海と女戦士
夏と言えば海だと思ってます。
水着回とかいいなと思って書きました。
ちなみに女戦士は二十歳です。
人魚も出てきます。
クラーケンはこの後酒場の人々がおいしくいただきました。
潮風の匂いとうみねこの声。
陽気な酒と活気のある魚市場。
小麦色の肌に薄着の装備をした冒険者が歩いている。
ここは海辺の酒場だ。
こののどかなリゾート地に女戦士は重装備である。
もう少し薄着の装備はないか、そんなことを考えていた。
おもしろい依頼はこないだろうか?
「ええと、あなたが女戦士さんですか?」
とまどいながら彼女は依頼にきた。
珊瑚の髪飾りに水色の髪がよく似合っている。
うん、たしかに美少女だ。
ウェイターが見とれているほどだ。
「クラーケン退治か」
お願いしますという美少女の必死な願いに答える。
やはり今の装備では重いな、と女戦士は思った。
大きな船を借りて海へ出た。
クラーケンに近づいていくにつれて海は荒れていった。
ごぼぼぼっという音とともに現れた。
いくつもの足が女戦士をおそう。
女戦士は一本一本切っていく。
しかし、斬り残しがあった。
海の中へと引きずり込まれる。
「ぐううっ」
クラーケンの足が絡み着いてほどけない。
そして、服が重い。
ズバッ
クラーケンの足をなんとか切りおとした。
そのままクラーケンに斬りかかる。
ザシュッ
クラーケンを真っ二つにした。
「ありがとうございます、あなたは人魚の国の恩人です」
珊瑚の飾りをつけていた美少女は人魚だった。
お礼にと渡された宝箱に女戦士はびっくりした。
翌日からビキニアーマーを装備した女戦士がいた。
彼女はようやく軽い装備を手にいれて喜んでいた。
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