プロローグ
雲ひとつ無い青空の下・・・・・。
空にも負けないくらい青々とした芝生・・・・・。
そこに寝転がり大の字で風を感じる・・・・・。
そして・・・左を見れば、眩しいほどに白く輝いたまんまるい天使・・・・・・。
「・・・・・えっ!?天使!!!???」
「うわぁっ!?なんだよ~起こさないでよっ!!もうっ!」
「あっ、ごめんごめん・・・・・って!ごめんじゃねーよ!お前誰なんだよ!ってか誰ってーか人じゃねーだろ!!!」
たしかに人間ではないようだ。手のひらサイズで白くて、羽があり、尻尾がある。確実に地球に害する生命体のようだ。
「人なわけないでしょ!?見て分からない?天使よっ、て~んし!」
「・・・ハァ?え~っと・・・お帰り願いますでしょうか・・・・?」
「あっそうね。んじゃバイバイ・・・・・ってバカぁぁ!」
「だから!ナンなんだよ!お前はっ!!」
「だから!天使なんだよ!私はっ!!」
「「マネすんじゃねぇぇぇぇ!!!」」
(ハァハァ・・・なんだよ・・・これ・・・夢なのかよ・・・・・まぢで・・・いみわかんねぇ!)
「あぁ~もうっ!じゃあ私がこんな腐った人間界に降りてきた理由を言うからね!心して聞きなさい!」
「おうよ。その天使様とやらの言うことを聞いてやろうじゃないか!」
「今日からっ!いやっ!今、この瞬間からっ!あんたは神なわけ!神様なわけ!わかった!?」
「・・・えっ!?いや!わかんないからっ!意味不意味不!ちょまぢでっ!」
「だからっ!神なの!そんでもって私は天使!だからあんたのトコに来たわけ!」
(俺が神様、つまりはこの世界の天辺。それでここに刺客が来たということ・・・えっ?じゃあよく「神様お願いっ!」って言う人がいるけど、今日から俺がお願いされてるってわけ!?)
「だっかっらっ!あんたは神様よっ!G・O・D!」
今日からこの俺・・・最上恋が神となった。
どこまで行くかはわかりませんが、どうか温かい目で見てやって下さい。
出来れば感想、評価も頂ければ光栄ですっ!