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其物語  作者: QIキューアイ求愛9i


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4/5

人魚底淵

何度も何度も読み返し、日を置いて熟成させてから書くので…誤字脱字は無い・・・・筈です!

 妖艶な美女の上半身。

 冷淡な魚の下半身。


 わたしたちは海の底の底…人魚貝から産まれる人魚で、色のない淵底に住み…色を知らずに過ごしているだからなのか、人間の眼の様に…色を見る眼ではない。


 ただ、過去には…色が分かる人魚が産まれ、同じように色が分かる…表層世界へと行き、人間と恋をして、多くの子どもを授かり…そして、子供たちは…冷淡な魚面を持ち、海と…陸の境目でしか生きられない、魚人という人種になった…とか・・・・。


 ごめんなさい…話がそれたわ、わたしたちの話をしましょう。


 わたしたち人魚は、二十年の時をかけて…巨大な人魚貝から産まれて、二十年という…永い様で…一瞬の様な、そんな…短くて永い眠りから覚めると、はじめから…知っていたように、口を…あー・・・・と、大きく開けて…(こえ)を出す。


 何故そんなことをするのかというと…わたしたちは生まれた時から、個体数を維持する…いや、したくなるからだ・・・・、それを…わたしたちは…聲の共鳴と認識している。


 聲の共鳴…わたしたち人魚が、聲を出すと、自然と…聲に惹かれた者同士が集まり、そして…聲を出し合って、相性の良い者同士が見つかると、人魚にある…美女と魚の境目にある…綺麗な鱗を擦り合わせて、小さな人魚貝を作り出す。

 

 そう、人魚貝は…相性の良い人魚にある…綺麗な鱗を合わせ合って、作りだす物なのである。


 そうやて作られた人魚貝は、わたしたちが住んでいる黒火山と呼ばれる範囲でなら、すくすくと勝手に育つので…可能な限り作り出し、現れた疲労と空腹は…黒火山から伸びてくる黒珊瑚を食べて解消する。


 そうして、人魚貝を作って…黒珊瑚食べることの繰り返しているだけでよかったのだが・・・・。


 いつからか…黒火山の上に、とても濁った気配があらわれて…侵蝕されていることが分かった。

 そして、どうすれば良いのかと…話し合うようになった。


 で、いつまで経っても…解消する行動をする者はいなかった。

 だから…わたしたちは、原因不明の濁った気配の侵蝕を解消するために、門へと目指す事にした。

ありがとうございます。

ほんと…遅くてすいません!!

また、続きを楽しみに待っていただければ…嬉しいです!

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