転生11日目 会議
はい、どうもお久しぶりです。やっと投稿できました。
小川帝国サイド
「えーでは、臨時の『大小川帝国の未来を考える会議』を行います。本日の議題ですが、ズバリ現在我が国に滞在中のルシア王国と同盟を結び現在大陸戦争中のザメギア帝国に宣戦布告するか、見てみぬ振りをするか、です。」
((((((誰だこの会議の名前決めたやつは···))))))
(フッ。我ながらいいネーミングセンスだ。しびれるぜ···)
···なんということでしょう。健治のネーミングセンスは壊滅的だったではありませんか。
「···質問よろしいでしょうか?大木補佐官。」
「どうぞ。」
「国家の未来を決断する重要な会議の名称が何故このようなふざけたことになっているのですか。」
「···その質問に関しては私も一度おかしいと思いましたが、陛下のネーミングセンスは私達の想像の斜め上をいくようなので····」
((((((あっ⦅察し⦆))))))
「···話がずれましたね。で、どうします?」
「はい。そのザメギア帝国とやらがどのような国家でどのような文明かによりますが、我が国から最も近い国家が侵略的な国家になるのは避けるべきかと思います。」
「私も同意見です。先日、ルシア王国の自称軍船を見てみましたところ、中世の帆船そのまんまです。なので敵対するザメギア帝国もせいぜいちょっと大きいくらいのものでしょう。もし戦争になったとしても、我が国には超大和型が10隻もいます。我が海軍ならば圧勝でしょうなあ。」
「私も海軍大臣に賛成です。軍船が帆船ならば、陸でもせいぜいマスケット銃があるかないかでしょう。我が帝国陸軍の歩兵銃、砲兵の野砲、戦車隊の敵ではない。」
「私もそう思います。我が空軍の零戦、グラマン、フォッケウルフの敵はいません。敵の首都をB29、富岳、連山で空襲してあっという間に堕とせます。」
「中世ヨーロッパ程度の軍隊が我が国の近代兵器に勝てるわけがないかと。」
「この世界には魔法なるものがあるようですが、ルシア王国によると使える者がとても少ないとか。さらに威力の大きいものでもせいぜい50kg爆弾ほどだとか。負ける要素がありませんなあ。」
「確かに、人工衛星によると魔法国家と呼ばれるマジリス魔法王国はドレッドノートらしき戦艦を持っているようだが。今回のはthe·中世ヨーロッパの覇権主義国家、って感じの国家だ。負けるわけがない。」
「では全会一致でザメギア帝国に宣戦布告ということでよろしいですね!皇帝!!」
「うん!そうだな!よし!可決!!!」
「「「「「「уρααααααααα!!!」」」」」」
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