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勇者様は抑えられない!〜世界を救う勇者は好きに生きる〜  作者: ゆずリンゴ
第三章 この世界は定められている

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(3)

時は戦士の街、スマッシュブラザーへと向かう道なり。


 俺達は可愛い戦士、もしくは武闘家、または踊り子、その他の可愛い子を求めて歩いていた。


「”ギ”ニ”ャ”ーーー〜」


「な、なんだこの声は!」


「勇者様、急いで向かいましょう」


 女の子の声が聞こえた。ならば助けに行く。

 俺はフィリアとアリシアの2人を抱えてヒュイ、ヒョイ、ササッ!と移動した。


 ……新しいメンバーの香り!


 ――そうして、俺らが悲鳴の聞こえた方へと向かうとそこには……異世界定番!ぬるぬる触手系モンスターによって身体を拘束された猫耳の女の子が!ぐへへ……。


「そこのかわい子ちゃん、今助けるぞ!この勇者アレン様が……」


 いや、本当にいいのか?このモンスターは見るからに服を溶かす系……服が全部溶けてからにした方がいいんじゃないか?


「よーしそこの魔物、30秒だけ猶予をやるからその子を安全に離すんだ」


「何を言っているのですか勇者様。植物系の魔物に言葉は通じません。今助けます」


 ▶フィリアの聖なる光

 触手系モンスターは消滅した


「ニ”ャ”ッ”」(ドシッ)


「大丈夫でしたか?」


「ニャ……助かったニャ……ありがとニャ」


 俺の求めていた展開は邪魔されてしまった。


 まぁ、これは仕方がない。それよりも次の問題はこの猫耳ちゃんが仲間になるかだ。


「なぁ、俺の仲間にならないか」


「ニャ?それはクロに言ってるのかニャ?」


 クロ、多分この猫耳少女の名前だろう。


「そうだ、勇者である俺の仲間になってほしい」


「だったら決闘するニャ!クロは自分よりも強い奴の下にしかつかないニャ」


「あの、クロさん?この人はとても強いから決闘だなんて危ないことは……」


 ったく、フィリアな優しいんな。


「大丈夫だよフィリア、攻撃することなく勝つから」


「ニャンだと〜!クロを舐めると痛い目見るぞ!キシャァ!」


 そうして1戦を交え……


「ボス〜!クロはボスに従うニャ」


 まぁwwちょっと本気の力解放しただけで降伏したよねwww


 ざっと、こんなもんっすよ!


 俺のハーレム計画は順調である。


 ◇


 その後も俺の旅は順調そのもの。


 ある時はモンスターに襲われたクッ殺系騎士を助けた。


 またある時はパーティメンバーを追放されたらしいデバフ魔法が得意な美少女。追放した男共が魔物にボコボコにされているところで助けてやった。


 遺跡では少し厄介な四天王の1人も倒し、アレシアの呪いを解くことにも成功したのだ。



 なんやかんや5人もの美少女を手中に収めた俺が次に向かうのは雪の森というところである。


 水の精霊が言うにはここが魔王城への近道らしいが……俺の目的は魔王城では無い。


 俺の目的は、精霊にある!


 水の森に行った時には考えもしなかったが、成長した今の俺は思ったのだ。


 精霊という存在を従えるというのもまた面白い、とな。


 ―――雪の森―――


「……とても、美しい場所ですね」


「フィリアのが綺麗だよ」(キリッ)


「ボスーここ寒いから嫌いー」


「大丈夫、俺が暖めるよ」


「騎士である私にとってこの程度……」(ガクブル)


「あまり強がるんじゃない。お前も……ほら、くっついて」


 おっと、デバフコちゃんも寒そうにしているな。ここは何も言わずに優しく抱き寄せてあげるのさ。


「ひゃ、恥ずかしいですぅ」


「……ラブラブ、だね」


「どうだ、アリシアもくっつかないか?」


 俺が提案をして、肩に手をかけたその時だった。


『おい!俺の森に勝手に入ってイチャつくな!』


 そんな乱暴な口調とは見合わぬ可愛い声が森に響く。


 なんだ?誰の声だ?……まさか、雪の精霊か。


「俺はこの森を護る雪の精霊様だ!一体何をしにここに来たんだ!」


 おっとBINGO!

 とてつもなく可愛い美少女が姿を表したぜ。


「あー、俺?俺は勇者アレン。魔王倒すためにここに来たんだ」


「勇者?……そ、そうか。ならさっさっと通れ。お前らみたいな奴は見ているだけで暑苦しくて耐えられない。他の精霊にも迷惑だ」


「いや…それはできない」


「は?」


「俺は、君と一緒になりたい」(キリッキリッ)


「え、いや……そんなこと言われても嬉しくねぇんだからな!俺は人間なんかに……」


 見るからに照れてる。いける、これは…チョロいぞ!


(グワンッ)

「……人間とは愚かダ。世界の危機にやる事ではないだろうニ」


 ……へ?誰だこいつ。


「だ、誰だ!俺の森になんで魔物が…」


 なに、魔物だって!?


「……燃えろ」


 ▶メランの<終焉の焔>

 しかし、アレンのメラーに打ち消された


「なに?我の技を相殺するだト……?今の火力……ふざけていル」


「ん?ふざけてるって…それ、俺がまだ本気出してないことが、か?」(ドヤッ)


 なんか強そうな見た目だけど俺の敵じゃないみたいだ。


 またちょちょいのちょいっすよ。


「ボブの様な奴だが……実力は確かダ。侮れない…、しかし他はどうにでもなりそうダ。お前を優先しよウ」



「お?やるか?」


「我に、この技を使わせたこと……誇るがイ」


 ▶メランの追憶の炎

 アレンの動きは―――止まった


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