵ではないようなのでいいとしましょう。無駄に詮索して敵対でもしたら我が国に未来はありませんからな。」
···小川帝国海軍日本艦隊重巡洋艦高雄にて
「ではどうします?あのルシア王国とザメギア帝国。少なくともお上はザメギア帝国とは戦争待った無しのようです。ただ戦争勃発というのに見返り無しでは釣り合いがない。」
「そこで我が国にいかに有利な条約を結ぶかが我々の役目だ。」
「そうですなあ。」
「まもなくルシア王国沿岸200海里です!ザメギア帝国の戦列艦への警戒を厳とします。」
「もう沿岸200海里か。」
「はい。そろそろ敵がいるかもしれませんね。」
「はっ。入ってすぐに敵がいるわけがn···」
「前方5km!ザメギア帝国とおぼしき敵艦を発見!」
「「···」」
次回、「城之内死す」
すいません嘘です。いよいよ戦闘です!