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約百人の子供たち

作者:赤林檎
「…お姉さん、おきて!」

ひとり暮らしの私には滅多に聞かない声。
目を覚ますと…
「子供…!?」
ちゃんと数え直す。多分百人。
「お姉さん見て!!黒いパンケーキ!」
「お姉さん、ご飯~…」
何がどうなっているのか分からない。
私は彼氏が居ないし、子供も産んでない。
どうなっているのか分からなかった。
「あっ、10時~!?目覚ましセットしたはずじゃ…」
「なんだろこれ、音が鳴る硬いおまんじゅう?」
「め、目覚まし遊ばれてる~!?」
急いで準備して出かけた。
あの子達はどこから来たのだろう…
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