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決闘の裏側で

教官サイドです


ちょっと身勝手かなと思ったので補足程度に。

こんなことを考えているんです。


俺の教え子であるハーミッドは才能はあるのに、そこそこで済ますという悪い癖を持っている。そこそこでそれなりの成績が残せてしまうのがそれに拍車をかけている。

どうにかならないのか、とたまに思っていたところに現れためんどくさいが同期の中ではピカイチの実力を持つ弟。

手の届く格上相手ならば、あいつも本気を出すのではないかと思ったのだ。そうしたら、試してみたくなったのは仕方が無いと思う。


誘導というほど大したことはしていないが、素直なあいつは期待通り決闘を持ちかけた。

かなり、渋ってたがハーミッドも了承はした。渋々、めっちゃ嫌そうにだが。

ハングリーに勝ちをとりに行けばいいが。

レイモンドには当て馬的で悪いとは思うが、あいつにとってもいいことだと思う。強い奴がいるほど、自分もつよくなる奴だから。

まあ、素直なあいつがハーミッドにあてられて、どんな化学変化が起こるのかは予想ができなくてこわいが。できれば、あの素直さを維持して欲しい。




これが若い癖に若さのない、それなりに可愛がっている初めての教え子にとってよいものであることを願うばかりだ。


俺を教官とも思ってないすぐに手が出て、口が悪いところも治ってくれると、さらにありがたい。


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