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喫茶アトリ/JACK+ 番外編  作者: sungen
2018年 喫茶アトリ福みくじ ※気になる色を選んでください。
8/24

おまけ


「では、一度帰ります」「さくっと戻ってくるから」

小雪とカオルが言った。

晴れ着を汚してはいけないので、着替えてから皆でカレーを食べに行くことになった。


男性陣が境内で待つ間に、カラスは絵馬を持って、木の上に飛んで行った。

「ソラちゃん、絵馬がスゲー気に入ったみたいッスね」

桂馬が見上げて言った。カラスは絵馬を器用にくわえキョロキョロして、何かに見せびらかすような動作をしている。

「ソラ、落とさないようにねー」

ノアがのんびりした声をかけた。

カラン、と音がした。

「あ、落とした。拾ってやるか」

寿が笑った。


「平和ですね~」

乙川が言った。速水と乙川は車のそばにいる。カラスは絵馬を拾いに降りて来た。

「何カレーにしようかな」「そこはモチだろ!」「カツカレー?」

ノア、寿、桂馬の楽しそうな会話が聞こえる。


「絵馬は来年、炊き上げに持ってこようかな…」

速水は微笑した。

神社の境内では、鳥達が良く鳴いている。


「そうだ。遅くなったけど、皆も、明けましておめでとう。――今年もよろしく」


「店長。誰に言ってるんですか?」

乙川が尋ねた。

「さあ。カラス?」

速水は笑って首を傾げた。


〈おわり〉


☆今年もよろしくおねがいします☆

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