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偽善悪  作者: five‐9
1/3

夢のタクシー♂

2月24日の夜



正確に言えば25日になったばかりだ。


私はタクシーの運転手をしている。

いつもは耳に入ってくるハスキーボイスも今日は聞こえづらい、というより聞こえない。



「おそらく雪のせいだろう…」



心の中で自分に言い聞かせるように呟いた。

でも今日は何か違った、そう何かが違った。







翌日、起きた時にはストーブの時計は朝の6時半だった。



暑かった。今日は暑かったんだ。汗をかいていた。

ここは北海道しかも冬、汗なんかかくはずないのに…



起きてから30分ほど経っただろうか。

今日は、幼なじみの28回目の誕生日、パーティーをやるらしい。


予定時刻は5時。


まだまだ時間はある。


タクシーのエンジンを温める。

そろそろ仕事開始だ。


いつも通り家を出てコンビニの角を曲がる。




ふと昨日見た夢の事を思い出した。









カーラジオから流れてくる天気予報に耳を傾け、タクシーを運転する。




吹雪のせいでよく見えなかったが、向こうから誰か走ってくる。


その人影が顔のない女性のものだとわかった時には、目が覚めていた。


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