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3話 草原を進め

「【ファイア】」

・・・20体くらい倒した。

レベルアップすると、HP、MP、ともに全回復するため、今のところMP切れには遭遇してない。

【レベルが5になりました】

やっとレベル5。やっぱり弱いから経験値も少ないのか?

そんで、SPを振った結果がこれ。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

名前 アマネ LⅤ5


職業 魔法使い


HP 60(+50)  MP 400(+300)


STR 1  DEF 1


INT 360(+300)  MIND 180(+150)


AGI 1   LUK 1


SP 0


SKILL 火魔法 LⅤ2(+1)


所持金 1000kor

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

そういえばMPにSPは割り振れないのか、と思ったら、INTに振った分増えるみたいだ。

MPとINTが分かれていたら、それぞれSPを振らないといけないから、魔法使いが不遇職になって

しまうからな。同じレベルで比べた場合、どうしてもステータスの伸びが少なくなるし。

・・・レベル上がらなくなってきたし、もう少し奥に行くか。

俺は歩きながら、なんと400ものアイテムが入る(!)、ステータス画面から開ける

アイテムボックスを確認する。モンスターを倒すとアイテムボックスに自動的に魔石というアイテムが

送られる。アイテムは1種類ごとにアイテムボックスの1枠を使うため、同じ敵を倒しすぎて

アイテムボックスがいっぱいになる・・・ということはない。運営優しい。

・・・っと、敵がいた。アイテムボックスを閉じて、初期装備の杖を構える。

この動作はゲームを始める前から練習していたため、初めからかなりスムーズに行えた。

・・・端から見たらヤバいやつという意見は無視します。ちゃんと誰もいない自分の部屋でやってたし。

【ゴブリン LV7】

俺が杖を向けた方向の先には、緑色の肌の、背が小さめのモンスター・・・ゴブリンがいた。

ファンタジーの定番だな。なんか感動。

剣士とか盗賊の中には、人型だから切るのに忌避感を覚えるやつもいるかもしれない。

でも俺は魔法使いだから、そんなの全くない。はい魔法どーん。

「【ファイア・アロー】」

火魔法LV2、ファイア・アロー。矢の形をした炎が、標準を合わせた先に飛んでいく魔法。

スライム戦で初めて撃ったときにちょっと感動した。

火魔法のレベルは5まであるから、あと3つが楽しみだったりする。

俺が放った炎の矢は、ゴブリンの体にクリーンヒットし、HPバーを大きく減らした。

・・・自分よりレベルが上というのもあって、流石に1発では倒せないか。

ゴブリンが俺に気付き、走ってくる。

ファイア・アローはクールタイムで使えないから、

「【ファイア】」

・・・あ、外した。

「gyaaaaaaaaa!!」

ゴブリンが俺に接近し、手に持っていた木の棒で俺を強打した。

「ッ!?」

痛みはほとんどないけど、なんだろう・・・腹パンされた感覚。

HPは今の攻撃で2割削れた。元のHPがそんなに多くないからな・・・

あと4回喰らったら負ける・・・燃えてきた。

ゴブリン1体ぐらい倒せなきゃ、このゲームで目立ちまくるなんて無理だ。

俺の活躍への第1歩だな!!

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