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#49 ダンジョンと紅とテレサ

邪神討伐から6ヶ月がたった。


ダリス帝国での悪夢の謁見からは3ヶ月だな。


あれから俺たちは一旦迷宮国家?に戻ったのだが、なぜか地球人達の訓練はまだ続いていた。

もちろん前のような無茶な訓練はしていなかったが、それでも未だに続けていた。

話を聞くと辰樹組(エルマ達の事)の得意武器やガチンコの戦闘を見て、まだまだ敵わないと思ったらしい・・・。

最低でもタイマンで辰樹組に勝てるようになるまでは、ここで訓練を続けるらしい。

ザウスさんやテルもそれが良い、と言っていたので、俺はしばらく自由時間になった。


そしてここで『迷宮国家タツキ』について説明しておこう。

元々ここには城壁のような壁があったが、住民が増えた関係で、その外周にも街が出来ていた。

俺が昔作った建物では全然足りなかったらしい。

なので元々の壁があり、その外周に街が出来て元の壁から500m程の所に更に大きな壁が作られている。

現在の住民は1000人を突破したそうだ。

そこに冒険者も加わるので更に多くなるらしい。


一応屋敷周りの丘の上はそのままだが、この調子だと外周はまだまだ大きくなりそうだ(汗)


因みにユリアは既に到着していて、屋敷一階の食堂で働いている。

話を聞くと既にかなり仕事を覚えたらしく、ミカエラさんもユリアに料理を任せて、かなり自由な時間が増えたらしい(因みにお仕置きは実行した)

休日には多少護身術も習っているらしい。

そして何故かハクも住み着いていた?


「ハク、何でまだここにいるんだ?竜の族長はいいのか?」


《後継者は決めてあるから大丈夫だ、それにこの街は気に入った、料理は旨いし活気がある》


「つーか竜を見たら普通は怯えるんじゃないか?確か自動で『威圧』するんだろ?」


《それは大丈夫だ、多少は意思でコントロール出来るし、とあるドワーフが制御の魔道具を作ってくれたからな、それにこの街の住人は少しおかしいぞ、やたらと強者が多い(汗)》


「ジルベルトさんか (強者は屋敷のみんなと召喚組と冒険者かな) じゃあハクは大人しいから大丈夫だな・・・これでいつでもタテガミ採れるな」


《その目は止めろ!! 欲しければ私が切って渡すから止めろ!》


「冗談だよ、冗談」


《・・・・・まぁ良い、それよりも良い所で会った、お主に渡すものがあるのだ》


『ゴロン』


「・・・これは卵か? 随分でかいな」


渡されたのは一抱えはありそうな卵だった。


《それはコクアの宝物に紛れていたものだ、竜の卵だろう、そしてコクアを葬ったのはお主だ、だからその卵はお主の物だ》


コクアの卵かよ。

まぁ子供が親に似るとは限らないからな。

でもな~、いっそ食うか?

・・・それはそれで旨そうだな。


俺が色々考えているとハクが話しだした。


《竜の卵に親はない、魔力を注いで孵化させた者が親となるのだ、だから心配はいらないぞ、まだその卵には何の魔力も注がれてないからな》


「・・・まぁ分かったよ、取り敢えず食うのは止めて育ててみるよ」


《それを悩んでいたのか!!! 普通食べようとはしないぞ! 竜の卵は非常に貴重な物だ!!》


「・・・・なおさら味が知りたいな、絶対旨そうだ」


《勿体ないから止めろ! 頼むから止めてくれ!!》


「分かったよ、大切に育てますよ(汗)」


そんな訳で俺はハクから卵を受け取り、迷宮国家を後にし、テル、テレサ、それと子供たちを連れて無人島に向かった。


ーーーーーーーーーーーーーーーー


目的地の鉱床近くの無人島は丸い島だった。

魔物はいるがそれほど強くない。

海側は崖に囲まれ砂浜は一部しか無い。

島は木々に覆われているが、中央部には小さな岩山があり、大体島の直径は5km程だ。

一応水源はあり、湧き水や小川がある。


誰も居ない無人島なので、張り切ってみんなで開拓していった。

屋敷周りの開拓を思い出して懐かしかったな。


まぁその頃とはみんなレベルが違うのでトントン拍子で進んで行った。

そりゃあもう、ビックリするくらい早い事早い事、毎日風景が変わっていった。

そして1週間後には開拓は大体済んでしまった。


森は半分近く残して、残りは全て伐採し、木材になったし、住居や工房、様々な物を建てた。

狭い島なので魔物もほぼ駆除したし、小川も整備して生活用水も確保した。

崖の一部は整地して、石材で補強し港のように作り替えた。


そして岩山を削り取り、中に飛空挺の格納庫も作り上げた!


そうだよ、飛空挺の格納庫はこうじゃないとな!

後は出入り口に滝でもあれば最高なんだけど・・・・・。


そう言えば地下って手もあるな。

地下の格納庫からそのまま海中に出て発進!とか熱いな!


そんなこんなでみんなで鉱石や宝石、食材や調味料、色んな物を買い出しに行ったり、作ったり掘ったりしていった。

無人島周りにはいくつも鉱床があり、様々なインゴットを作っていった。

『レッド』は錬金術が使えるローザと俺で作っていき、エルマとミネルバは炉をフル稼働で製錬していった。


ーーーーーーーーーーーーーーーー


そうして1月程たった頃に卵が孵化しそうになってきた(多分?)

ハクに貰ってから手が空けば、じわじわ魔力を注ぎ続けていた。

流石に暫くしたら面倒になってきたので、俺製の魔石角を軽く卵に刺したら、意外と吸っていたので併用して続けていた。

つーか普通は温度管理だけなのに、竜の卵面倒臭いな(汗)


「タッチャン、ハク呼んできたよ」

「ありがとう、どうだハク?産まれるときってこんな感じなのか?」


卵が昨日辺りから魔力を余り吸わなくなってきた、そして元は白い色をしていたのだが、少し前から赤く変わってきていて、今は少し光を帯びている。


・・・見た目は爆発しそうなんだよな(笑)


《これは何だ? まさかあの卵なのか?》


「そうだよ、ちゃんと魔力注いだぞ?」


《・・・普通孵化に必要な魔力を溜めるには半年から1年はかかるぞ? まさか限界まで注いだのか?》


「半年から1年! 長いな! それと限界かは分からんけど、もう吸わなくなったぞ」


《もう私も何が産まれるのか分からないぞ! こんな臨界まで魔力を注げた例は知らない!》


「???産まれるのは竜だよな? これ竜の卵だろ?」


《普通ならばな・・・だがこれは予想が付かない、何かとんでもない者が産まれても不思議ではないぞ》


「は~? 真面目に魔力注いだのに何でそうなんだよ! 頼むから普通の子が産まれてくれよ」


『ピキッ! ピキッピキッピキッ! パリンッ!』


『ピギャァァァ!』


「おお、産まれたぞ! 何だよ普通じゃん! ちょっと『ノア』じゃ見たことないけど、普通の『龍』っぽいじゃん」


卵から産まれたのは体長1m程の赤い龍だ。

まだ生まれたてなので蛇っぽいが、プカプカ浮かんでるから多分『龍』だろう。


何はともあれ、本当に良かった~。


・・・・・あれ? 何か静かだな? 

振り替えってハクとテルを見ると何だか不思議な表情をしてる。

ハクは馬鹿っぽいな、テルはかなりビックリした時の顔だな。

何だろう? ノアでは『龍』って変なのかな?


「タッチャンこの子『神龍』だよ! 竜の更に上だよ! 遥か上だよ!! 凄いの産まれちゃったよ!」


「この子強いのか?」


《そう言う次元では無い! そもそも存在が違うのだ! 我ら古竜が長い年月をかけて至るのが龍なのだ! 産まれたときから龍とは聞いたこともない!》


「存在が違うとか言われてもな~~・・・・何この子凄い肌触りがいい! それに凄いなついてくるぞ! おぉう、あんまり引っ付くなって(笑) ふははっ! くすぐったいよ! きゃははっ!」


俺の魔力を吸わせてたせいか親と思われているらしく、身体中にまとわりついてくる。


「ちょっとビックリしたけど大丈夫そうだね、良く見ると可愛い顔してるし、凄くなついてるよ」


《ちょっとビックリなんてものじゃあ無いだろう! 龍だぞ! しかも神龍だぞ! ・・・まぁ確かになついているが、それがそもそもおかしい、龍は本来は他者になつかないはずだ、まぁ卵から産まれて時点で意味が分からんのだが?》


その後色々調べた。


・今は産まれたてなので無理だが、いずれ会話が可能になるだろうとのこと。

・龍種も固有の魔法があるので経験を積めば、ハクのように変化も可能だろう。

・非常に強大な力を持つ種なので、ちゃんと手綱を握っておくようにとのことだ。


ぶっちゃけ大したことは分からなかったな!

取り敢えず名前は『紅』にしてみた。

・・・そうだよ、赤いからだよ!


後はちゃんと言うこと聞くかだけど、全く問題ないな。

駄目なことは怒ればちゃんと分かってくれてるようだ。


それとこの子が強いのは、生後2週間後には理解した(汗)

とある事件があったからだ。


紅が産まれてから色々と食べさせていたのだが、基本的にミルクは飲まないので、俺達が食べるような料理を多少アレンジして食べさせていたんだ。

ぶっちゃけ龍の食べ物なんて分からんよ!

その中でもワイバーンの唐揚げを出したらかなり気に入ったようだった。

毎日ねだるのであげていたら、2週間後には無くなってしまった。

紅にワイバーンはもう無いと伝えると何処かに飛んでいった。

当時は紅も無人島で自由にしていたから気晴らしに飛んでいるんだと思ったら、帰りがかなり遅かった。

少し心配していると、自分よりも大きなワイバーンを咥えて帰ってくる紅が見えてきた!

因みに紅の成長は早くて、その頃には体長も3m程になってたな、もちろん魔物と戦ってはいないからレベルは上がってないと思う。


そして帰ってきての第一声がこれだ。


《ママ、これでご飯作って!》


「うちの紅が喋りよった!」


《ママのご飯食べたい》


「・・・分かったよ、それと俺の事は『パパ』と呼びなさい」


《パパ? ママじゃないの?》


「そうだよ、俺は男だからパパだ、それといつから話せるようになったんだ?」


《ワイバーンを何匹か捕まえたら覚えたの、後は小さくなるやつも覚えたよ!》


「そっか~何匹か捕まえたんだ~、残りは何処だい?」


《あのね、我慢できなく食べようとしたの、ちゃんと火を吹いて焼いたんだけど全部燃えちゃったの(涙) だから残ったの持ってきたの》


「そっか~火も吹けるんだな(笑) つーか一瞬で燃え尽きるんだ~!」


紅は想像以上にやべぇな(汗)

つーか念のためちゃんと教えとこう。


「じゃあご飯の前に1つ約束だ、『お話が出来る人や魔物は食べない、殺さない』何か問題があればパパやテルとか誰でも良いから呼びなさい、分かった?」


《うん、分かった、ご飯食べよう!》


う~ん、大丈夫だよな?


ーーーーーーーーーーーーーーーー


そうして更に1ヶ月たった頃にふと疑問に思った。


これから俺たちは地球に戻る為に『深淵』と言うダンジョンに潜るのだが、テレサはどの程度戦えるのかと。

テレサに聞くと良く分からないらしい。

ステータスを見せて貰うと、こうだった。


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【名前】テレサ【年齢】不明

【性別】女

【種族】天神族

【クラス】女神騎士

【状態】記憶封印(神)

【レベル】1

【腕力】68

【体力】108

【魔力】42

【敏捷】35

【物耐性】140

【魔耐性】42

【器用】22

【運】31

【魅力】180

【ギフト】

【取得技能】毒耐性 精神耐性

【称号】神の座に登りし者


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「これは鍛えた方が良いな、最低でもレベル上げは必須だろ、見た感じ前衛かな?」

「そうだね、初期値としてはかなりスゴいけど『深淵』はさすがには危ないよ」

「つーか天神族ってなんだ? 人族じゃないのか? クラスも聞いたこと無いぞ、つーか称号も何だろうな、元神様だからかな?」

「私も分かんない、テレサちゃんは何か知らない?」

「私も闘神だった時の事は余り覚えてないんです、多分また神の座に戻れば、記憶も戻る気がしますけど、なので全然分からないです」

「状態の『記憶封印(神)』のせいか・・・つーか神ってどうやってなるんだ?」

「さぁ?」

「テレサちゃんは邪神の本体を倒して力を取り戻せば良さそうだよね」

「つーか神ってなんだろうな? テレサは神様に戻りたいのか?」

「う~ん? 良く分からないです、でも今の生活楽しいですからこのままで良いです!」

「まぁ気にしないでいっか、まずは武器や防具だよな、一通り試してしっくり来るのでいっか」


そうしてテレサの訓練が始まった。

まぁ魔力操作は出来ていたので、装備に合わせた型や模擬戦だな。


因みに装備はあっさり決まった。

柄の長い戦斧と片手剣が使いやすいらしい。

戦斧はいわゆるハルバートだな。

あの小さい身体で自在に振り回していた(汗)

何故か使い方が分かるらしい。


そして防具は俺が邪神戦で着けていたあの痛い鎧が欲しいと言ってきよった(汗)

まぁ女の子なら着ても問題ないか。

更には大楯も使いたいと言ってきよった。

全部ブルーで作って装備させると、思いの外しっくりきた。


そんな感じでテレサを鍛えるべく、俺とテルが交代で付いていき、屋敷のダンジョンでレベル上げをしていった。

最初テレサは鎧を着て戦ってたが、服でも問題ないと解ると、ハルバートだけ装備して魔物を狩りだした。

ボス戦は一応鎧を着てるみたいだが、その内に着なくなるだろうな。


昼間はダンジョンに籠って、夜はゲートの魔道具で島に戻ってのんびりだな。


そんなマッタリした日々を過ごしていた。


「そう言えばタッチャンのステータスってどうなってるの?」


ハクのタテガミで作ったソファーに座っていると、テルがステータスの事を聞いてきた。

因みにテレサはもう寝てる(もちろんハクのベッドで)


そう言えば邪神対策のレベル上げで竜退治に行ったけど、その後ステータス見てないな。

完全に忘れてた(笑)


「さぁ?全然見てないから分からん」

「一応確認しとこうよ、これから『深淵』に行くんだし」

「あんまり見たくないな、別に困ってないから良くない?」

「タッチャンそういうとこ変だよね、普通毎日とか2、3日に1回は見るよ」

「そんなに見るか?つーか色々罠があるから怖いんだよな」

「いいじゃん、見ようよ、どうなってるのか気になるじゃん」

「・・・じゃあ後でテルのも見せてくれるか?」

「全然良いよ、早く早く」

「分かったよ、ステータスオープン」


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【名前】光本 辰樹【年齢】16(25)

【性別】男の娘(男)

【種族】人族☆

【クラス】創造主☆

【状態】可愛い呪い

【レベル】500

【腕力】255

【体力】255

【魔力】60

【敏捷】255

【物耐性】255

【魔耐性】255

【器用】255

【運】150

【魅力】255

【ギフト】完全耐性

【取得技能】カリスマ 全属性魔法 創造魔法 神級職人技能 超級狩猟技能 体術 斬術 女装? 

【称号】巻き込まれし者 オークの天災 ゴブリンの天災 竜族の天災 神殺し 極めし者(女装) 人族を越えた人族


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「うん、もう良いよね、いい加減ブチギレても良いよね(怒)」


俺はステータスをそうっと閉じた。


「何で何で?クラスも種族も変えられるよ、ちゃんと見ようよ」

「もういいよ、これはもう放置しとこう、正直ステータスなんていらないよ、こんな物無い方がきっと幸せになれるよ(怒)」

「まぁまぁ、ちょっとだけ見てみようよ、どんなクラスや種族があるか知りたいよ」

「テルや、良く聞きなさい、世の中には知らなくて良いこともたくさんあるんだよ、選択表示からキャンセル出来ない事もあるんだよ、ステータスって言うのは悪意の塊なんだよ(怒) つーか女装極めてねぇし!!! 一体なんだ『女装?』ってよ!!!」

「じゃあ何が選べるかだけ見ようよ、キャンセル出来なかったらそのまま閉じちゃおうよ~」


そう言いながらテルは上目遣いで見つめてきた。

こいつ可愛いな~。


「テルはズルイよな~、そんな可愛い顔でお願いされたら断れないじゃん! じゃあクラスだけだぞ」

「ありがとう! タッチャン大好き!」


※※※※※※※※※※※※※※※※※

選択可能クラス

・創造神

選択可能クラスが1つだけなので、自動的に変更されます。

※※※※※※※※※※※※※※※※※


「ん?」

「あれ?」


※※※※※※※※※※※※※※※※※

それに伴い種族も『創造神』に適したものに変更されます。

※※※※※※※※※※※※※※※※※


「勝手に変わんの?」

「こんな事があるんだ~面白いね」

「特に面白く無いぞ、つーかどうなったんだよ?」


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【名前】光本 辰樹【年齢】16(25)

【性別】男の娘(男)

【種族】天人族

【クラス】創造神

【状態】可愛い呪い

【レベル】1

【腕力】255

【体力】255

【魔力】60

【敏捷】255

【物耐性】255

【魔耐性】255

【器用】255

【運】150

【魅力】255

【ギフト】完全耐性

【取得技能】カリスマ 全属性魔法 創成魔法 神級職人技能 神級狩猟技能 体術 斬術 女装?

【称号】巻き込まれし者 オークの天災 ゴブリンの天災 竜族の天災 神殺し 極めし者(女装) 人族を越えた者 


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「?????天人族ってなんだ?・・・・創造魔法も変わった?」

「何だろうね?私も初めて見るよ」

「・・・・忘れよう、ぶっちゃけ分からん」


そう言って俺はステータスを閉じた。


「そう言えば記憶って戻ったの?」

「あぁ、一晩寝たら戻ってたよ、言ってなかったっけ?」

「え~聞いてないよ、じゃあ教えてよ、タッチャンの家族の事とか聞きたい」

「良いけど、終わったらテルのステータス見せろよ」

「うん、年齢は隠してもいい?」

「いいよ、まず何から話すかな・・・」


こうして束の間の穏やかな日々を送っていった。

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