7話 ばーさすほぶごぶりん
ゴブリンを倒しまくっていたら、ホブゴブリンが現れた。
【ホブゴブリン LV17】
「レベル高いな・・・どうする?」
「ゴブリンと同じ作戦で良いと思う。ゴブリンと比べて体が大きいから、魔法は当てやすいし」
確かにな。俺の火魔法のレベルも3になったし勝てるだろ、多分。
「【アイス・バレット】」
「【ファイア・バレット】」
2人で先制攻撃。
HPは・・・うわ、3割しか削れてない。
2人ともINTに1番SP振ってるんだけどな・・・
「gaaaaaaaaa!!!!」
ゴブリンよりうっせぇ。
「【ファイア】」
クールタイムがほとんどないファイアで攻撃。
「・・・【アイス・アロー】」
ウミが放った氷の矢がホブゴブのHPを削る。
よし、5割下回った!
「・・・アマネ、攻撃来るよ」
「分かった・・・って速!?」
ウミから警告が来た瞬間、ホブゴブが手に持っている斧を振るってきた。
「もう・・・【アイス・ウォール】」
ウミが氷の壁を張ってくれたおかげで、ほとんどノーダメージで済んだ。
というか、よくぶっつけ本番でレベル4の魔法使えたな・・・
「【ファイア・バレット】!」
クールタイムが終わった瞬間、魔法を超至近距離にいるホブゴブに放つ。
近すぎて狙い定めなくても当たるわ。
「【アイス・バレット】」
そして、ウミの魔法でトドメ。
【レベルが12になりました】
【火魔法のレベルが4になりました】
お、結構上がった。
ちなみに今回も素材はウミのもの。
「アマネ、SP割り振りたいから安全地帯行こ」
「りょーかい」
安全地帯へ移動なう。
ウミがSPを割り振っている間に、俺も割り振り終わった。
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名前 アマネ LⅤ12
職業 魔法使い
HP 160(+100) MP 400(+300)
STR 1 DEF 1
INT 840(+480) MIND 300(+120)
AGI 1 LUK 1
SP 0
SKILL 火魔法 LⅤ4(+1)
所持金 1000kor
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INTがもうすぐ4桁か。どんどん威力が上がってるのを実感できる。
「私は振り終わった。そっちは?」
「こっちも終わったぞ」
「じゃあ行こっか」
「ああ」
もともとウミはそんなに喋るタイプじゃないし、俺も同じタイプのため、こういう短い会話になりがち。
ウミとパーティーを組んでから、凄い勢いで草原を進むことができている。今日はどこまで進めるかな?