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君の音  作者: 人間さん
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第3部

ここまで読んでくださりありがとうございます!

これからも頑張っていきます‼︎

どこで聞いたのか悩んでいると何か大きな音が聞こえた、そうチャイムだ。

「やばい!授業始まっちゃった、急いで戻ろ!」

彼女が手を伸ばして僕の手を引っ張って走った廊下には彼女と僕の足音が響いた。

「ふぅーなんとか間に合ったね笑いやー焦った焦った」

「え、なんで僕のクラス知ってるの?それにそこの席は....」

「ん?ここ私の席だよ?まさかクラスも一緒で隣の席だなんてもうなにこれ、運命?」

彼女は大声で笑っていた。先生にうるさいと怒られていた、僕もそれを見て少し笑ってしまった。

授業が終わり帰ろうとした時彼女に声をかけようと思ったが彼女は行くところがあると先に帰ってしまった。僕もそろそろ帰ろうと鞄を持ち上げたとき彼女の机に当たってしまった。ボトッと何かが落ちた。それは一冊のノートだった。そのノートは彼女の明るさと真逆の質素で古汚いノートだった。そこにはNo.12と書かれていた、きっと12冊目という意味だ。彼女はあまり学校に行けていないと言っていたから1人で勉強をしていたのかも知れない。明日もし彼女が来たらこのノートを返してあげようと思い僕はそのノートを持ち帰った。


家に着いたところで僕は限界を迎えた。ノートの中身が気になったのだ。何せタイトルがタイトルだ。そこには"私とは?〜絶対毎日持ち帰って書くこと!〜"と書かれていたからだ。さっきまで勉強ノートだと思っていたがこのタイトルから察するに彼女のことが書いてあるのだろう。僕は彼女に興味がある、知りたい。しかし本人の許可なしに勝手に人ののーとを覗くのはダメだろうと自分の頭の中で天使と悪魔が戦っている。勝者は悪魔だった。僕は息を呑んで適当なページを開き中を除いた。

「え....」

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