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 すき うそ きらい ほんとうは 

狂歌肆首


奥底の重い真を言い成せば

嘘になるって 知っているから



おくそこの

おもいまことを

いいなせば

うそになるって

しっているから





好きなのよ 大好きなのよ 愛してる

だから言うのよ 大嫌いだと



すきなのよ

だいすきなのよ

あいしてる

だからいうのよ

だいきらいだと





嘘でいい 嘘でもいいの 嘘だって

お前が好きと 言ってくれれば



うそでいい

うそでもいいの

うそだって

おまえがすきと

いってくれれば





嘘重ね 心曽ねて 愛しさも

重ねて心 中てなんてね



うそかさね

こころかさねて

いとしさも

かさねてこころ

あててなんてね





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― 新着の感想 ―
[一言]  好きなぶん、気持ちの絶対量が増えますから、嫌いな感情も、比率は高くなくても量としては大きくなるのですね。
[良い点] どの御作も漢字の読み方が深くて いろいろと感じ入りつつ! >心曽ねて 文字が印象的でした りっしんべんと、曽を使う凄み そのあと 心 中 の文字を見てしまったので(>□<) 嘘重ねた…
[良い点]  私の知る限り、近代歌人で歌を物語のように詠む人はいないと思います。  ましてや、ラノベ調の狂歌は新ジャンルですね。。。。 [気になる点] 好きだという気持ちが痛いほど伝わります。 その恋…
感想一覧
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