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第35話 再会 ④

またもや遅れました。すいません

 様子が可笑しくなった【居合】。

 そいつを落ち着かせる為にミカ(?)と協力して戦う。嫌だなぁ...


「ミカ?さんってあいつの前線張れる?俺今のあいつと近距離で殺りあいたくないんだけど」

「ええ」

「じゃあ頼むわ。サポートに関しては任せておけ」

「了解しました」


 俺はバックステップをして【居合】から離れる。

 そしてミカに対して無魔法の身体能力強化の補助(バフ)を掛ける。ちなみにその間も【居合】はこっちに進んできている。


(あれ?結界消えてるな......)


 そんな俺の疑問を余所に、俺が補助(バフ)を掛けたのを確認すると、ミカは何処から取り出したのか一筋の刀を構え、教科書に乗せたいぐらいのキレイな正眼の構えをする。


「イアお嬢様。その居合だけを鍛える癖は止めなさいとあれほど言ったでしょう」

「貴方に指図される謂れは無い」


 【居合】は淡々とした口調で話す。

 【居合】が話したまんまの体制から急に刀に手を置く。するとミカさんが少し刀を動かした。

 そして、周りの木々が一瞬で一刀両断にされていた。


「強くなりすぎじゃない!?」


 見えなかったんだが!?さっきまでの【居合】は何処に言ったんだ?


「イアお嬢様。少し刀身の方がブレていました、もう少し努力した方が良いかと」

「見えてたの!?」

「ミカは相も変わらずその上から目線なのね。だから嫌なのよあそこは」


 レベルが高くなりすぎで俺が置いてけぼりなんだが...


「マモルはあっち(・・・)を倒したんだからもう少し何とかなるんじゃないの?」

「お前も人の事は言えないくらい上から目線だよな」

「そうね。悪い?」

「いや、悪くないんだが......」

「で、見えそうなの?無理なら邪魔だからさっさと逃げて欲しいんだけど?それともさっきの悪口をそのまま償ってくれるって訳?今のところミカをシバきたいから貴方の事なんてどうでも良いけど弱者・・が居ると集中が途切れるのよね」


 早口で捲し立てる【居合】に俺は内心、心が折れそうになっている。

 だが、俺は無駄にウザイ顔でこう返した


「集中力が途切れる?上等じゃねぇか!遠距離でちまちまお前らの戦いを邪魔してやるよ!ぶっちゃけさっきから悪口が心に刺さってるんだよ!」


 唐突に逆ギレしつつも時空間魔法で後ろにテレポートする様に術式を創る。


(バレるなよ...バレルなよ...)


 なるべく後ろにテレポート出来た方が嫌がらせが出来るんだが、術式を隠しながら展開するのは地味に集中力を使うのが辛い...

 変な汗が出ないように、キレる演技も欠かさない。


「変なお前になってからずっと気になっているんだが、自分より弱者をゴミの様に見るのやめろや!?......ちょっとイイです(ボソッ」

「気持ち悪いです」

「んっ...」


 喘いでしまった...くやしい...ビk

 来た!術式展開が行ける!


「じゃあな!」


 そして、テレポートをした。その位置は二人から300m程離れた位置である。

 これで嫌がらせ戦法が出来る!


「フハハハハハ!この俺に嫌がらせをさせたら横に出る物なんて居ないとおも...え?」

「嫌がらせが何ですか?」

「何故君が時空間魔法を使えるのかな?」


 テレポートで元の位置に戻された...【居合】って風魔法しか使えないんじゃなかったのか!?


「何故って言われても(イア)だからかしらね。マセライトとは違うわ」

「マセライトって誰だ?」

「私よ」

「イアじゃないの?」

「それも私よ」

「【居合】は?」

「それも」


 どういう事だよ!?


「イアお嬢様、少し待って貰う事は可能ですか?」

「ここまであっちの私から何も聞かされて無いのはちょっと不憫だから良いわよ」

「ありがとうございます」

 

「マモル様、今から説明を致しますので少しお聞きください」

「よろしくお願いします」


「イアお嬢様...いえ、彼女は我々の国の女王候補のお方なのです」

「まぁ、そんな気はしてた」

「彼女には特別な能力が産まれもってあったのです。呼ばれる名前によって性格や力等が変わる、といった能力です」

「?」

「例えば、今私が呼んでいるイアと言う名前は前々女王の名前になっています。前々女王の名前によって、時空間魔法も使える様になっています、他にも能力とかも2/1ぐらいですが受け継がれています」

「だから急に性格だとか能力が変わったのか」

「ええ、ここからは予想なのですが、貴方がイアお嬢様だと思っていたのは、多分彼女自身が名乗っていた名前のマセライトの性格等です。何故この名前にしたのかは彼女にしか分かりませんがね」

「じゃあ最近と言うかさっきの様子が可笑しかったのは?」

「こちらに関しては、多分『妖刀:月口』の影響を少し受けたのでしょう。普通我々は『妖刀』の影響を受けないように訓練されているのですが、欲求不満が溜まっていたのでしょう。その隙を付かれたに違いは無いと思います」


 なるほどなぁ...あ、もう一つ気になることがあった。


「何でミカさんは急に俺に対しても敬語になったの?」

「イアお嬢様の前でタメ口等言語道断です」

「あ、そうですか」



「そろそろ良いわよね?」


 待ちきれないのかイアがこちらに喋りかけて来る。


「待っていただきありがとうございます」

「そもそもこうなったのは貴方のせいですよマモル様」

「あれ?そうだっけ」


「殺すわ」


 そして、第2ラウンドが始まった

設定と言うか色々がガバガバなのは気にしないでください。

いつも言ってる気が...w


黒井「私、この能力の上位互換だと思うのだけどなんでこっちの方が強そうに見えるのかしら?」

作者「周りに冒険者ランクで言うところのAランク冒険者しか居ないからね、しょうがないね」


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