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正四面体

そしらぬふりして

アンダーグラウンドを

信奉しているだけ

精神の歯痒さがひしひしと

冷たいゆびと棺の四角


概観的正四面体のさなか

神様はいつのまにかいなくなった

さびしいだけが取り柄の世界で

苦しいって泣いた方が負けじゃない


積もる話もありますが

ひとによるとは思いますが


まず第一に

生命とは冬に死んで

春に息を吹き返すもの


正四面体の中枢に

まだ窺い知れない科学の深奥があり

それをちょうど避けるような季節の軌道に

あきあきしているのですよ


「春の遠さを

 海洋の広大に沈めてしまおう

 凍てつくような蠢きに

 まだわたしは

 生命というものを感じている」


傷が塞がるときに

またいつかの死を思い出して

悼むように笑ってしまう。

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