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ねこキラーの逆襲  作者: AK
第4章   ── 少しずつ、近づく ──
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11   「それはあたしが食べるの」

 喫茶店を出て、僕は地下鉄駅のあった県道のところまで引き返した。今からどうしようかと通りを走る車の列を眺めながら考える。再び住宅地を分け入っていくことはしないで、今度はこの通りの付近を歩いてみることにする。まずは県道に沿って西の方向に向かうことにした。もちろん改めてこの通りを歩いてみたところで、特に目新しいものがあるはずがないことは分かっていた。コンビニや信用金庫や、個人経営の小さな居酒屋のようなものがただ延々と続くだけだ。十分ほど歩くと、次の地下鉄駅が先に見えた。地下鉄路線はこの県道の真下を通っている。僕は次の信号で反対側の歩道に移り、そこからまたもと来た方向へと引き返した。ハンバーガーショップや小さな酒屋を右手に見ながら、また十分ほどかけて僕は最初の地下鉄駅のある地点に戻った。何の発見もなく、何の感想もなかった。

 ユサからのメールはまだなかった。時刻は二時半少し前。僕はまた通りを走る車を眺めながら、どうしたものかと考え込んだ。歩道の駐輪スペースの柵に腰をかけて、容赦ない太陽の光にじりじりと焼かれる足許のアスファルトをぼんやりと見つめた。薄い雲はいつの間にか消えていて、地面に落ちる影の濃さは際立っていた。アスファルトからの照り返しのせいで、ここの暑さは先ほどの神社の境内と比較にならないほど烈しい。僕は目を閉じて、丘の上の神社のことを考えた。四囲に拡がる雑木林と、そこに潜む野良ねこたち。姿を見せない蝉たちの合唱。そしてあの女子高生。僕は段々と、もう一度あの神社に行ってみようという気分になった。何かを発見することを期待するわけじゃなく、ただ何となくあの場所に行ってみたい気分だった。きっと涼しさが良い印象として残っているせいだろう。僕は腰を上げ、信号を渡って再び丘に向かう道を歩いた。やはり人の姿はほとんどなく、静かで、平凡だった。主張もなければ個性もなかった。

 「木陰」という名の喫茶店はまだOPENの札がかけられていた。客の姿まではうかがえなかったけれど、カーテンのレース越しに店内の照明が点いているのが見えた。僕はそれを左手に見ながら交差点を渡り、丘の上まで続く坂道を登った。今度は誰ともすれ違うことなく、神社の入り口までたどり着いた。林を縫う狭い通り道を抜け、鳥居をくぐって境内に入る。陽だまりの位置が多少動いていることを除けば、神社の様子は午前中と何ひとつ変わるところがなかった。僕は日陰になっている石段に座り、汗が引くのを待った。それは長くはかからなかった、涼しい風が吹き、火照った体を冷やす。僕は立ち上がり、雑木林の中へと進んだ。そして野良ねこたちの姿を探した。でも不思議なことに、いくら探してもねこの姿はどこにもなかった。林の中を歩き回っても、神社の裏手に回っても、ねこの姿は跡形もなく消えている。その気配さえ感じられなかった。まるで初めからいなかったみたいに。結局、どれだけ探しても見つからないので、僕は諦めて境内に戻り、そして神社を出た。

 坂を降り、少しだけ住宅街を探索してみたけれど、野良ねこの姿は一匹も見つからなかった。ときどき、犬のほえる声だけが聞こえた。それを除けば本当に静かな住宅街だった。僕は携帯電話を取り出して、画面を開いた。ユサからのメールは未だに届いていない。時刻は三時十五分を過ぎている。帰ろう、と僕は思った。これ以上ここをうろついても何も収穫はなさそうだった。地下鉄駅に戻り、自宅に向かう電車に乗った。空調の鈍い車内に乗客の姿はまばらだった。十分ほど揺られ、僕は自宅の最寄り駅で降りた。そしてまた十分ほど歩き、自室のあるアパートまで戻った。エントランスのわきに、あの黒白ねこの姿は今日はなかった。

 オートロックのドアを開いて、階段を上り自室の玄関のところまで来た。いつものようにドアに鍵を差し込んで回してみると、不思議なことに手ごたえがない。いぶかしみながらもドアノブに手をかけると、抵抗なくドアは開いた、ドアの鍵はかかっていなかった。出かけるときにロックをし忘れたのだろうかと不思議に思いながら部屋に入ると、中から何か音が聞こえた。僕は動きを止めて、その音にじっと耳を澄ませる。小さく聴こえる、絶え間なく流れる水の音。程なくしてそれが、浴室から聴こえるシャワーの音だと気づく。静かにドアを閉め、足音を忍ばせて部屋を進むと、確かに浴室の明かりが点き、その中からシャワーの水音がはっきりと聴こえる。誰だろう、と考えるまでもなく、それは「クロ」に間違いなかった。玄関に目を向けると、それを証明するように「クロ」の小さな靴が隅のほうに目立たなく置かれている。合鍵を使って、「クロ」は僕の部屋に入ったのだ、そしてどういう理由か分からないけれど、今は浴室でシャワーを浴びている。

 僕は浴室の前で足を止め、少しだけ途方に暮れた。このまま部屋を出てしまおうかとも思った。何となく、面倒な雰囲気だった。でも僕は結局部屋に残ることに決める。何と言っても、ここは僕の部屋なのだから。やはり足音を忍ばせて奥に進み、リビングに入る。カバンを置き、ベッドの上に静かに腰を降ろす。小さくくぐもって聴こえるシャワーの音が、馴染みがたく部屋に響く。落ち着かない気分のまま、僕は無意識に自分の部屋を見回した。ガラス製のローテーブルの上に、何か見慣れないものが載っていることに気づく。よく見てみると、それは縦に積まれた缶詰だった。でも僕は、缶詰の類はほとんど買わない。はっきりとした理由があるわけでもないけれど、何となく苦手なのだ。だから部屋に缶詰なんてないはずだった。不思議に思いながらひとつ手に取って調べてみると、それはキャットフードの缶詰だった。

 シャワーの音がやむ。部屋に届く音が死滅した。僕はテーブルの上に静かに缶詰を戻し、そのまま身じろぎせず待っていた。重く、ねっとりとした時間が流れる。しばらくして、浴室のドアが開く音が聴こえる。そして、その中から誰かが出てきて、こちらにゆっくりと近づく気配を感じる。僕はテーブルの上の缶詰を見つめながら、静かに脚を組み替えた。リビングのドアを誰かが開けた。でも僕は、振り返らなかった。リビングと廊下の敷居の上に立つ誰かも、そのままじっとその場を動かず、沈黙を守っていた。僕らはお互いに黙り合っていた、まるで何かのゲームのように、それは長く続いた。

 やがて口を開いたのは「クロ」のほうだった。勝手に部屋に入ってごめんなさい。近くに来てて、ちょっと汗をかいて、シャワーだけ借りようと思って訪ねたら、誰もいなかったから。悪いなと思ったけど、合鍵を使って勝手に入った。迷惑だよね? その声は聞き覚えのある、年齢の割りにややハスキーな「クロ」の声だった。別に気にしないよ、と僕は振り返らないまま「クロ」に言った。シャワーなんて自由に使って構わない。ちゃんと出るときに鍵をかけてくれるなら、合鍵だって好きに使っていい。そのために鍵を渡したんだから。

 ごめんなさい、と「クロ」がもう一度言った。そして、小さく音を立てて息を吸った。それきり沈黙が続いた。背後から何も音が聴こえなくなり、「クロ」の存在が消えてしまったような気がした。確かめるために振り向こうとした瞬間、「クロ」の声がそれを制した。振り向かないで、すぐに出て行くから。でもその言葉を言い終った後も、「クロ」はじっとその場に留まっていた。もう少し正確に言うなら、「クロ」はそれから何の音も立てなかった。息遣いも身じろぎの音さえも聴こえない。再び「クロ」の気配が消えてしまった、そこにいるのかいないのかさえ判然としない沈黙を「クロ」は続けた。あるいは「クロ」は音もなく消えてしまったのかもしれない、そんな錯覚すら感じる。それを覆すために、僕はテーブルの上の缶詰を見つめながら「クロ」に話しかける。ここ一ヶ月くらい、ずっとアパートの入り口のところに野良ねこが居ついてる。黒白の、少し目つきの鋭い、痩せたねこ。でも最近少しずつ太ってきてたから、きっとアパートの誰かが餌をやってるんだろうなと思ってたけど。僕はテーブルの上の缶詰に手を伸ばし、引き寄せてそのラベルを見つめた。「クロ」がやってたんだね。他にもそんなふうに、野良ねこに餌をやることはいるの?

 それはあたしが食べるのと「クロ」は言った。焦れたような、やや強い口調だった。僕は言葉を繋ぐことができなかった、手にしたままの、缶詰のラベルに書かれた原材料の表記を目で追った。ツナ。水。キャノーラオイル。ヨウ化カリウム。硫酸カリウム。ビタミンE。タウリン。ピリドキシン塩酸。リボフラビン。亜硫酸水素ナトリウム塩。そしてこの缶詰を「クロ」が食べているところを想像した。ノートパソコンに向かってキーボードを叩いている「クロ」が、ときどき缶詰の中身をスプーンですくって食べている光景が、ごく自然に頭に浮かぶ。もちろんそれを僕が本気で信じたわけではないけれど、その映像は不可解なほどのリアリティをもって思い描かれた。僕はため息をついて、缶をテーブルの上に戻した。この前キシがお昼ご飯用に二千円をくれたときがあったでしょ、いっしょに合鍵もくれたとき。「クロ」は不機嫌な口調を保持したまま説明的に言った。あのときに買ったの、パスタを食べる気分じゃなかったから。もらったお金で、何を買ってもあたしの自由でしょ? その言葉に少しムキになって、僕は皮肉で返す。もちろん、渡したお金で何を食べてもそれは自由だよ。好きなものを食べてもらうのが一番だし、僕も嬉しい。それで、ずいぶん大量に買い込んだんだね? 余った分を、今日もわざわざ持参して、お昼ご飯に食べたんだ?

 そうだよと「クロ」は言った。その声は平板で奥行きがなかった。先ほどのやや感情的なトーンががらりと変わった、石のように冷たい声だった。僕はすぐに自分の言ったことを後悔した。やや声を落としておもねるふうに、僕は「クロ」に訊ねる。まだ缶詰は残ってるみたいだけど、持ち帰る? 少しだけ間を置いて、静かな声で「クロ」は短く答えた。持ち帰る。そして敷居のところから歩き出し、僕のすぐ隣まで来て、立ち止まった。シャワーを浴びたばかりの人間が発する、シャンプーの甘い香りが僕の鼻をついた。「クロ」はその位置から手を伸ばして、無造作に缶をつかんだ。僕は「クロ」の後姿を見た、湿っているせいか、「クロ」の髪は以前と全然違うもののように見える。質感も色も重さも、全く変化してしまっているように僕には思える。まるで全然違う人の後姿を見ているような気分になった。小柄で、とても弱々しい姿だった。「クロ」は缶を手に取ると、いつの間にか肩にぶら下げていたリュックサックの中にそれをしまった。「クロ」は缶をひとつひとつ手にして、丁寧にカバンの中に容れていった、全部片付けるとリュックサックの口を閉じて、また敷居のあたりに戻った。そのまま部屋を出るのかと思ったけれど、「クロ」はなおもしばらくその場に留まった。

 ねえキシ、と「クロ」はふいに僕に問いかけた。以前キシは、ツバメのヴィジュアルは明確に想定はしていないって言ったよね。ツバメの幻想性を高めるために、あえてあいまいに捉えるようにした、とも言った。それって、キシの書く他の作品についても同じなの? 逆に、明確にヴィジュアルを想定している登場人物は、ひとりもいないの? その声は不確かに揺らいでいるように僕には聞こえた。ともかく僕は奇妙に胸をざわめかせながら、「クロ」の質問に簡潔に答えた。いるよ。そのとき僕の頭にあったのは、「アイスパレスの王女さま」に登場する「ねこの目の女の子」の姿、つまり「クロ」の姿だった。「アイスパレスの王女さま」の全てのシーンは、僕の頭の中で明確にヴィジュアル化されていた。主人公キシの部屋でノートパソコンの画面を見つめるシーン、嵐の街を走る車の中で会話をするシーン、客のいないイタリアンレストランで「アイスパレスの王女さま」について話すシーン、再び車の中で、顔を覆って泣き出すシーン。その全てが映画のように視覚化され、僕の頭に収まっていた。でも、と僕は思った。確かに「ねこの目の女の子」は「クロ」の姿としてヴィジュアル化されている。でも主人公のキシは、本当に僕の姿としてその中で視覚化されているのだろうか? そのことに思い当たり、僕はもう一度作品の中の光景を頭に思い描いてみる。それぞれのシーンの中で、キシの姿はツバメと同じように不確かであいまいだった。僕が視覚化できていたのは、「ねこの目の女の子」とその背景に過ぎなかった。僕は意外な気持ちでその発見を反芻した。

 ねこキラーは?

 「クロ」の唐突なその問いかけに、僕は一瞬遅れて反応した。ねこキラー? 僕は無意識に「クロ」のいる方を振り返っていた。敷居のところに「クロ」は立っていた。その少女は確かに「クロ」だった。「クロ」に間違いなかった。でも僕には、その「クロ」の何かが違っているような印象を受けた。それまで僕が知っていた「クロ」と、何かが異なっている。それは湿った髪のせいかもしれない。確かに髪の印象は変わっていた。湿っているせいでヴォリュームを欠き、その色合いにも変化が見られる。そのせいで確かに全体の印象にも違いが生まれてはいた。でもそれだけじゃない。その程度のささやかな変貌を超えて、「クロ」は何処かが違っていた。僕はショックのようなものを感じた。それは強くはなく、漠然として、鈍くてあいまいなショックだった。でも確かに僕は心を動かされた。「クロ」はわずかに顔をしかめた。僕の動揺を察知したためなのか、あるいは「振り返らないで」という要請を無視したためなのか、僕には分からなかった。ともかく僕は視線を戻す。缶詰の消えたテーブルを見つめながら、ねこキラー、と頭の中で繰り返した。ねこキラー? 鼓動が早まり、喉の奥に何かがつかえたような息苦しさを感じる。丘の上の神社にひそむたくさんの野良ねこたちの姿がフラッシュバックした。どうしてねこキラーのことを訊ねるんだろう? と僕はうめくようにつぶやいた。でも「クロ」は、それに対して何も答えなかった。ただ黙って、僕が答えるのを待っていた。僕は小さく息をつき、その問いに答える。ねこキラーのヴィジュアルは、具体的には想定してないよ。でもそれは、たぶんツバメのようにあいまいだってわけじゃない。

 具体的に想定していないのに、あいまいじゃない? 「クロ」はやや攻撃的な口調で繰り返した。よく分からないんだけど、そのふたつは両立するの? あたしには矛盾しているようにしか思えないけれど。「クロ」に馴染みの非難するようなその声を不思議な安堵感とともに聞きながら、僕は自分の言葉を補足する。ツバメと違って、ねこキラーのヴィジュアルは確固として存在していると僕は思う。僕自身がまだはっきりと見えていないだけで、それは月の裏側みたいにちゃんと存在しているはずなんだ。それは初めの短編を書いているときも、その次の長編を書こうとしていたときも一貫して感じていたことなんだ。ねこキラーはあいまいでも匿名でもない具象的な存在として、僕は考えている。僕はそこで言葉を切って、次の言葉を胸の中に押しとどめた。だから僕はねこキラー(・・・・・・・・・・)の長編を書き切ること(・・・・・・・・・・)ができなかったのかも(・・・・・・・・・・)しれない(・・・・)。ともかく、「クロ」はそれを聞くとじっと考え込むように黙り込んで、再度その存在感を希薄にした。でもそれは、短い間のことだった。「クロ」はすぐに口を開いて僕に訊ねる。つまりキシは、例えば街中を歩いているときにねこキラーの姿を見かけたら、すぐに分かるってこと?

 そのねこキラー(・・・・・・・)ならね、と僕は苦笑とともに答えた。でも、その言葉の裏に別のねこキラー(・・・・・・・)というアイディアが潜んでいることに気がついて、僕の苦笑は凍りつく。背後に佇む「クロ」はそれを察しただろうか。「クロ」は静かに、もう帰るねと言った。お邪魔しちゃってごめんなさい。しばらくは来ないって言ったのにね。キシの新しい小説、楽しみにしてるよ。

 次はいつ来るの? と僕は訊ねた。「クロ」は小さく息をついてから、何となくぼんやりとした声で答える。キシが作品を投稿するつもりの企画の締め切りは、今月末だよね? 次にここに来るのは、たぶんその後、キシの作品が完成してから。じゃあね、さよなら。そして「クロ」は部屋を出た。玄関のドアを開け、外に出て行く音が聞こえた。僕はずいぶん時間が経ってからゆっくりと後ろを振り返ってみた。何となく、まだそこに「クロ」が留まっているような気がしたから。もちろんそこに「クロ」の姿はなかった。初めから誰もいなかったみたいに、何の余韻も残さず「クロ」の姿は消えていた。僕は先ほどの「クロ」の姿を思い返してみた。「クロ」に違いないはずの、でも僕の知っている「クロ」とは何かが微妙に違っている少女。僕は静かに立ち上がり、キッチンへ行き冷蔵庫の中からペットボトルのミネラルウォーターを取り出して、ゆっくりと飲む。コーヒーを入れようかとも考えた。でも先ほど、「木陰」という名の喫茶店で食後にコーヒーを飲んでいたことを思い出し、やめた。リビングに戻ってカバンの中から携帯電話を取り出し、ユサから返信が来ていないかを確かめた。でも相変わらず、受信ボックスにメールが届いている形跡はなかった。

次回更新は6/24(金)を予定

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